最終更新日:2026/07/01(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社キューブシステム |
| 設立年度 | 1972年(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 14億円前後(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 単体約850名、連結約1,000名前後(公開情報に基づく) |
| 本社 | 東京都品川区大崎2-11-1 大崎ウィズタワー |
| 上場区分 | 東京証券取引所上場、証券コード2335(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点数 | 東京本社のほか、国内複数拠点+ベトナム現地法人あり、合計5拠点前後(公開情報に基づく) |
補足
キューブシステムは独立系SIerとして、金融・流通・通信・製造などの基幹業務システムを幅広く手掛ける企業です。長年の受託開発に加え、Oracle領域、インフラ、PMO、エンハンス、オフショア活用まで提供範囲が広いのが特徴です。
⭐企業理念
公式サイト上で強く打ち出されている中核的な考え方は、
「高度な問題意識に基づく、創造的なコミュニケーション」 です。
これは単なる受託開発ではなく、
- 顧客の要望をそのまま実装するだけでなく
- 背景にある業界環境や業務課題まで理解し
- 問いと提案を繰り返しながら
- 技術論にとどまらない本質的なソリューションを提供する
という、提案型・課題解決型のSIerであることを示しています。
📊事業内容
公式サイトから確認できる主な事業領域は以下の通りです。
1. 業種別サービス
- 金融
- 流通
- 通信
- 製造
- その他
特に金融・流通・通信は実績紹介でも前面に出ており、社会インフラに近い領域での案件経験が厚いと見られます。
2. サービス提供形態
- システム開発
- インフラソリューション
- エンハンス
- オフショア活用
- PMO
- Oracleソリューション
- Oracle Cloudサービス
3. 自社プロダクト・新規領域
- Thanks Connect
- Cubecoin
- Smileレジ
「スマイルシェアプロダクト」として、社員間コミュニケーションやエンゲージメント向上を支援する領域にも取り組んでいます。受託一本足ではなく、自社サービスやDX文脈の新規事業にも挑戦している点が特徴です。
📈業績
※以下はIR公開資料ベースの概数です(公開情報に基づく)。
過去5年の売上高・純利益
| 決算期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2020年3月期 | 約147億円 | 約8.0億円 |
| 2021年3月期 | 約149億円 | 約8.2億円 |
| 2022年3月期 | 約161億円 | 約10.1億円 |
| 2023年3月期 | 約173億円 | 約11.1億円 |
| 2024年3月期 | 約189億円 | 約12.7億円 |
成長率
- 5年間の売上成長率:約28%増(2020年3月期→2024年3月期)(公開情報に基づく)
- 売上CAGR:約6%前後(公開情報に基づく)
- 純利益CAGR:約12%前後(公開情報に基づく)
業績の見方
- 売上は着実に右肩上がり
- 純利益の伸びが売上以上で、収益性も改善傾向
- 受託開発・保守運用・エンハンスの積み上がりが効いている可能性が高い
- 大型一発案件だけでなく、継続案件比率も一定あると考えられる
💪企業の強み
1. 顧客に近い提案型SI
公式メッセージでも「お客さまの一番近くで」と打ち出しており、単純な下請け開発ではなく、業務理解を踏まえた提案力が強みです。
2. 業界特化の実績蓄積
金融・流通・通信など、止められないシステムを扱う領域での経験が厚い点は大きいです。
特に以下のような案件実績が見えるため、業務知識が資産化されています。
- 証券取引システム構築
- GMS/SM関連
- 携帯キャリア向けシステムインフラ構築
- 製造メーカー向け販売管理関連システム構築
- 金融機関向けSOA基盤構築
3. 受託開発以外の裾野が広い
- インフラ
- エンハンス
- PMO
- Oracle
- クラウド
- オフショア まであり、エンジニアとしてのキャリア分岐が比較的作りやすいです。
4. Oracle領域の強さ
公式サイトで単独メニュー化されるほどOracle関連を押しており、ERP・DB・クラウド基盤などの案件で差別化しやすいです。
5. 上場企業としての安定性
IR、統合報告書、ファクトブック、株主還元などの開示が整っており、中堅SIerの中では透明性が高い部類です。
💀企業の弱み
1. 受託開発型ゆえの収益構造制約
強みでもある一方で、受託開発中心のSIはどうしても
- 人員稼働率
- 単価
- プロジェクト採算
の影響を受けやすく、プロダクト企業ほど高収益化しにくい傾向があります。
2. 人材依存度が高い
品質・納期・顧客信頼が人に依存しやすいため、
- 採用競争
- 離職防止
- 育成スピード
が成長制約になりやすいです。
3. 大手顧客・特定業界への依存リスク
金融・流通・通信は安定需要がある反面、業界再編やIT投資抑制、大口顧客の内製化があると影響を受けやすいです。
4. 自社サービス比率はまだ限定的
Smile share product など新規事業はあるものの、収益の主軸は依然としてSIとみられ、高いストック収益モデルへの転換は途上と考えられます。
🔮将来性
総評
将来性は比較的高いが、爆発的成長というより“堅実成長型”です。
理由
- 企業のDX需要が継続
- レガシー刷新需要が長期的に存在
- 金融・流通・通信での既存顧客基盤が厚い
- Oracle Cloud、インフラ、PMOなど上流・周辺領域も持つ
- ベトナム拠点活用で開発体制の柔軟性を持てる
- 中長期経営ビジョン「VISION 2026」を掲げている
注目点
- SIからDX支援への比重移行
- 自社サービスの収益化
- クラウド・データ・AI関連の強化
- 上流工程比率の拡大
- パートナー/資本業務提携による案件領域拡張
大きな跳ねよりも、既存の強い業種基盤を活かして着実に拡大するタイプと見るのが妥当です。
🎭社風
公式採用メッセージから読み取れる特徴は以下です。
- チャレンジ精神を尊ぶ
- 仕事を任せる風土
- 失敗を恐れず挑戦する人を支援
- 参加と協働を重視
このため、社風は
「安定したSI企業でありながら、受け身より主体性を求める」
タイプと考えられます。
また、公式ブログには
- 全社イベント
- 社内アイデアソン
- 語ろう会
などの記載があり、部署横断の交流や発信文化も一定あると見られます。
完全な体育会系というより、対話・協働・提案を重視する落ち着いた実務型文化の可能性が高いです(公開情報に基づく)。
採用について
🎯求める人物像
公式採用メッセージから、特に合う人物像は以下です。
明確に合う人
- 失敗を恐れずチャレンジできる人
- 指示待ちではなく自ら考えて動ける人
- チームで協働できる人
- 顧客の業務理解に踏み込める人
- 技術だけでなく、課題解決や提案に興味がある人
- 安定企業で腰を据えて成長したい人
さらに評価されやすい人
- 金融・流通・通信など業界知識に関心がある
- 上流工程や顧客折衝に挑戦したい
- 学習習慣があり、資格取得にも前向き
- 周囲とコミュニケーションを取りながら成果を出せる
📊評価制度・給与水準
評価制度
採用サイト上に「人事制度」「人材育成と資格取得支援」の独立メニューがあり、制度設計を比較的重視している会社です。
一般的には以下のような運用が想定されます(公開情報に基づく)。
- 等級制度に応じた役割設定
- 目標管理をベースにした評価
- 業績だけでなく、プロセスや行動面も加味
- 昇給・賞与に評価結果を反映
- 資格取得やスキル向上を後押し
