最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社 中電工 |
| 本社所在地 | 広島県広島市中区小網町6番12号 |
| 設立年度 | 1944年 |
| 資本金 | 34億8,100万円(公開情報に基づく) |
| 上場市場 | 東証プライム(証券コード: 1941)(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 単体3,000人超、グループでは4,000人弱規模(公開情報に基づく) |
| 拠点 | 本社は広島。中国5県を中核に、都市圏・東南アジアにも展開。グループは国内11社・海外6社で構成(公式) |
⭐企業理念
- 公式サイト上では、事業姿勢として 「技術と眞心」 を前面に掲げています。
- また、企業メッセージとして
「総合設備エンジニアリング企業としての技術力を駆使して、豊かな明日を創造します」
と示しており、技術力・誠実さ・社会インフラへの貢献が中核価値です。 - サステナビリティ、健康経営、人的資本投資、働き方改革、TCFD開示まで整備しており、単なる工事会社ではなく、長期的な社会基盤企業としての姿勢が強いです。
📊事業内容
中電工は、電気・空調・給排水・情報通信・電力インフラ・環境設備 を広く扱う 総合設備エンジニアリング企業 です。
主力事業
-
屋内電気工事
- ビル、工場、病院、商業施設などの電気設備の設計・施工・保守
- 照明、コンセント、受変電、映像・音響、プラント設備
- 太陽光発電、BCP対策も対応
-
空調管工事
- 空調、換気、給排水衛生、防災・消防、冷凍冷蔵設備
- ZEB、省エネ、高効率機器導入、リニューアル提案
-
情報通信工事
- LAN、広域ネットワーク、防災無線、CATV、道路・河川情報通信設備
- AIカメラ、クラウド画像分析、監視カメラのサブスク型サービス 「CaaS」
- 地方自治体向け防災・監視・交通量解析などDX案件
-
配電線工事
- 架空配電線設備の新設、改修、電柱建替え
- 災害復旧対応
- 中国電力グループの一員として安定供給を支える基幹事業
-
送変電地中線工事
- 送変電・地中線など、電力インフラの安定供給に直結する工事
-
環境関連工事
- 自家消費型太陽光、PPA、ZEB、脱炭素支援
- 省エネ・再エネ導入の技術提案
-
リニューアル工事
- 電気、空調、衛生設備を含む建物全体の省エネ更新・機能改善
事業の特徴
- 一般工事部門 と 電力工事部門 を併せ持つ点が大きな特色
- 民間・官公庁案件に加え、電力系インフラ案件を持つため、景気耐性が比較的高い
- 中国地域基盤ながら、首都圏・関西圏・東南アジアにも展開
📈業績
※以下は連結ベースの概数、純利益は親会社株主に帰属する当期純利益(公開情報に基づく)
| 期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 約1,812億円 | 約119億円 |
| 2023年3月期 | 約1,903億円 | 約148億円 |
| 2024年3月期 | 約1,976億円 | 約176億円 |
| 2025年3月期 | 約2,095億円 | 約133億円 |
| 2026年3月期 | 約2,253億円 | 約153億円 |
成長率
- 売上高成長率(2022→2026):約24.3%
- 売上高CAGR:年率約5.6%
- 純利益成長率(2022→2026):約28.6%
- 純利益CAGR:年率約6.5%
業績の見方
- 売上は中期的に増収基調
- 純利益は、工事採算、資材価格、案件構成、特別要因で変動しやすい
- 設備更新、再エネ、インフラ維持、防災・通信案件が追い風
💪企業の強み
-
電力工事と一般設備工事の両輪
- 配電線・送変電と、建築設備の両方を持つため事業ポートフォリオが強い
-
中国電力グループとの結び付き
- 電力安定供給を担う重要ポジション
- 災害復旧を含む社会インフラ案件で高い信頼
-
地域密着×広域展開
- 中国地方で強固な基盤を持ちつつ、都市圏と海外にも展開
-
脱炭素・省エネ需要に乗れる
- ZEB、太陽光、PPA、リニューアル、省エネ設備に強い
-
情報通信・AI分野の新規性
- CaaSのようなサブスク型サービスは、施工会社にとどまらない付加価値を作れる
-
安全・品質・技術開発文化
- 配電線工事向けの工具・工法を自社開発し、受賞実績も多い
- 現場力が高い企業と評価しやすい
💀企業の弱み
-
地域依存の色が残る
- 事業基盤は中国地方が中心で、地域景況や需要動向の影響を受けやすい
-
建設業特有の人材課題
- 技術者不足、施工管理人材の高齢化、若手育成負荷は避けにくい
-
利益率が案件次第で振れやすい
- 資材高騰、人件費上昇、不採算工事、工期遅延の影響を受けやすい
-
電力系需要への依存
- 安定源ではあるが、制度変更や発注構造の変化の影響は受けうる
-
首都圏大手との競争
- 民間大型案件では、より規模の大きい全国大手設備会社との競争がある
🔮将来性
- かなり高い部類 と見てよいです。
- 理由は以下の通りです。
追い風
- 老朽化した建築設備・インフラの更新需要
- 脱炭素投資の拡大
- 再エネ・蓄電・PPA導入需要
- データ通信、防災、監視、自治体DX需要
- 災害対策・復旧体制の重要性上昇
- 省人化・安全性向上に向けた設備更新需要
注目点
- 単なる「工事請負」から、
提案・保守・運用・サブスク型サービス へ広げられるか - 中国地方基盤を保ちつつ、都市圏案件や海外事業をどこまで伸ばせるか
- 技術者確保と生産性向上をどこまで進められるか
🎭社風
- まじめ・堅実・安全重視 の色が強い企業と考えられます。
- 電力インフラを担うため、現場では
- ルール順守
- 安全第一
- チームワーク
- 誠実な対顧客姿勢
が重視されやすいです。
- 一方で、CaaSやAI活用、技術開発、働き方改革、人的資本投資などから、保守的なだけではなく改善志向もある タイプです。
- 施工管理・電力工事系らしく、現場起点で地に足がついた社風、資格取得や実務力を着実に積み上げる文化が強いと見られます(公開情報に基づく)。
採用について
🎯求める人物像
公式サイトでは「充実した研修制度で入社後のスキルアップもバックアップ。やる気ある人材を募集しています」としています。
これを踏まえると、実際に評価されやすいのは次のタイプです。
- インフラやものづくりに関心がある人
- 安全意識が高く、ルールを守れる人
- 現場・顧客・協力会社と連携できる人
- 地道に学び、資格取得に取り組める人
- 地域社会への貢献意識がある人
- 電気・空調・通信・施工管理などの技術分野に前向きな人
特に技術系では、
- 第一種/第二種電気工事士
- 電気工事施工管理技士
- 管工事施工管理技士
- 電気主任技術者
- 通信系資格
などとの親和性が高いです(公開情報に基づく)。
📊評価制度・給与水準
評価制度
- 設備工事会社の特性上、資格・専門性・現場実績・安全品質・工程管理・対人調整力 が評価軸になりやすいです(公開情報に基づく)。
- 年功だけでなく、
- 担当現場の規模
- 原価・品質・安全管理
- 資格取得
- リーダーシップ
が昇格・処遇に反映される傾向があります。
- 研修制度を明示しているため、育成前提で採用し、段階的に戦力化する仕組み は比較的整っていると考えられます。
