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企業研究
最終更新日:2026/06/24(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
- 会社名:亀田製菓株式会社
-
設立年度:1957年
- 資本金:約19.46億円
- 従業員数:連結約3,800名規模、単体約1,500名前後(公開情報に基づく)
-
支店・拠点数:
- 本社:新潟県新潟市
- 国内:本社・工場・営業拠点を複数展開
- 海外:6か国・7主要拠点規模(米国2、中国、ベトナム、タイ、インド、カンボジア)
- 直営・関連店舗:東京駅「超ハッピーターン」、CoCoLo新潟「HAPPY SHOP」、新潟県内直売店など
⭐企業理念
- 公式サイト上では、亀田製菓グループを「ライスイノベーションカンパニー」と位置づけています。
- 目指す方向性は、米を起点に
- 美味しさ
- 健康
- 感動 を提供すること。
- また、「Better For You」を掲げ、単なる米菓メーカーではなく、健康・社会課題解決に資する食品企業への進化を志向しています。
- 要するに、“お米の価値を再定義し、国内外で新しい食の価値をつくる会社”という理解が適切です。
📊事業内容
亀田製菓の事業は大きく3本柱です。
1. 国内米菓事業
- 主力事業。
- 国内米菓市場の約30%を占めるリーディングカンパニー。
- 主力ブランド:
- 亀田の柿の種
- ハッピーターン
- ぽたぽた焼
- ソフトサラダ
- 手塩屋
- 技のこだ割り
- 無限エビ
- こつぶっこ など
- グループ会社連携も強み:
- とよす:高級米菓・百貨店
- アジカル:土産・テーマパーク・EC向け
- 日新製菓:地域密着型米菓
- マスヤ:おにぎりせんべい(持分法適用関連会社)
2. 海外事業
- 米菓を世界展開。
- 主な海外法人:
- TH FOODS, INC.(米国)
- KAMEDA USA, INC.
- 青島亀田食品有限公司
- THIEN HA KAMEDA, JSC.(ベトナム)
- Singha Kameda (Thailand) Co., Ltd.
- KAMEDA LT FOODS (INDIA) PRIVATE LIMITED
- LYLY KAMEDA CO., LTD.(カンボジア)
- 北米ではグルテンフリー・低アレルギー・低脂肪のライスクラッカー需要を取り込みやすい構造があります。
- ベトナムでは現地ブランド「ICHi」を展開。
3. 食品事業
- 米菓以外の“お米由来価値”を広げる領域。
- 主な領域:
- おかゆ
- 長期保存食(尾西食品)
- プラントベースフード(マイセンファインフード)
- 米粉パン(タイナイ)
- 植物性乳酸菌K-1/K-2
- 高齢化、アレルギー対応、防災、環境対応といった社会課題に接続しているのが特徴です。
📈業績
以下は連結ベースの概数です(公開情報に基づく)。
| 決算期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2020年3月期 | 約1,000億円 | 約28億円 |
| 2021年3月期 | 約930億円 | 約25億円 |
| 2022年3月期 | 約950億円 | 約31億円 |
| 2023年3月期 | 約1,030億円 | 約20億円 |
| 2024年3月期 | 約1,040億円 | 約24億円 |
成長率
- 売上高の5年推移:約1,000億円規模から1,040億円前後へ拡大(公開情報に基づく)
- 5年CAGR:年率1%前後の緩やかな成長(公開情報に基づく)
- 一方で、純利益は
- 原材料価格
- エネルギーコスト
- 海外事業の収益変動
- 円安 の影響を受けやすく、売上の伸びに比べて利益変動は大きめです。
💪企業の強み
-
圧倒的な国内ブランド力
- 「亀田の柿の種」「ハッピーターン」など、認知度が非常に高い。
- 指名買いされるロングセラーブランドを複数保有。
-
国内米菓市場トップクラスのシェア
- 約30%の市場シェアは大きな参入障壁。
- 小売との交渉力、棚確保、広告効率で有利。
-
流通チャネルの広さ
- スーパー、CVS、ドラッグストア、百貨店、土産、ECまで幅広い。
- グループ会社ごとの役割分担が明確。
-
“米”を軸にした事業多角化
- 米菓だけでなく、
- 介護食
- 保存食
- 米粉パン
- 機能性素材
- プラントベース に展開。
- 既存技術の延長で新市場へ入れる点は強い。
- 米菓だけでなく、
-
海外展開の下地がある
- 米菓は海外で健康食品文脈に乗せやすい。
- 北米・アジア双方に拠点があるのは優位。
💀企業の弱み
-
国内米菓市場そのものは成熟市場
- 人口減少、間食市場の競争激化で、国内だけでは高成長しにくい。
-
利益がコスト環境に左右されやすい
- 米、植物油、調味料、包装資材、エネルギー、物流費の影響が大きい。
- 値上げが遅れると収益が圧迫されやすい。
-
主力ブランド依存
- 強みでもある一方、主力商品の不振やブランド毀損時の影響が大きい。
-
海外事業は成長余地がある反面、難易度も高い
- 現地嗜好対応、価格競争、為替、法規制、人材マネジメントが課題。
-
“安定企業”ゆえの変化速度の制約
- 伝統ある大手食品メーカーのため、意思決定や新規事業のスピードでベンチャー型企業に劣る場面はあり得ます(公開情報に基づく)。
🔮将来性
- 将来性は高いが、成長の質が問われる段階です。
- ポジティブ要因:
- 海外でのグルテンフリー需要
- 健康志向の高まり
- アレルギー対応食品市場
- 防災備蓄需要
- 高齢化に伴う介護食需要
- 会社の方向性も、単なる菓子メーカーではなく
- 機能性素材
- 植物性食品
- 米粉食品
- 海外クロスボーダー供給 に広がっており、成長テーマは複数あります。
- ただし、将来の評価ポイントは
- 海外事業の収益性向上
- 食品事業の規模化
- 国内米菓の利益維持 を同時に実現できるかです。
- 就職先としては、“安定性+中長期の変革余地”がある企業と見てよいです。
🎭社風
- 新潟発のメーカーらしい堅実さと、上場企業としての安定感がある社風と考えられます(公開情報に基づく)。
- 一方で近年は、
- ライスイノベーション
- Better For You
- 海外展開
- サステナビリティ を前面に出しており、従来型の食品メーカーからの変革を進めています。
- したがって雰囲気は、
- 品質重視
- 協調性重視
- ブランドを大切にする
- ただし変化も求める というバランス型です。
- 向いている人:
- 派手な成果主義より、着実に改善を積み上げるタイプ
- ただし、既存ブランドの延長だけでなく新価値創造にも関心がある人
採用について
🎯求める人物像
公式の事業方針・採用傾向から見ると、相性が良いのは以下のタイプです。
-
“お米”の可能性に共感できる人
- ただお菓子を売るのではなく、米を通じて健康や社会課題解決に関わりたい人。
-
顧客視点・生活者視点を持てる人
- ロングセラーブランドを扱うため、生活者理解が重要。
-
挑戦と改善を両立できる人
- 大胆な新規事業だけでなく、地道な商品改善・品質改善も評価されやすい。
-
周囲と協働できる人
- 商品開発、営業、生産、品質、調達、海外法人など連携部門が多い。
-
グローバル志向のある人
- 海外事業を伸ばしているため、語学力そのものよりも異文化対応力・柔軟性があると強い。
📊評価制度・給与水準
-
給与水準:
- 有価証券報告書ベースでは、平均年収は600万円台前半規模とみられます(公開情報に基づく)。
- 食品メーカーの中では中位〜やや良好の水準感です(公開情報に基づく)。
-
初任給水準:
- 新卒は学歴別に設定される一般的なメーカー水準で、近年は物価上昇を踏まえた改定もあり得ます(公開情報に基づく)。
