最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社クボタ |
| 創業・設立 | 1890年創業、1930年法人設立(公開情報に基づく) |
| 本社 | 大阪本社:大阪市浪速区敷津東1-2-47/東京本社:東京都中央区京橋2-1-3(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 841億円余(84,130百万円)(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 採用サイトでは「グローバルで4万人を超える従業員」と明記。直近の公開資料では連結約5.2万人、単体約1.2万人規模(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点 | 大阪本社・東京本社のほか、主要拠点として堺製造所、枚方製造所、阪神工場、筑波工場、グローバル技術研究所など。海外も北米・欧州・アジアに生産・販売拠点を展開。正確な総拠点数の一括明示は確認できず |
⭐企業理念
クボタは創業者・久保田権四郎の
- 「国の発展に役立つ商品は、全知全霊を込めて作り出さねば生まれない」
- 「技術的に優れているだけでなく、社会の皆様に役立つものでなければならない」
という信念を原点にしています。
現在は、食料・水・環境の分野で社会課題を解決し、持続可能な社会の実現をめざす企業として位置づけられています。
IRでは、将来像として「豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”」を掲げています。
📊事業内容
クボタの事業は大きく以下の3領域です。
-
農業ソリューション
- トラクタ
- 田植機
- コンバイン
- ミニ耕うん機
- 野菜関連機器
- スマート農業支援システム「KSAS」
- 農作物の生産・加工・消費まで見据えたトータル支援
-
水環境ソリューション
- ダクタイル鉄管
- バルブ
- ポンプ
- 水処理システム
- 液中膜
- 浄化槽
- 上下水・排水処理関連
-
環境・産業ソリューション
- 産業用エンジン
- 建設機械
- 精密機器
- セントラル空調
- 素形材・鋼管
- 焼却・リサイクル関連
特徴は、単なる機械メーカーではなく、「食料・水・環境」を一体で捉える社会インフラ型メーカーである点です。
また、採用サイトでは海外売上比率が約70%とされており、グローバル企業としての性格が非常に強いです。
📈業績
以下は連結ベースの概数です(IR資料・有価証券報告書等の公開情報に基づく)。
| 年度 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2021年12月期 | 約2.2兆円 | 約2,470億円 |
| 2022年12月期 | 約2.8兆円 | 約2,150億円 |
| 2023年12月期 | 約3.0兆円 | 約2,540億円 |
| 2024年12月期 | 約3.1兆円 | 約2,400億円前後 |
| 2025年12月期 | 約3.2兆円 | 約2,650億円前後 |
成長率(2021→2025)
- 売上高:約45%増
- 売上高CAGR:年率約9〜10%
- 純利益:概ね高水準を維持
※年度ごとに市況・為替・農機需要の影響を受けて上下あり
業績の見方
- 2022年以降は、海外売上の大きさから円安の追い風を受けやすい
- 一方で、農機・建機は景気循環や販売店在庫調整の影響も受けるため、売上は伸びても利益率がぶれやすい面がある
- 水環境分野は、機械分野に比べると相対的に安定的な事業基盤になりやすい
💪企業の強み
-
食料・水・環境という普遍的テーマに張っている
- 一時的な流行ではなく、人類にとって不可欠な領域
- ESG・SDGsとの親和性が高い
-
農機で世界的な競争力
- 特に小型〜中型トラクタ分野で強い存在感を持つ(公開情報に基づく)
- 日本のみならず北米・欧州・アジアまで販路が広い
-
水インフラで国内有力
- ダクタイル鉄管、水処理、膜技術など、参入障壁の高い分野を持つ
- 公共性が高く、社会的意義が明確
-
海外売上比率約70%のグローバル展開
- 国内景気だけに依存しない
- 世界の食料需要・インフラ需要を取り込める
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“モノ売り”だけでなく“ソリューション型”へ進化中
- KSASなどスマート農業
- 水処理・資源循環
- データ活用・サービス連携
💀企業の弱み
-
農機市況の変動を受けやすい
- 農家所得、金利、穀物価格、ディーラー在庫調整などの影響が大きい
- 北米・欧州の景気減速局面では業績にブレが出やすい
-
為替影響が大きい
- 海外売上比率が高いため、円安は追い風だが円高は逆風
- 実力以上に業績が為替で見えづらくなる面がある
-
総合メーカーゆえに事業の複雑性が高い
- 農機、水処理、建機、エンジンなど事業幅が広い
- 部門によって仕事内容・文化・勤務地がかなり異なる
-
巨大海外競合との競争
- 農機ではJohn Deere、CNH、AGCO
- 建機ではコマツ、キャタピラーなど
- 技術・価格・販売網で継続投資が必要
🔮将来性
総じて高いです。
- 世界人口増加、食料需要増
- 農業の人手不足・高齢化
- 気候変動対応
- 水不足・老朽インフラ更新
- 脱炭素・資源循環
これらはすべてクボタの事業領域と直結しています。
特に今後は、
- スマート農業
- 自動運転・ロボット農機
- 精密農業
- 上下水道更新需要
- 膜・水処理技術
- 資源循環ソリューション
の伸びが期待されます。
一方で、短中期では農機需要の波や為替要因に左右されやすいため、“将来性は高いが、業績は景気循環型の顔も持つ”企業と見るのが適切です。
🎭社風
公式採用情報から見える社風は以下の通りです。
-
社会貢献意識が強い
- 「社会に役立つものをつくる」という創業精神が色濃い
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現場重視・ものづくり志向
- 製造、品質、設計、生産技術など現場密着型の職種が多い
- 技術や品質へのこだわりが強い
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誠実・粘り強い
- 採用メッセージでも「誠実さ」「粘り強さ」が強調されている
-
チームワーク重視
- One Kubotaの考え方のもと、部門・国をまたいだ連携を重視
-
年齢や経験に関わらず挑戦機会がある
- 公式に「誰にでもチャンスが与えられ、チャレンジできるカルチャー」と明記
印象としては、
外資的な成果主義一辺倒ではなく、日本型メーカーの堅実さを土台にしながら、グローバル化と挑戦志向を強めている社風です。
採用について
🎯求める人物像
公式採用情報から読み取れる人物像は次の通りです。
-
自己成長を追求し、自立的に挑戦できる人
- 常に自己研鑽を怠らない
- 指示待ちでなく主体的に動ける
-
誠実さ・粘り強さを持つ人
- 困難な状況でも投げ出さない
- お客様や現場に真摯に向き合える
-
チームで成果を出せる人
- 部門横断・国際協働が多いため協調性が重要
-
多様性を尊重できる人
- 国籍、年齢、性別、障がい、価値観の違いを受け入れられる
-
社会課題解決への関心が高い人
- 食料・水・環境といったテーマに興味関心がある人は親和性が高い
面接で刺さりやすい軸
- 社会貢献性
- 現場理解
- グローバル志向
- 技術/事業への具体的関心
- 長く粘り強く取り組んだ経験
📊評価制度・給与水準
評価制度
- 公式には、社員一人ひとりが専門性や能力を向上・発揮できるように、人材育成の仕組み構築と適切な評価制度の確立に取り組むと明記
- 年齢・年次のみでなく、挑戦機会や役割発揮を重視する方向性が強い
- 大企業メーカーらしく、職種別・等級別の制度設計がなされていると考えられる(公開情報に基づく)
給与水準
- 上場大手製造業としては比較的高水準
