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企業研究
最終更新日:2026/06/26(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社柿安本店 |
| 創業 | 1871年(明治4年)(公開情報に基づく) |
| 設立 | 1968年(昭和43年)(公開情報に基づく) |
| 本社 | 三重県桑名市(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 約12.69億円(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 正社員約1,000~1,200名規模、ほかパート・アルバイト多数(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点数 | 本社のほか東京本部等を有し、全国に300店超の店舗網を展開、うち「口福堂」は約180店舗(公式サイト記載+公開情報に基づく) |
| 上場 | 東京証券取引所上場企業(証券コード2294)(公開情報に基づく) |
⭐企業理念
- 公式サイト上では、創業以来の価値観として「おいしいものをお値打ちに」を前面に打ち出している。
- 老舗精肉店として培った品質基準を軸に、安全・安心な食、伝統と現代ニーズの両立、食の喜びの提供を重視する企業と整理できる。
- 料亭・精肉・惣菜・和菓子・レストランまで一貫して、「食を通じた豊かさ」を提供する思想が強い。
📊事業内容
公式サイトから確認できる主要事業は以下の通りです。
1. 惣菜事業
- 柿安ダイニング
- 上海デリ
- 柿安 牛めし
- 路面惣菜店
- 百貨店・駅・商業施設向けの中食ブランドが中心。
- 弁当、オードブル、季節催事商品、予約商品など高付加価値商材に強み。
2. 精肉事業
- 柿安 精肉
- 血統の厳選から加工・販売までの一貫体制を訴求。
- 松阪牛、柿安牛、黒毛和牛など高単価商品の取り扱いが特徴。
- ギフト・予約・ECとの親和性も高い。
3. 和菓子事業
- 口福堂
- 柿次郎
- おはぎ・団子・大福などを店頭製造・店頭販売。
- 口福堂は公式サイト上でも約180店舗規模の主力ブランド。
4. レストラン事業
- 柿安 しゃぶしゃぶ日本料理
- 上海柿安
- グリル系レストラン
- 老舗肉店の知見を生かした外食ブランドを展開。
5. 加工食品・ギフト・EC
- 料亭しぐれ煮
- オンラインストア
- 中元・歳暮・季節ギフト、保存食品、高級肉ギフトを展開。
6. フードコート・サービスエリア事業
- Meat Express
- 炒飯専門業態
- SA・フードコート向けのクイックサービス型ブランドも運営。
📈業績
以下は有価証券報告書等の公開情報ベースの概数です。(公開情報に基づく)
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2020年4月期 | 約439億円 | 約13億円 | コロナ影響前後の過渡期 |
| 2021年4月期 | 約389億円 | 約-6億円 | 百貨店・外食の逆風が大きい |
| 2022年4月期 | 約405億円 | 約11億円 | 回復基調 |
| 2023年4月期 | 約440億円 | 約18億円 | 中食・和菓子が回復 |
| 2024年4月期 | 約461億円 | 約24億円 | 収益力が改善 |
成長率
- 直近売上成長率:前年比で約+4~5%(公開情報に基づく)
- 2020年4月期→2024年4月期の売上CAGR:約+1%前後(公開情報に基づく)
- コロナ影響の底だった2021年4月期→2024年4月期では、売上は約18%前後回復(公開情報に基づく)
💪企業の強み
-
「肉」に強い老舗ブランド
- 創業150年超の歴史は大きな信頼資産。
- 高級牛肉・ギフト・弁当の説得力が高い。
-
製販一貫の強み
- 精肉の調達・加工・販売までつながっているため、品質管理と商品開発の自由度が高い。
- 「安全・安心」訴求と粗利確保の両立がしやすい。
-
事業ポートフォリオが分散
- 精肉、惣菜、和菓子、レストラン、しぐれ煮、ECまで複数収益源を持つ。
- 外食不振時でも中食・物販で下支えしやすい。
-
中食との相性が良い
- 惣菜・弁当需要、共働き世帯増、時短需要に合う。
- デパ地下品質を日常食に落とし込める。
-
催事・季節商材に強い
- 恵方巻、父の日、年末年始、ギフト、コラボ商品など、販促イベント設計が上手い。
- 客単価を引き上げやすい。
💀企業の弱み
-
原材料価格の影響を強く受ける
- 牛肉、豚肉、鶏肉、米、油脂、包材、物流費の上昇が利益を圧迫しやすい。
-
人手依存が大きい
- 惣菜・和菓子・レストランは現場オペレーション型。
- 採用難、人件費上昇、教育負荷が重い。
-
百貨店・商業施設依存
- 惣菜・精肉の主要販路に百貨店が多く、館全体の集客や賃料条件の影響を受けやすい。
-
国内需要中心
- 国内小売・外食依存が高く、人口減少局面では出店余地が限定されやすい。
-
高価格帯ゆえ景気感応度がある
- 贈答・ごちそう需要は景気後退時に鈍化しやすい。
🔮将来性
- 中食市場の追い風は引き続き大きい。共働き化・高齢化・単身世帯増で惣菜需要は底堅い。
- 和菓子ブランド「口福堂」は日常利用・季節訴求の両面で使いやすく、安定収益源になりやすい。
- 予約・EC強化は有望。公式サイトでも「ニクヨヤク」「カキヨヤク」「オンラインストア」を打ち出しており、オムニチャネル化余地がある。
- 一方で、今後の成長は新規大量出店より既存店活性化・高粗利商品の販売強化・DX・人材定着が鍵になりやすい。
- 総合すると、爆発的成長型ではないが、堅実なブランド消費財企業としての安定成長余地はある。
🎭社風
- 老舗企業らしく、品質・衛生・接客の基本を重視する堅実さが強い。
- ただし、実際の商売は季節商品・販促企画・売場づくりの要素が大きく、現場起点の工夫も求められる。
- 惣菜・和菓子・精肉・外食など現場職種が多いため、体育会的というより“店舗運営・チーム運営に強い実務型”の社風と考えられる。(公開情報に基づく)
- 接客・製造・販売の距離が近く、お客様の反応が見えやすい会社。
採用について
🎯求める人物像
公開されている事業特性からみると、相性が良いのは以下のタイプです。(公開情報に基づく)
-
食に興味がある人
- 精肉、惣菜、和菓子、外食いずれも「食」が主戦場。
-
現場志向がある人
- 店舗・売場・製造現場で学びながら成長する色が強い。
-
お客様目線で考えられる人
- ギフト、季節提案、接客販売では提案力が重要。
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チームで動ける人
- 店舗運営は多人数連携が前提。
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衛生・品質を丁寧に守れる人
- 食品企業では最重要。
-
繁忙期や変化に対応できる人
- 年末年始、節句、イベント時に負荷が高まる。
📊評価制度・給与水準
評価制度
- 店舗系企業のため、売上・利益・ロス率・衛生・接客・マネジメントなどの複合評価になりやすい。(公開情報に基づく)
- 若手はまず店舗オペレーションの習得、その後は店長・料理長・エリア管理・本部職へのキャリア分岐が一般的。(公開情報に基づく)
