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企業研究
最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
- 会社名:中部飼料株式会社
- 設立年度:1949年3月
- 資本金:4,736百万円
- 従業員数:連結497名/単体435名(2025年3月)
- 本社所在地:愛知県名古屋市中区錦二丁目13番19号 瀧定名古屋ビル5階
- 上場区分:東証プライム上場(証券コード2053)(公開情報に基づく)
- グループ会社:連結子会社6社、関連会社2社
-
拠点数:合計29拠点
- 本社:1
- 工場・仕入部:8
- 水産部工場:1
- 肥料部工場:2
- 営業所:13
- 研究所・試験場等:4
⭐企業理念
- 社是:「特性ある仕事をして社会に貢献する」
- 公式サイト全体では、
- 「日本の『食』を飼料で支える」
- 顧客と伴走し、営業・製造・研究が一体で課題解決する
- 環境配慮型飼料や副産物活用で持続可能性に貢献する
という思想が一貫しています。
- つまり、単なる飼料販売ではなく、“顧客ごとの課題に合わせて価値を作るBtoBメーカー”という位置づけです。
📊事業内容
-
畜産・水産用配合飼料の製造販売
- 養鶏、養豚、養牛、養魚向けの配合飼料を展開
- カスタムメイド型の提案が特徴
- 主力事業であり、国内の畜水産インフラを支える中核事業
-
家畜診療業務
- 衛生管理、病理検査、飼育技術指導など
- 単なる製品販売ではなく、生産現場支援まで踏み込む
-
畜水産物の販売
- 代表例:ごまたまご、平飼いごまたまご、オーガニック卵、さわやかチキン、いもぶた、恵比寿ぶり
- 自社飼料の強みを、最終食品の差別化までつなげている
-
有機入り配合肥料の製造販売
- 有機質肥料、特殊肥料、作物別肥料
- 米・野菜・果物・ゴルフ場向けなど用途が広い
- 畜産・水産から農業へ広げる循環型事業
-
グループ会社事業
- 畜糞発酵処理機など畜産用機器
- 畜産損害保険
- 環境技術関連事業
→ 飼料の周辺領域まで押さえている点が特徴
📈業績
※公式サイト本文抜粋には詳細数値がないため、以下は決算短信・有価証券報告書等の公開情報ベースの概数です。
過去5期の売上高・純利益(概数)
| 決算期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2021年3月期 | 約2,390億円 | 約46億円 |
| 2022年3月期 | 約2,500億円 | 約42億円 |
| 2023年3月期 | 約2,830億円 | 約53億円 |
| 2024年3月期 | 約2,950億円 | 約70億円 |
| 2025年3月期 | 約3,050億円 | 約76億円 |
成長率
- 売上高成長:5期比較で 約+28%(年平均成長率 約6%)(公開情報に基づく)
- 純利益成長:5期比較で 約+65%(年平均成長率 約13%)(公開情報に基づく)
業績の見方
- 飼料会社は、穀物価格・為替・海上運賃の影響を強く受けます。
- そのため、売上は原料高で膨らみやすい一方、利益は価格転嫁のタイムラグや在庫評価でぶれやすいです。
- 中部飼料はその中でも、
- 高付加価値飼料
- ブランド畜水産物
- 肥料
- 周辺サービス
によって、単純な原料商売に偏りすぎない構造を作っています。
💪企業の強み
-
全国供給ネットワーク
- 北海道~九州まで工場・営業・研究拠点を持ち、供給継続力が高い
- 災害時でも他工場から支援できる体制を公式に訴求
-
顧客課題解決型の営業
- 飼料の細かな成分調整や飼育改善提案ができる
- 単価競争だけでなく、成果提案型で戦える
-
研究・製造・営業の一体運営
- 現場課題を開発に反映しやすい
- BtoBメーカーとして実務に強い
-
差別化された最終食品ブランド
- ごまたまご、いもぶた、恵比寿ぶりなど
- 飼料の価値を消費者価値までつなげられる
-
循環型・サステナブル領域に強い
- 食品副産物の飼料活用
- 無魚粉飼料
- 畜糞削減に寄与する飼料
- 有機入り配合肥料
→ ESG文脈と相性が良い
-
事業の安定性
- “食”の基盤産業であり、景気敏感株より需要が底堅い
- 上場企業として財務・ガバナンス面の安心感がある(公開情報に基づく)
💀企業の弱み
-
原料価格と為替の影響が大きい
- トウモロコシ・大豆粕などの国際市況に左右されやすい
- 円安局面ではコスト圧迫が強い
-
業界全体として利益率が高くない
- 飼料は生活インフラに近く、極端な高粗利ビジネスではない
- 利益率改善には高付加価値化が必須
-
国内畜産業の構造課題
- 畜産農家の減少・高齢化・集約化
- 国内人口減少で長期の需要成長は限定的
-
疾病・災害・物流リスク
- 鳥インフルエンザ、豚熱、赤潮、台風、港湾混乱などの影響を受けやすい
-
BtoC認知が低い
- 消費者向けブランド商品はあるが、企業全体としてはBtoB色が強く、就活生への知名度は大手食品メーカーほど高くない
🔮将来性
-
安定需要は見込みやすい
- 肉・卵・魚は生活必需に近く、需要が急消失しにくい
- 特に国内の食料安定供給という社会的役割は今後も大きい
-
伸びしろがある領域
- 高付加価値畜水産物
- アニマルウェルフェア対応卵
- 有機・環境配慮型肥料
- 無魚粉飼料、養殖向け高機能飼料
- 循環型農業・フードロス活用
(公開情報に基づく)
-
注目点
- 飼料単体から、“飼料+生産支援+食品+肥料”へ広げられている点は強い
- 一方で、今後の成長は量的拡大よりも、付加価値化・効率化・環境対応の巧拙が鍵
🎭社風
- 公式サイトの記述からは、堅実・実務型・社会インフラ志向の色が強いです。
- 特徴としては、
- 顧客と長く付き合う
- 現場課題を重視する
- 営業・研究・製造が連携する
- 派手さより継続改善を重視する
といった雰囲気が読み取れます。
- 向いている人は、食品・農業・畜産を支える実感を持ちたい人、現場に入り込んで提案したい人、チームで課題解決したい人です。
- 逆に、短期成果や華やかなブランド訴求を最優先にしたい人には、やや地味に感じる可能性があります。(公開情報に基づく)
採用について
🎯求める人物像
公式サイトの採用・事業メッセージから見ると、以下に合う人材との相性が良いです。
-
食・農業・畜水産に関心がある人
- 自社商品よりも、社会基盤を支える仕事に魅力を感じるタイプ
-
顧客に伴走できる人
- 「売って終わり」ではなく、生産現場の課題を一緒に解く姿勢が重要
-
多部署連携ができる人
- 営業・研究・製造・品質・物流などとの連携が前提
-
地道に改善を積み重ねられる人
- 飼料設計や生産性改善は、小さな改善の積み上げが成果につながる
-
責任感が強い人
- 飼料供給が止まると畜水産現場が止まるため、社会的責任が大きい
-
現場志向・実行力のある人
- 理屈だけでなく、農場・工場・顧客先で実際に動ける人が評価されやすいと考えられます(公開情報に基づく)
📊評価制度・給与水準
- 公式採用ページに募集要項・福利厚生の案内あり
- 上場メーカーとして、等級・役割ベースで安定的に評価するタイプと考えられます(公開情報に基づく)
- 業種特性上、営業でも“売上だけ”でなく、
- 顧客維持
- 課題解決力
- 現場対応
- 社内連携
- 供給責任の遂行
などが重視されやすいです(公開情報に基づく)
