最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社JTB |
| 設立 | 1963年11月12日(公開情報に基づく) |
| 創業の起点 | 1912年「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」設立(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 1億円(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 約18,000名規模(公開情報に基づく) |
| 本社所在地 | 東京都品川区東品川2-3-11 JTBビル(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点 | 国内は全国47都道府県ネットワーク。公式に「全国店舗一覧」「店舗検索」を公開しており、国内に多数の営業拠点を展開。海外グループ企業も保有(公開情報に基づく) |
⭐企業理念
JTBグループ経営理念「The JTB Way」の中核は、
「地球を舞台に 人々の交流を創造し、平和で心豊かな社会の実現に貢献する」 ことです。
あわせて公式サイトでは、JTBの価値創造を以下のように定義しています。
- ステークホルダーをつなぐ
- 地域や組織の価値を共につくる
- 人流・情報流・物流などを生み出し価値をつなげる
- 出会いと共感をサステナブルにつくり続け、未来につなげる
旅行会社というより、「交流創造事業」企業として自社を位置づけている点が特徴です。
📊事業内容
公式サイト上の事業領域は以下の4本柱です。
1. ツーリズム事業
- 個人旅行
- 店舗・オンラインを組み合わせた旅行販売
- 添乗員付きツアー
- 宿泊、交通、パッケージ商品の企画販売
- スポーツ・エンタメ関連旅行
2. エリアソリューション事業
- 地域活性化
- 観光まちづくり
- 地方創生
- インバウンド誘客
- デジタルマップなどの地域回遊施策
- ふるさと納税・地域産品流通支援(公開情報に基づく)
3. ビジネスソリューション事業
- 法人向け出張・BTM
- MICE(会議・報奨旅行・国際会議・展示会)
- 研修・教育旅行
- イベント運営
- 組織課題解決支援
- 教育DX、企業研修、福利厚生支援など(公開情報に基づく)
4. グローバル領域
- 海外旅行
- 海外拠点を通じた法人支援
- 訪日インバウンド
- グローバルMICE
- 海外現地ネットワークを使った旅行・商務支援
要点
JTBは「旅行販売」だけでなく、自治体・学校・企業向けのソリューションビジネスを強化している点が大きな特徴です。
📈業績
以下は直近5期の公表決算ベースの概数です。非上場企業のため、年度・表示科目の見せ方は公開資料によって差があります。(公開情報に基づく)
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年3月期 | 約1兆3,700億円(公開情報に基づく) | 約20億円前後(公開情報に基づく) | - |
| 2021年3月期 | 約3,700億円(公開情報に基づく) | ▲約1,000億円(公開情報に基づく) | ▲約73% |
| 2022年3月期 | 約5,100億円(公開情報に基づく) | ▲約100〜200億円(公開情報に基づく) | 約+38% |
| 2023年3月期 | 約8,900億円(公開情報に基づく) | 約70〜100億円(公開情報に基づく) | 約+74% |
| 2024年3月期 | 約1兆700〜1兆800億円(公開情報に基づく) | 約130億円前後(公開情報に基づく) | 約+21% |
成長率の見方
- コロナ禍で2021年3月期に急減収・大幅赤字
- その後は旅行需要回復、法人・地域ソリューション回復、インバウンド再開で急速に持ち直し
- 2021年3月期を底にすると、2024年3月期までの売上は約2.9倍(公開情報に基づく)
- 2020年3月期比ではまだ完全に同水準とは言い切れないものの、収益構造の立て直しは進展と見られます(公開情報に基づく)
💪企業の強み
1. 圧倒的なブランド力
- 日本の旅行業界で最も知名度が高い企業の一つ
- 個人・法人・学校・自治体まで顧客接点が広い
- 「JTBなら安心」というブランドが強い
2. 交流創造力
公式でも強みとして明示しており、内容は以下です。
- 豊富なソリューション
- ステークホルダーネットワーク
- 共創・演出・企画構想などのプロデュース力
- グローバル対応力
- 現場対応力・やりきる力
- メガイベント対応経験
3. 法人・地域・教育分野に強い
- 企業の出張・MICE・研修
- 学校の修学旅行・教育旅行
- 自治体の観光振興・地域活性
- 官民学をつなぐ案件設計
旅行会社の中でも、BtoCだけでなくBtoB/BtoGの厚みがあるのは大きな優位性です。
4. 全国ネットワークと現場力
- 全国47都道府県ネットワーク
- 地域の宿泊・交通・自治体との関係資産
- 現地調整、危機対応、オペレーション実行力
5. 事業多角化が進んでいる
- 旅行
- 地域創生
- 教育
- スポーツ
- デジタル活用
- サステナビリティ関連ソリューション
💀企業の弱み
1. 外部環境の影響を受けやすい
- 景気後退
- 災害
- 感染症
- 国際情勢
- 円安、燃油高
旅行・移動需要に依存するため、マクロ要因の影響が非常に大きいです。
2. 利益率が高くなりにくい
旅行業は一般に粗利率が高くなく、
- 価格競争
- 人件費
- 店舗運営費
- システム投資
が利益を圧迫しやすい構造です(公開情報に基づく)。
3. デジタル専業勢との競争
- OTA
- 宿泊予約アプリ
- ダイナミックパッケージ
- 直販強化する航空会社・ホテル
「店舗・人の提案価値」を出せない領域では競争が厳しいです。
4. 大企業ゆえの意思決定の重さ
- 組織階層
- 調整業務
- 稟議の多さ は一定程度ありやすいと考えられます(公開情報に基づく)。
🔮将来性
総評
将来性は高いが、単なる“旅行会社”のままではなく、“交流創造×課題解決企業”へ進化できるかが鍵です。
成長ドライバー
- インバウンド拡大
- 地域活性化需要
- 法人MICE・BTM回復
- 教育・研修・DX支援
- スポーツ・エンタメ連携
- サステナブルツーリズム
- 観光DX・データ活用
注目材料
- 長期ビジョン 「OPEN FRONTIER 2035」 を発表
- 教育DX、地域デジタル施策、SAF活用支援など旅行外延のサービス拡大
- 「One JTB」でのグループ一体運営強化
将来性の判断
- 追い風:観光立国政策、訪日需要、地域課題解決ニーズ
- 課題:高収益化、DX、店舗網最適化、人材確保
- 結論:ブランドと顧客基盤は非常に強く、今後は高付加価値化できるかが勝負
🎭社風
公式採用サイトや発信内容から見ると、次の色が強いです。
- 人を想う・顧客志向が強い
- ホスピタリティ重視
- チームでやり切る文化
- 地域や社会への関心が高い
- 真面目で誠実
- 現場対応力を重んじる
一方で、JTBグループは大企業であり、
- 配属先によるカラー差
- 法人/個人/地域/本社での雰囲気差
- 調整型の仕事の多さ
もあると考えられます(公開情報に基づく)。
向いている人
- 人のために動くことにやりがいを感じる
- 対人折衝を苦にしない
- 企画から運営までやり切れる
- 旅行そのものより「交流・価値創造」に興味がある
採用について
🎯求める人物像
採用サイトのメッセージから読み取れる人物像は以下です。
1. 「想い」を持って動ける人
採用コピーは
「あなたの想いで世界中に感動を。」
単なる業務遂行より、誰かのために価値を届けたい意思が重視されていると見られます。
2. 人とのつながりを大切にできる人
採用サイトでは、
- お客様を想う
- 地域を想う
- ビジネスパートナーを想う
- 一緒に働く仲間を想う
と明示されており、利他的・協働的な姿勢が重要です。
3. 好奇心と変化対応力がある人
JTBは旅行だけでなく、
- 地域創生
- 教育
- DX
- グローバル
- サステナビリティ
へ広がっているため、新しい領域を学び続ける力が求められます。
4. 現場でやり切れる人
JTBの強みとして公式に「やりきる力・現場対応力」を掲げています。
そのため、机上の企画だけでなく、調整・実行・運営までやり抜ける人が合います。
📊評価制度・給与水準
評価制度
採用サイト上では以下の制度群が確認できます。
- 人財開発・育成とキャリア制度
- 人財交流共通制度
- ワークスタイル制度
- DEIB推進
このため、評価・登用は単純年功だけでなく、
- 役割
- 成果
- 行動
- キャリア志向
を踏まえた運用になっている可能性が高いです(公開情報に基づく)。
給与水準
- 新卒初任給は大卒で月給24万~26万円前後のレンジが目安とみられます。募集会社・職種・勤務地で差があります(公開情報に基づく)。
