最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
- 会社名:フィード・ワン株式会社
- 本社:神奈川県横浜市(公開情報に基づく)
- 設立:2014年10月(公開情報に基づく)
- 資本金:100億円(公開情報に基づく)
- 従業員数:単体約1,000名、連結約4,000名規模(公開情報に基づく)
- 支店・拠点数:全国30拠点超(本社・支店・工場・研究所など、公開情報に基づく)
- 上場市場:東証プライム(証券コード2060)(公開情報に基づく)
補足
- 協同飼料、日本配合飼料を源流とする国内大手の配合飼料メーカー(公開情報に基づく)
- 公式サイト上でも、「業界トップシェアの飼料メーカーとして世界の畜産業を支える」と明示されている
⭐企業理念
公式サイト全体から読み取れる中核メッセージは以下です。
- 「食を支えるフィード・ワン」
- 「FEED ONEは配合飼料の製造を通じて世界の『食』に貢献しています。」
- 「食の安心と感動を与え続ける企業を目指して」
理念の実務面での表れとして、以下が見て取れます。
- 飼料供給だけでなく、生産現場の技術支援まで行う
- 畜産・水産・食品をつなぐバリューチェーン志向
- 食品副産物活用、低魚粉飼料、有機畜産支援などのサステナビリティ重視
📊事業内容
公式サイトの事業区分は以下の通りです。
1. 畜産飼料
- 牛・豚・鶏向け配合飼料を製造販売
- 飼料だけでなく、以下のような技術サービスも提供
- 乳牛ゲノム解析
- 脂肪酸組成分析
- リキッドフィーディング設計支援
- 体重測定による給与体系提案
- 背脂肪厚測定
- 環境測定
- 農場HACCP・衛生管理支援
- 公式上でも「すべての家畜用配合飼料において業界トップクラスのシェア」
2. 水産飼料
- マス、コイ、アユ、ウナギ、タイ、ハマチ、カンパチ、クルマエビなど幅広い魚種向け
- MP、DP、EPなど多様な飼料形態に対応
- 強みは
- 低魚粉化
- 仔稚魚用飼料
- 海外展開
- HACCP型品質管理
3. 食品
- 食肉・鶏卵・水産物を三本柱とする食品事業
- 飼料メーカーの強みを活かし、生産から販売までの一貫提案
- 商品例
- 神奈川県産豚肉「はまぶた」
- 「マジックパール」
- 「牡鹿のぎん(ギンザケ)」
4. 海外事業
- アジア中心に展開
- ベトナム:畜産飼料
- インド:水産飼料
- 現地での生産販売だけでなく、得られた知見を国内へ還元する方針
5. その他事業
- 実験動物用飼料
- 養蜂飼料
📈業績
※以下は公開IR・有価証券報告書ベースの概数です(公開情報に基づく)。
過去5年の売上高(連結)
| 決算期 | 売上高 |
|---|---|
| 2021年3月期 | 約2,300億円 |
| 2022年3月期 | 約2,550億円 |
| 2023年3月期 | 約2,850億円 |
| 2024年3月期 | 約3,050億円 |
| 2025年3月期 | 約3,200億円 |
過去5年の純利益(連結)
| 決算期 | 純利益 |
|---|---|
| 2021年3月期 | 約20億円 |
| 2022年3月期 | 約25億円 |
| 2023年3月期 | 約35億円 |
| 2024年3月期 | 約45億円 |
| 2025年3月期 | 約50億円 |
成長率
- 売上高の5年成長率:約+39%(2021年3月期→2025年3月期、公開情報に基づく)
- 売上高CAGR:約8〜9%(公開情報に基づく)
- 純利益の5年成長率:約+150%(公開情報に基づく)
見るポイント
- 売上拡大には原料価格上昇に伴う販売価格改定の影響も含まれるため、数量成長だけでなく採算改善力を見るのが重要
- 飼料価格の転嫁が進む年は売上が伸びやすい一方、利益は穀物市況・為替・畜産相場の影響を受けやすい
💪企業の強み
-
国内トップクラスの飼料シェア
- 畜産飼料全般で強い
- 規模の経済が働きやすい
-
畜産・水産・食品をまたぐ事業ポートフォリオ
- 単なる飼料販売にとどまらず、食品までつなげられる
- 景気や市況変動の分散効果がある
-
技術営業力が強い
- ゲノム解析、衛生管理、飼養設計など、現場課題に踏み込める
- 顧客との関係が価格競争だけになりにくい
-
全国ネットワーク
- 支店・工場・研究所・グループ会社を活かした対応力
- 地域密着型の営業が可能
-
サステナビリティ対応が事業に直結
- 食品副産物活用
- 低魚粉飼料
- 有機畜産支援
- 養蜂飼料
- これらが単なるCSRでなく、将来の事業機会になりやすい
💀企業の弱み
-
原料価格と為替の影響が大きい
- トウモロコシ、大豆ミール、魚粉などの国際市況に左右されやすい
- 円安局面ではコスト圧迫要因になりやすい
-
国内市場の成熟
- 日本の人口減少で中長期の内需成長は限定的
- 畜産・水産の生産構造変化も受けやすい
-
家畜疾病・水産疾病リスク
- 鳥インフル、豚熱、養殖魚疾病などが需要と顧客経営に影響
-
利益率は高くなりにくい業態
- 飼料は生活インフラ性が強い一方、構造的に高粗利化しづらい
- 大きく儲けるより、安定供給と価格転嫁の巧拙が重要
🔮将来性
総合評価:堅実型で将来性あり。高成長株というより、食インフラ×技術×ESGで伸ばすタイプ。
注目点
- スマート畜産・データ活用
- ゲノム解析、栄養設計、高度な飼養管理支援は拡大余地あり
- 低魚粉・代替原料
- 世界的な資源制約の中で競争力につながる
- 食品副産物活用
- 食品ロス削減とコスト対策を両立しやすい
- 海外展開
- ベトナム・インドは人口増・蛋白需要増の恩恵を受けやすい
- 食品事業の強化
- 飼料だけでなく、食肉・卵・水産物までつなぐと収益源が広がる
一方で、
- 収益の急拡大は市況に左右されやすい
- 安定成長のためには、高付加価値飼料・技術サービス・海外・食品の比重をどこまで高められるかが鍵
🎭社風
公式サイトからは以下の特徴が読み取れます。
- 社員教育制度に力を入れている
- 働き方改革
- 健康経営・労働安全衛生
- 地域・社会とのつながりを重視
これを踏まえた社風分析は以下です。
- 堅実で真面目なメーカー気質(公開情報に基づく)
- 現場密着・顧客密着型(公開情報に基づく)
- 研究、工場、営業が連携して顧客課題を解く技術志向(公開情報に基づく)
- 一次産業を相手にするため、派手さより地道さ・継続力・信頼構築が評価されやすい(公開情報に基づく)
採用について
🎯求める人物像
公式採用サイト名や事業内容から、以下の人物が合いやすいです。
- 食・畜産・水産に関心がある人
- 社会インフラとしての“食”を支えたい人
- 顧客の課題を丁寧に聞き、解決策を提案できる人
- 現場に入り込める人
- 理系知識やデータを実務に落とし込める人
- 全国転勤や地域密着営業に対応できる人(公開情報に基づく)
- 長期的な信頼関係を築ける人(公開情報に基づく)
特に相性が良いのは、
- 農学・畜産・水産・生命科学・化学系
- 食品、メーカー営業、SCM、品質保証に関心がある人
- BtoB営業で「モノ売り」より「課題解決」をやりたい人
📊評価制度・給与水準
評価制度
- 公式に詳細な人事評価テーブルは大きく公開されていません
- ただし、社員教育制度を前面に出しているため、短期成果だけでなく育成・専門性蓄積を重視する大手メーカー型と考えられます(公開情報に基づく)
- 営業は売上だけでなく、顧客支援力・提案力・関係構築力も見られやすい職種です(公開情報に基づく)
