最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
- 会社名:株式会社不動テトラ
- 設立年度:1947年(公開情報に基づく)
- 資本金:50億円(公開情報に基づく)
- 従業員数:連結1,000名台前半、単体1,000名前後(公開情報に基づく)
-
支店・拠点数:本社に加え、全国主要エリアに8支店規模、研究所・営業所・工事拠点を配置(公開情報に基づく)
- 事業の特性上、陸上土木・海洋土木・地盤改良の施工拠点網を持つ点が特徴
⭐企業理念
- 公式サイト上で強く打ち出しているメッセージは
「Support the future with technology./ここにしかない技術で未来を支える。」 - 事業内容全体を見ると、単なる総合建設ではなく、独自技術を核に社会インフラ・防災・沿岸保全・地盤安定化に貢献する技術会社という位置づけが明確
- ESGページや技術紹介からも、重視している価値観は以下と整理できる
- 社会基盤整備への貢献
- 安全・品質・環境への責任
- 研究開発による差別化
- 持続可能性、DX、働き方改革への対応
📊事業内容
不動テトラの事業は、公式サイト上では主に以下の3事業+研究開発で構成されています。
1. 土木事業
-
陸上土木
- 道路
- 鉄道
- ダム・河川
- 上下水道
- エネルギー施設
-
海洋土木
- 港湾・空港
- 漁港
- 海岸
- 人工島
- 強みは、陸上と海洋をまたぐインフラ施工能力を持つ点
- 施工実績として、護岸工事、岸壁工事、バイパス改良工事、ジャンクション橋下部工などが確認できる
2. 地盤事業
- 公式サイトで特に強調されている主力分野
- 1956年にサンドコンパクションパイル工法の開発に世界で初めて成功
- 軟弱地盤対策、液状化対策、港湾・物流施設・建築基礎の地盤改良などに強い
- 国内外の施工実績があり、設計から施工までの一貫対応力がある
3. ブロック環境事業
- 「テトラポッド」に代表される消波・根固ブロック関連事業
- 主な内容
- 型枠賃貸
- 水際線に関する設計・技術サービス
- 景観・生態系配慮型製品の販売
- 建設請負だけでなく、製品・ライセンス・型枠賃貸という収益源を持つのが特徴
4. 総合技術研究所
- 研究開発室と技術戦略室で構成
- 既存事業高度化に加え、将来につながる新技術探索を担う
- 公式サイトでは以下も確認可能
- ICT活用
- NETIS登録技術
- 評価取得技術
- 大型地盤改良機の遠隔化・自動化施工
- 施工会社でありながら、研究開発機能が比較的前面に出ている会社
📈業績
※以下はIR公開情報・株式系公開データを基にした概算整理です。正確な応募対策では最新の決算短信・有価証券報告書の確認が望まれます。
※単位:億円
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2020年3月期 | 約770 | 約27 | 公共土木中心に安定推移(公開情報に基づく) |
| 2021年3月期 | 約780 | 約32 | 利益改善傾向(公開情報に基づく) |
| 2022年3月期 | 約810 | 約42 | 防災・地盤需要が追い風(公開情報に基づく) |
| 2023年3月期 | 約820 | 約48 | 収益性改善継続(公開情報に基づく) |
| 2024年3月期 | 約850 | 約55 | 売上・利益とも高水準(公開情報に基づく) |
成長率
- 売上高成長率(5年比較):約+10%前後
- 売上高CAGR:年率+2〜3%程度
- 純利益成長率(5年比較):約2倍前後
- 特徴は、売上の急拡大よりも利益率改善・収益体質強化が進んでいる点
💪企業の強み
-
地盤改良の高い専門性
- サンドコンパクションパイル工法の歴史的実績
- 軟弱地盤・液状化対策など、専門会社としてのブランドが強い
-
海洋土木・沿岸分野に強い
- 港湾・海岸・消波ブロックなど、他社との差別化がしやすい
- 「テトラポッド」の知名度が非常に高い
-
公共インフラとの親和性が高い
- 道路、河川、港湾、護岸、防災・減災案件に強く、社会的必要性が高い領域
- 国土強靭化政策との相性が良い
-
技術開発力
- 総合技術研究所保有
- ICT、DX、施工の遠隔化・自動化などを進めている
- 価格競争だけに依存しにくい
-
事業ポートフォリオに補完関係がある
- 土木施工
- 地盤改良
- ブロック環境製品
- 施工・技術・製品の三層構造で収益源を持つ
💀企業の弱み
-
公共投資依存の影響を受けやすい
- 土木・港湾・防災分野は政策や予算配分の影響を受けやすい
-
建設業界特有の人手不足
- 技術者・施工管理人材の確保難
- 若手育成とベテラン継承が重要課題
-
原材料・外注費・労務費上昇リスク
- 建設コスト高騰が利益率を圧迫しやすい
-
天候・災害・工期遅延の影響
- 海洋土木や地盤改良は現場条件の影響を受けやすい
-
総合ゼネコンほどの規模優位はない
- スーパーゼネコンのような大型建築案件の裾野は狭い
- 反面、ニッチ領域で戦う構造
🔮将来性
- 高いと見てよい
- 理由は以下
-
国土強靭化需要
- 河川、海岸、護岸、港湾、防災インフラ更新は中長期で必要
-
老朽インフラ更新
- 維持補修・更新需要が継続
-
自然災害対策
- 地震、液状化、高潮、台風、豪雨対策で地盤・海岸技術の需要が高い
-
物流・エネルギー施設整備
- 港湾、物流倉庫、沿岸部施設の地盤・基礎需要がある
-
DX・省人化
- 建設業の人手不足を背景に、遠隔化・自動化技術は競争力につながる
-
国土強靭化需要
- 一方で、将来性の実現には
- 技術者採用
- 生産性改善
- 海外や民間領域の拡大 が重要
🎭社風
- 公式サイト全体から受ける印象は、堅実・技術志向・現場重視
- 推測される社風の特徴
- 華やかさより実務・安全・品質を重んじる
- 現場と研究所の距離が比較的近い
- 公共性の高い仕事に誇りを持つ社員が多い
- 若手でも現場経験を通じて専門性を積みやすい
- ゼネコンの中でも、「何でもやる会社」より「強い技術領域を持つ会社」という色合いが強い
採用について
🎯求める人物像
公開されている事業・採用情報の傾向から、特に評価されやすいのは以下のタイプです。
- インフラ・防災・社会貢献への関心が強い人
- 土木・地盤・海洋・機械・電気・情報系の専門性を活かしたい人
- 現場で粘り強く調整・改善できる人
- 安全意識と責任感が高い人
- チームで仕事を進められる人
- 技術開発やICT活用に前向きな人
- ニッチでも強い技術を磨きたい人
新卒なら、
- 学生時代の研究テーマ
- 土木・地盤・防災への関心
- 現場志向か研究志向か
- チーム経験
を言語化できると相性が良いです。
中途なら、
- 施工管理経験
- 地盤改良経験
- 港湾・海洋土木経験
- 土木設計、積算、安全、品質管理経験
が特に親和的です。
📊評価制度・給与水準
- 給与水準:上場建設会社としては中堅〜やや高めの水準と見られます
- 平均年間給与:800万円台半ば前後(有価証券報告書等の公開情報に基づく)
- 特徴
- 建設業界らしく、資格・現場経験・担当案件・役職が処遇に反映されやすい
- 技術職は、若手期よりも30代以降の伸びが比較的大きい傾向
- 施工管理系は、勤務地・現場手当・時間外・資格手当で年収差が出やすい
