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企業研究
最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社伊藤園 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区(公開情報に基づく) |
| 設立年度 | 1966年 |
| 資本金 | 約199億円(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 連結 約8,000名規模、単体 約5,000名規模(公開情報に基づく) |
| 上場市場 | 東証プライム市場・証券コード2593(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点数 | 全国に支店・営業所・物流拠点・工場・研究所を多数展開。量販店営業・自販機運営・茶葉流通のため国内営業網が広いのが特徴。なお、公開資料では区分ごとに拠点数表記が異なるため、総数は資料確認が必要(公開情報に基づく) |
⭐企業理念
- 公式サイトでは、「世界中のお客様の『健康』に貢献し、一人ひとりの豊かな生活を支える『世界のティーカンパニー』を目指します。」と掲げています。
- また、サステナビリティ方針として、新たな食文化の創造と生活提案を行い、社会課題の解決と伊藤園グループの成長を両立させる「CSV(共有価値の創造)」を重視しています。
- 「心身の健康」「社会の健康」「地球環境の健康」の3つの健康価値を創造する姿勢が、研究開発・商品開発・調達・農業支援まで一貫しています。
📊事業内容
-
リーフ・ドリンク関連事業
- 緑茶・ほうじ茶・麦茶・ウーロン茶・抹茶・紅茶などの茶系飲料
- 茶葉製品、ティーバッグ、粉末茶、ギフト
- 主力ブランドは「お~いお茶」
-
飲料事業
- 無糖茶飲料を中心に、野菜飲料、果汁飲料、コーヒー、乳酸菌飲料、炭酸飲料なども展開(公開情報に基づく)
-
自動販売機・法人向け販売
- 自販機チャネル、量販店、CVS、ドラッグストア、EC、業務用など多チャネル展開
-
海外事業
- 北米を中心に茶飲料・抹茶・茶葉の販売を展開(公開情報に基づく)
-
研究開発
- 茶カテキン、乳酸菌、健康価値、機能性表示、栄養・生活改善提案などに注力
-
農業・サプライチェーン関連
- 茶産地との連携、契約栽培、持続可能な農業支援、茶殻リサイクルなど
📈業績
連結ベース、4月期、概数(公開情報に基づく)
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 売上成長率 YoY | 純利益成長率 YoY |
|---|---|---|---|---|
| 2020年4月期 | 約4,000億円 | 約117億円 | - | - |
| 2021年4月期 | 約4,145億円 | 約133億円 | 約+3.6% | 約+13.7% |
| 2022年4月期 | 約4,318億円 | 約159億円 | 約+4.2% | 約+19.5% |
| 2023年4月期 | 約4,461億円 | 約134億円 | 約+3.3% | 約-15.7% |
| 2024年4月期 | 約4,536億円 | 約140億円 | 約+1.7% | 約+4.5% |
5年間の傾向
- 売上高はおおむね右肩上がり
- 5年売上CAGRは約3.2%前後(公開情報に基づく)
- 純利益は原材料価格、物流費、販促費、為替影響などで変動があるが、黒字を維持
- 無糖茶カテゴリーの安定需要が、業績の下支え要因
💪企業の強み
-
無糖茶カテゴリーでの圧倒的ブランド力
- 「お~いお茶」は知名度・棚確保力・継続購買力が強い
-
茶に特化した独自ポジション
- 清涼飲料業界の中でも「茶」を中核にした専門性が高い
-
研究開発と健康訴求の親和性
- 健康価値を科学的に示しやすく、機能訴求商品と相性がよい
-
国内営業網の強さ
- 量販店・CVS・ドラッグ・自販機・ECと販路が広い
-
原料調達・茶産地との結びつき
- 茶葉調達力や産地育成が競争優位になりやすい
-
ESG/CSVとの整合性
- 茶殻リサイクル、持続可能な農業、人権・環境対応は企業評価上の強み
💀企業の弱み
-
国内市場依存が大きい
- 収益の中心は日本市場であり、人口減少や成熟市場の影響を受けやすい
-
茶カテゴリー偏重の側面
- 強みである一方、炭酸・エナジー・高付加価値嗜好飲料の伸長局面では相対的に不利な場面がある
-
天候・気温の影響を受けやすい
- 夏場商戦や季節商材の売れ行きに左右されやすい
-
原材料・包材・物流費の高騰リスク
- PET、茶葉、輸送費、人件費の上昇が利益を圧迫しやすい
-
海外比率はまだ限定的
- グローバル成長余地はあるが、現時点では国内大手飲料各社に比べ相対的に規模拡大の余地が残る
🔮将来性
-
健康志向の追い風
- 無糖・低カロリー・機能性・植物由来ニーズと相性が良い
-
高齢化社会との親和性
- 日常飲用・健康価値訴求・茶文化提案がしやすい
-
海外展開余地
- 抹茶、日本茶、RTD茶は海外需要拡大の可能性がある
-
研究開発の事業化余地
- カテキン、腸内環境、睡眠・免疫・ウェルビーイングなど周辺領域へ広げやすい
-
課題
- 価格改定の受容性、物流人材確保、原価上昇吸収、国内成熟市場での新規需要創出が鍵
- 総合すると、急成長型というより、強固な主力カテゴリを基盤に中長期で堅実成長を狙う企業と見られます。
🎭社風
- 現場営業の強さが文化に出やすい会社(公開情報に基づく)
- 飲料メーカーでありながら、茶専門企業としての商品愛・健康志向・産地理解を重視する傾向
- 全国営業網を持つため、泥臭い営業力、継続力、フットワークが評価されやすい
- 一方で、研究開発・サステナビリティ・CSVの発信も強く、伝統×実務×健康価値のバランス型
- 安定感のある大手らしさはあるが、カテゴリー創造や商品改良を続ける堅実な挑戦型の印象
採用について
🎯求める人物像
公開情報や採用発信からみると、伊藤園で評価されやすいのは次のタイプです(公開情報に基づく)。
- 健康・食・お茶に関心がある人
-
顧客視点を持てる人
- 「お客様の健康に貢献」という理念と整合
-
自ら動ける人
- 営業現場・売場づくり・提案営業との相性が良い
-
地道にやり切れる人
- ルート営業、販路開拓、継続提案などで重要
-
チームで成果を出せる人
- 商品、営業、物流、研究、製造が連携する業態のため
-
社会課題・サステナビリティへの関心がある人
- CSVや産地支援、環境配慮との親和性が高い
面接で刺さりやすい観点
- なぜ「飲料」ではなく伊藤園なのか
- なぜ「お茶」「健康価値」「食文化創造」に共感するのか
- 地方配属や営業起点のキャリアをどう捉えるか
- 地道な改善や数値目標達成の経験があるか
📊評価制度・給与水準
-
評価制度
- 詳細な外部開示は限定的ですが、営業・製造・研究など各職種ごとの役割評価、目標管理、成果とプロセスの双方を見る運用が想定されます(公開情報に基づく)
- 大手消費財メーカーらしく、配属先実績・行動評価・等級制度が重視される可能性が高い
