精神的に安定しており、ストレス耐性や回復力（レジリエンス）が高いことが強みです。
嫌なことや気に障ることがあっても比較的穏やかに受け流すことができます。感情に変化があったとしてもそれをあまり引きずりません。

挑戦が必要な環境で、失敗してもめげずに再挑戦し続けることが求められる状況では、強みを発揮できるでしょう。
失敗も楽観的にとらえて、前向きに仕事を進めていくことができるはずです。

強いメンタルをもつ資質はありますが、精神の安定は環境・状況に影響を受けがちです。資質が高いとは言え、自分の耐性を超えるストレスがかからないように注意してください。

ストレスやネガティブな体験があっても、精神的・感情的な影響を受けにくい特性です。

一般的に「ストレス耐性」と言われる特性に近いですが、ストレスの原因に気づいていない場合と、気づいても気にしない場合の、2パターンが考えられます。

ストレスの原因（周りの人が怒っている、落ち込んでいる、など）に気づきにくい場合は、ストレスを感じる機会も減りますが、共感力や協調性に欠ける場合があります。
ストレスの原因に気づいているが、人より気にしないタイプの人は、他の人と同じようなストレスを受けても、精神的なダメージが少ないと言えます。

• 精神的な安定
• レジリエンス（回復力）
• ストレス耐性
• 鈍感力
• 立ち直りが早い
• 前向き

• 周囲からの影響を受けにくく、自分のペースで仕事をこなせる
• 独自の評価軸を持つことができる （周囲の評価に振り回されない、必要以上に気にしない）
• 良い意味での鈍感力がある
• 楽観的で、物ごとを前向きに捉えることができる
• プレッシャーに強く、失敗しても切り替えが早い

誘惑や怠ける心に流される傾向があり、自制心を持って計画を進める力が低い可能性があります。

成果が見えにくくても計画に沿って着実に進めていくような仕事や、自分で仕事量をコントロールしながら最後に帳尻を合わせるのではなくコツコツと同じペースで積み上げていくような仕事の場合、モチベーションの維持が難しいことが懸念されます。

• プレゼンや大人数の前での発言、セミナー講師など、プレッシャーを試される状況
• 小さいことを気にするメンバーや上司が少ないチーム環境
• 意思決定が早く、過度に慎重に進みすぎない組織（ある程度のリスクには目をつぶって実行に移す組織）
• 失敗が許され称賛される文化があり、すぐに気持ちを切り替えて次のチャレンジができる環境（失敗したことを、長々と責められない環境）

発想力が高く、戦略を考えるのが得意で、それを高いレベルで実行することも得意な人です。
求める基準が高く、自分のことを完璧主義者と思っていたり、人からそう言われたことがある人も多いでしょう。

自分に求める基準も高いですが、他人に求める基準も高く、自分と同じように他人もそれを実現させるべきだと思っています。

独立心が非常に高く、なんでも自分でやり遂げたいと強く思っています。
また、それをなし得てきた自信もあるため、他人の批判や反論を気にせず、自分自身の決断を貫き通すことができます。

他人の感情を理解することが苦手で、感情的な話を避ける傾向があります。
また、自分の発想を思い込みで進めた結果、思ってもいなかった障害や非現実的な部分が見えてきて、なかなか成功にたどり着けないといった経験をしている人が多いようです。
他人の感情に配慮して、理論的でないとしても、人の話に耳を傾け、早い段階で意見を取り入れていくことが大切です。

目的達成や問題解決のための独創的なアイデアや戦略、企画などを考えることができ、それを評価してもらえる環境が向いています。

指示されたことだけをやる、決まりきった手順のルーティンワークを繰り返すといった仕事は、モチベーションが長続きしないでしょう。

他人とのコミュニケーションをわずらわしく感じることがあります。社交性を発揮したり、人間関係を調整する必要がない環境が適しています。
有能な少人数のチームであれば、向上心を刺激されて良い仕事ができるでしょう。

自分が仕事を完遂したという手応えを感じることができ、その評価を客観的かつ公正に評価されることを望みます。
従って、上司の好き嫌いや感情で評価が決まる組織は向いていません。

合理的、論理的という言葉がピッタリのクールな性格の人です。
頭の回転が早く、空気を読むのも上手なので、周りの人や雰囲気に合わせることは得意です。一方、感情が高まったりテンションが上がることは、珍しいでしょう。

人よりも喜怒哀楽が少なく、常に冷静。あまり苦手なことが少なく、何をやっても手際が良いので、周りからの信頼も厚いはず。
冷静に分析してから行動するタイプなので、大きな失敗をすることも少なく、器用に生きていけるタイプです。
人の感情に敏感な方ではないので、周りからは「冷たい」「ドライ」といった印象を持たれているかもしれません。

戦略を考える、計画を立てる、分析するなど、考えることに没頭できるような、頭を使う仕事が向いています。
人の相手をしたり誰かのサポートをする役割、また飛び込み営業などガッツが必要な仕事はあまり向いていません。

考えることが得意なので、決まりきった仕事や手順の決まった仕事を繰り返すといった単純な仕事は、長続きしないでしょう。
また、上司や同僚と論理的なコミュニケーションを取れることも大切です。人の感情を敏感に察する共感力や、勢いだけで合理性に欠けるチームの中に入ってしまうと、モチベーションが下がってしまいます。

合理的に判断でき、どんな仕事も器用にこなすので評価されやすいタイプです。ただ、打たれ弱い面もあるので、うまくいかなくなった時に落ち込んだり、心が折れてしまいがち。気分転換やストレス発散できる、自分なりの方法を持っておくことがオススメです。

効率的で仕事が早く、かつ結果を出すことが得意です。クラスやチーム、組織の中で一目置かれる存在になるような人です。
自分ではそこまで目立ちたいと思っていなくても、高いパフォーマンスを上げることが得意なため、結果的に目立つ存在になっています。

大量に仕事などを割り当てられても、あまり苦痛に感じず、それを達成することに並々ならぬ情熱を感じます。
また、実際に成果を出したことが評価されたり賞賛されたりすることを、何より嬉しく感じます。

努力を惜しまず、自分を成長させることが好きです。ただ、他人にはスマートな姿を見せたいと思っているため、努力している姿や苦しそうな姿をできるだけ出さないようにしたいと思っています。
これは合理的でありたいという気持ちがあり、感情を表に出すことを好ましくないと思っているからです。

成果や結果を重視する傾向が強い半面、プロセスはいとわない一面もあります。「結果のためなら手段は選ばず」といった価値観を持っている人も多いようです。
自分一人で達成したと思っていても、影でそれを支えてくれた人がいるはずです。そういった人たちへの感謝や思いやりの心を持つと、さらに大きな人間になれるでしょう。

達成すべきことが明確で、それを達成したことが評価される環境が向いています。
誰の成果によって達成できたのかが曖昧で、自分ではなくチーム全体が評価される環境は、向いていないようです。

また、個人の仕事ぶりや成果を正確に評価して欲しいため、納得できる評価制度があることも重要です。
上司の主観や感覚で評価されたり、成果を出しているのに正しく評価されていないと感じると、極端にモチベーションが下がります。

ルーティンワークをコツコツ続けることは苦手で、新しい仕事やプロジェクトの立ち上げを任されるような環境が理想的です。
自分で戦略を考え、それをプレゼンテーションして人に伝える、形にしていくという一連のプロセスに、非常にモチベーションが上がります。