最終更新日:2026/09/29(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
- 会社名:倉敷紡績株式会社(クラボウ)
- 創業:1888年3月9日
- 設立の位置づけ:創業時は「有限責任倉敷紡績所」、1893年に「倉敷紡績株式会社」へ改称
- 資本金:220億4,000万円(公開情報に基づく)
- 従業員数:3,714名(連結)
- 連結売上高:1,437億円
- 拠点数:国内外7カ国・71拠点
- 本社:大阪(公開情報に基づく)
- 上場区分:東証プライム上場(公開情報に基づく)
⭐企業理念
-
経営理念
「私たちクラボウグループは、新しい価値の創造を通じて より良い未来社会づくりに貢献します。」 -
キーワード
同心戮力
多様な人材が役割を生かし、一丸となって価値を生み出す考え方。 -
社是
謙受 -
社訓
「やる可し、大いにやる可し」 - 理念全体としては、
社会課題解決、謙虚さと向上心、挑戦を恐れない風土が核。
📊事業内容
クラボウは繊維会社として創業しつつ、現在は非繊維70%・繊維30%まで多角化したメーカーです。
| 事業領域 | 主な内容 |
|---|---|
| 化成品事業 | 軟質ウレタンフォーム、機能性フィルム、半導体製造装置向け樹脂加工品、住宅外装材、合成木材など |
| 繊維事業 | ユニフォーム素材、デニム、機能繊維、不織布、アップサイクル、熱中症対策関連など |
| 環境メカトロニクス事業 | 画像処理・検査計測装置、基板外観検査、膜厚計、路面検査、ロボットビジョン、各種自動化システム |
| ライフサイエンス・テクノロジー分野 | 遺伝子抽出装置、遺伝子解析キット、細胞関連製品、バイオメディカル製品 |
| エンジニアリング分野 | 環境プラント、排ガス処理、水処理、木質バイオマス発電 |
| 食品・サービス事業 | フリーズドライ食品、ホテル・サービス関連 |
| 不動産事業 | 遊休地活用、不動産開発・運営 |
特徴
- BtoB中心だが、住宅・自動車・半導体・医療・食品・インフラまで用途が広い
- 研究開発・製造・装置・システム・サービスを横断して持つ
- 展示会出展実績からも、半導体・ロボット・安全衛生・バイオの注力が見える
📈業績
※過去年度はIR等の公表値ベースの概数(公開情報に基づく)。
| 決算期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 約1,370億円 | 約60億円台 |
| 2023年3月期 | 約1,490億円 | 約70〜80億円台 |
| 2024年3月期 | 約1,530億円 | 約80億円台後半 |
| 2025年3月期 | 約1,480〜1,500億円 | 約80億円台 |
| 2026年3月期 | 1,437億円 | 約70億円台(公開情報に基づく) |
成長率
- 5年前比の売上成長はおおむね微増(累計で約5%前後)(公開情報に基づく)
- CAGR換算では年率1%前後の緩やかな成長
- 純利益は年度ごとの市況影響を受けるが、黒字維持力は比較的高い
読み解き
- 売上は1,400〜1,500億円台で安定
- 繊維専業ではなく、化成品・エレクトロニクス・バイオ・環境分野が収益下支え
- 一方で、住宅・自動車・半導体・設備投資など景気敏感分野の影響は受けやすい
💪企業の強み
-
事業ポートフォリオが広い
- 繊維一本足ではなく、非繊維70%まで多角化
- 市況変動リスクを分散しやすい
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ニッチで強い技術が多い
- 半導体向け樹脂加工品
- 基板外観検査装置
- 路面検査システム
- 遺伝子抽出・解析関連
- 高機能繊維、熱中症対策ソリューション
-
研究開発の歴史が長い
- 技術研究所、先進技術センター、TICなど研究拠点を保有
- 既存事業の延長だけでなく、技術の複合化で新規事業を生み出す力がある
-
社会課題解決との親和性が高い
- 安全衛生、環境、医療、インフラ老朽化、循環型素材など
- ESG・SDGs文脈で説明しやすい企業
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歴史・信頼・ブランド
- 1888年創業
- 倉敷中央病院、大原美術館など創業家・企業史の社会的存在感が大きい
💀企業の弱み
-
総花的に見えやすい
- 事業が多いため、外部からは「何の会社か」が伝わりにくい
- 志望動機では、自分がどの事業で貢献したいかを明確にしないと弱く見える
-
景気敏感領域が多い
- 自動車、住宅、半導体、設備投資の影響を受けやすい
- 好不況や原材料高、為替の影響が利益に出やすい
-
巨大総合化学・電機メーカーほどの規模はない
- 研究投資・海外展開・採用競争で超大手と真っ向勝負しづらい面がある
-
繊維の成熟市場性
- 繊維は差別化が難しく、価格競争・海外競争が起きやすい
- そのため非繊維成長が今後さらに重要
🔮将来性
将来性は比較的高いと見られます。理由は以下の通りです。
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半導体関連
- 樹脂加工品、機能性フィルム、検査計測で追い風
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自動化・省人化
- 3Dビジョンセンサー「KURASENSE」、ロボットシステム
-
安全・健康
- 「Smartfit for work」など暑熱対策・労働安全分野
-
環境・循環
- バイオマス発電、リサイクル原料素材、繊維to繊維、アップサイクル
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医療・バイオ
- 遺伝子解析、細胞関連、研究支援製品
注目点
- 既存事業の深掘りより、“異分野技術の掛け合わせ”で勝つ会社
- そのため、今後は半導体・ロボティクス・環境・ヘルスケアが成長の中核候補
🎭社風
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老舗だが、挑戦志向が強い
- 「やる可し、大いにやる可し」が象徴的
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協調性重視
- 「同心戮力」の考えから、個人プレー一辺倒よりチームで成果を出す文化
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真面目で堅実
- 「謙受」に表れるように、派手さより地道さ・継続力を重視
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社会貢献意識が強い
- 創業史そのものが雇用創出・教育・医療・地域貢献と結びついている
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技術者にとっては面白い環境
- 1つの専門に閉じず、事業横断で応用展開できる余地がある
採用について
🎯求める人物像
企業理念・DNAから見ると、特に相性が良いのは以下のタイプです。
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好奇心が強く、自分で動ける人
- 「面白いこと、やってやろう」に共感できる
-
挑戦を恐れない人
- 新規事業・新用途開発・技術の掛け合わせに関心がある
-
協働できる人
- 多様な人と連携し、チームで成果を出せる
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謙虚に学び続ける人
- 「謙受」の価値観に合う
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社会課題の解決に関心がある人
- 環境、安全、健康、インフラ、医療などへの関心がある
面接で刺さりやすい切り口
- 「なぜ繊維ではなくクラボウなのか」
- 「なぜその事業領域なのか」
- 「自分の専攻・経験をどう別分野へ応用したいか」
- 「社会課題と事業をどう結びつけて考えているか」
📊評価制度・給与水準
- 給与水準:上場メーカーとしては中堅〜やや高めの水準(公開情報に基づく)
- 平均年間給与:700万円台前半クラスとみられる(有価証券報告書ベースの公開情報に基づく)
