最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
- 会社名:日揮ホールディングス株式会社(JGC HOLDINGS CORPORATION)
- 設立:1928年(10月25日)(公開情報に基づく)
- 資本金:約236.6億円(公開情報に基づく)
- 従業員数:連結 約7,800人規模、単体 約1,300〜1,400人規模(有価証券報告書等の公開情報に基づく)
- 本社所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい
-
支店・拠点数:
- 持株会社としての中心拠点は横浜本社
- グループとしては日本・アジア・オセアニア・中東・欧州/CIS・南北アメリカ・アフリカに事業展開
- 正確な拠点総数の一括公表は確認しにくいが、海外EPC・国内EPC・機能材・コンサル子会社を含むグローバルネットワーク型の体制
⭐企業理念
- 公式サイト上で 「JGC's Purpose and Values」 を掲げている
- 中核メッセージは “Enhancing planetary health”(公開情報に基づく)
- 事業を通じて、
- エネルギー安定供給
- 脱炭素化
- 資源循環
- 医薬・ヘルスケア
- 社会インフラ整備
に貢献し、持続可能な社会の実現を目指す考え方が強い
- また、行動規範・各種方針・HSSE(衛生・安全・セキュリティ・環境)を重視しており、理念が単なるスローガンではなく、プロジェクト遂行基準に落ちている点が特徴
📊事業内容
日揮ホールディングスは、単なるプラント会社ではなく、EPCを中核とした総合エンジニアリング・機能材・コンサルティングの複合企業グループ。
1. 総合エンジニアリング事業
-
日揮グローバル株式会社
- 海外における各種プラント・施設のEPC(設計・調達・建設)
-
日揮株式会社
- 日本国内における各種プラント・施設のEPC
主な対象分野:
- エネルギートランジション
- LNG
- 石油精製
- 石油化学・ガス化学・化学
- 火力発電
- 原子力発電
- 再生可能エネルギー発電
- ヘルスケア・ライフサイエンス
- 産業・都市インフラ
- 資源循環
- 環境保全
- 空港 など
2. 機能材製造事業
-
日揮触媒化成株式会社
- 石油精製用・ケミカル用・環境用触媒
- 情報・電子材料、光学材料、化粧品材料、生活関連材料など
-
日本ファインセラミックス株式会社
- 電子材料向け中心のファインセラミックス
3. エネルギー・環境コンサルティング
-
日本エヌ・ユー・エス株式会社
- エネルギー
- 環境保全
- 資源
- 社会科学分野のコンサルティング
4. 成長領域
- 水素・アンモニア
- CCS/CCUS
- 資源循環・リサイクル
- 半導体関連
- ライフサイエンス設備
- オープンイノベーション / CVC(JGC MIRAI Innovation Fund)
📈業績
連結ベースの概数(決算短信・IR資料等の公開情報に基づく)
| 決算期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2020/3期 | 約5,200億円 | 約150億円 |
| 2021/3期 | 約4,700億円 | 約220億円 |
| 2022/3期 | 約6,000億円 | 約280億円 |
| 2023/3期 | 約8,300億円 | 約260億円 |
| 2024/3期 | 約9,200億円 | 約310億円 |
成長率
- 売上高は5年でおおむね約1.7〜1.8倍へ拡大(公開情報に基づく)
- 特に直近は、
- 海外EPC案件の進捗
- LNG・エネルギー関連需要
- 非石油分野の拡大
により回復・再成長局面
- ただし、EPC業界特有の
- 大型案件の進捗タイミング
- 工事採算
- 為替
- 地政学リスク
により、年度ごとの振れ幅は大きい
💪企業の強み
-
国内プラントエンジニアリング大手の一角
- LNG、石油・ガス、化学プラントの実績が厚い
- 大型・高難度案件のプロジェクトマネジメント力に定評
-
EPCだけで終わらない事業ポートフォリオ
- 触媒、電子材料、ファインセラミックス、コンサルを保有
- 景気・資源市況変動への耐性を一定程度持つ
-
脱炭素テーマとの親和性が高い
- 水素、アンモニア、CCS、資源循環、再エネ関連で受注余地
- 既存のプロセス技術・設計力を新分野へ転用しやすい
-
グローバル案件対応力
- 中東・アジア・北米などでの案件実績が多い
- 多国籍パートナー・顧客との調整経験が豊富
-
HSSE重視の企業体質
- 安全・品質・コンプライアンス意識が強く、大型案件企業として信頼性が高い
💀企業の弱み
-
大型案件依存による業績変動
- 数件の大型EPC案件の採算悪化が全社業績に影響しやすい
-
原油・ガス関連投資の景気循環に左右されやすい
- 非石油分野を拡大中でも、なおエネルギー投資の影響は大きい
-
低採算化・コスト超過リスク
- EPCは契約条件、資材価格、人件費、工期遅延で利益が大きくぶれやすい
-
働き方の負荷が重くなりやすい部署がある
- 納期・顧客要求・現場対応・海外時差の影響で、繁忙期は負荷が高くなりやすい
-
組織が大きく意思決定が慎重
- 安全・品質重視の裏返しとして、ベンチャー的な速さとは異なる
🔮将来性
- 将来性は高いが、波の大きい成長企業という見方が妥当
- 追い風:
- 世界的なLNG需要
- エネルギー安保需要
- 脱炭素投資
- 医薬・ライフサイエンス設備投資
- 半導体・電子材料関連需要
- 特に日揮は、従来の化石燃料EPCだけでなく、
- 水素・アンモニア
- CCS
- 資源循環
- 先端素材
- バイオ/医薬設備
へ展開しており、「エネルギー転換期のインフラ実装企業」としての立ち位置が強い
- 公式サイトでも2040年ビジョンを掲げており、長期で事業転換を進める意思が見える
- 一方で、将来性を実際の利益成長へつなげるには、新領域の受注拡大と採算管理が鍵
🎭社風
- 真面目・堅実・技術志向が強い
- プロジェクト型組織のため、
- 専門性
- 調整力
- チームワーク
- 現場感覚
が重視されやすい
- 海外案件も多く、グローバル志向だが体育会系一辺倒ではなく、論理性と誠実さを重んじる社風と見られる(公開情報に基づく)
- 若手でも案件によっては責任ある役割を担いやすい一方、品質・安全・手順遵守は非常に厳格
- 近年は新規事業やオープンイノベーションにも力を入れており、伝統的大企業×変革志向の混在した社風
採用について
🎯求める人物像
公開採用情報・事業特性から見ると、相性が良いのは次のタイプ。
-
大規模案件をやり切る粘り強さがある人
- EPCは長期案件が多く、途中で要件も変わるため、地道に前進できる力が重要
-
多職種・多国籍の関係者と協働できる人
- 設計、調達、建設、営業、法務、顧客、現地協力会社など関係者が多い
-
技術や数字で考えられる人
- エンジニア職だけでなく、事務系でも契約、収支、リスク、工程の理解が必要
-
グローバル環境に前向きな人
- 英語、異文化適応、海外出張・赴任への耐性は強み
-
安全・品質・倫理観を重視できる人
- 日揮グループはHSSEや行動規範を重視しており、ここに共感できるかが重要
-
脱炭素・社会課題解決に関心がある人
- 今後は従来型プラントだけでなく、新エネルギーや資源循環分野への意欲が評価されやすい
📊評価制度・給与水準
-
給与水準:
- 上場大手エンジニアリング企業の中でも比較的高水準
- 有価証券報告書ベースでは、平均年収は約1,000万円前後の水準がみられる(単体・公開情報に基づく)
-
新卒初任給水準:
- 技術系・総合職では学部卒で月給20万円台後半、修士了で30万円前後の水準感が目安(公開情報に基づく)
-
賞与:
- 業績連動要素を持つ大手企業型の設計が一般的(公開情報に基づく)
