最終更新日:2026/09/24(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社物語コーポレーション |
| 設立年度 | 1969年(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 約28.4億円(公開情報に基づく) |
| 上場区分 | 東証プライム上場・証券コード3097(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 正社員1,500名前後、パート・アルバイトを含めると1万人超の事業規模(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点数 | 本社機能は愛知県豊橋市・東京拠点を中心に展開、店舗網は国内外で700店超規模(2024年頃の公開情報に基づく) |
補足
- 外食チェーンの中でも、自社で業態を開発し、多店舗展開まで持っていく「業態開発型」が大きな特徴です。
- 主力は 焼肉きんぐ、丸源ラーメン、ゆず庵 です。
⭐企業理念
- 公式サイト上の経営理念は 「Smile & Sexy」
- これは単なる接客スローガンではなく、
「自己実現を目指す生き方」
「自分らしく、自由に、正々堂々と、人間味豊かに働く」
という価値観を含んでいます。 - 公式サイトでも「自分物語」という表現を強く使っており、個人の主体性・多様性・自己表現を重視する会社だと読み取れます。
📊事業内容
- 外食事業の企画・開発・運営
- フランチャイズ事業
- 店舗開発・物件開発
- 国内外へのブランド展開
主なブランド(公式サイト掲載)
- 焼肉きんぐ
- 牛たん大好き 焼肉はっぴぃ
- 和牛焼肉 NIKUGEN
- 焼きたてのかるび
- 丸源ラーメン
- 二代目丸源
- 熟成醤油ラーメン きゃべとん
- お好み焼本舗
- 寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵
- 魚貝三昧 げん屋
- しゃぶとかに 源氏総本店
- 町中華 丸福飯店
- 果実屋珈琲
- 熟成肉とんかつ ロース堂
- 肉讃岐 もっちりうどん源次郎
事業の特徴
- 単一ブランド依存ではなく、焼肉・ラーメン・和食・カフェなど複数業態を持つ
- ただし利益牽引役は、実質的に 焼肉きんぐ・丸源ラーメン・ゆず庵 の3本柱が中心(公開情報に基づく)
- 新業態を試し、伸びる業態に集中投資する構造
📈業績
※以下は連結ベースの概数です(有価証券報告書・決算短信等の公開情報に基づく)。
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年6月期 | 約782億円 | 約12億円 | — |
| 2021年6月期 | 約609億円 | 約-26億円 | 約-22% |
| 2022年6月期 | 約760億円 | 約13億円 | 約+25% |
| 2023年6月期 | 約922億円 | 約43億円 | 約+21% |
| 2024年6月期 | 約1,071億円 | 約58億円 | 約+16% |
成長率の見方
- 2020年6月期 → 2024年6月期の売上CAGR:約8%
- コロナ影響の大きかった2021年6月期 → 2024年6月期の回復CAGR:約21%
- 純利益は2021年に赤字化したものの、以降は急回復・過去最高圏まで戻したとみられます(公開情報に基づく)
業績のポイント
- 外食業界全体が苦戦したコロナ期を乗り越え、既存店回復+新店出店で再成長
- 特に 焼肉きんぐの高い集客力 が全社成長を牽引
- 月次売上・店舗数をIRで開示しており、投資家向けの透明性は比較的高い
💪企業の強み
-
強力な主力ブランドを複数持つ
- 焼肉きんぐ、丸源ラーメン、ゆず庵はいずれも全国認知が高い
- 焼肉・ラーメン・和食で分散されており、一定のリスクヘッジになる
-
業態開発力
- 「ヒット業態を作る力」が強い会社として知られる(公開情報に基づく)
- 単なる店舗運営会社ではなく、ブランドを企画し、磨き、拡大する力がある
-
ファミリー層に強い
- 焼肉きんぐやゆず庵は、家族利用・グループ利用に強く、客単価も比較的取りやすい
- 食べ放題モデルは価格が明確で、景気悪化局面でも比較的選ばれやすい
-
現場主義・権限委譲
- 物語コーポレーションは、外食業界の中でも現場に裁量を持たせる文化で知られる(公開情報に基づく)
- 店長や現場社員の成長機会が大きい
-
高い成長余地
- 国内出店余地がまだあり、海外展開も継続
- FC事業も活用できるため、自己資本だけに依存しない拡大も可能
💀企業の弱み
-
人手依存が強い
- 外食業は採用・定着・教育の難易度が高い
- パート・アルバイト確保が店舗運営に直結する
-
原材料・光熱費の影響を受けやすい
- 肉・米・野菜・物流費の高騰が利益率を圧迫しやすい
- 食べ放題業態は価格転嫁のタイミングが難しい
-
主力ブランド依存
- 複数ブランドはあるが、収益面では焼肉きんぐへの依存度が高い可能性がある(公開情報に基づく)
- 主力ブランドの失速は全社インパクトが大きい
-
現場裁量の裏返しとしてのばらつき
- 権限委譲は強みだが、店舗品質の平準化が難しくなる面もある
- 教育水準・店長力量で差が出やすい
-
国内景気・消費マインドの影響
- 外食は消費者心理の影響を受けやすい
- 値上げ局面では来店頻度が落ちるリスクがある
🔮将来性
- 将来性は比較的高いと評価できます。
- 理由は以下の通りです。
1. 主力ブランドがまだ出店余地を持つ
- 焼肉きんぐ、丸源ラーメン、ゆず庵はいずれも全国深耕の余地がある(公開情報に基づく)
2. 新業態育成力がある
- 既存主力だけでなく、焼きたてのかるび、果実屋珈琲など新業態も育成中
- 成功すれば次の柱を作れる
3. 海外展開の余地
- 公式サイトでも「日本・海外における業態開発型リーディングカンパニーへ」と打ち出している
- 国内成熟後の成長先として海外がある
4. 人材投資を強化している
- 公式ニュースで「新卒初任給を300,000円に引き上げ」とあり、採用競争力強化の姿勢が明確
- 外食業界でこの水準はかなり目を引く
懸念点
- 成長継続には、採用力・教育力・多店舗運営品質の維持が必須
- 物価高・人件費上昇に耐えながら、高成長を続けられるかが焦点
🎭社風
- 公式サイトから読み取れる社風は、個性尊重・主体性重視・現場重視です。
- 「物語人」「自分物語」という言葉を前面に出しており、
マニュアル通りに無難にこなす人より、自分の色を出して周囲を動かせる人
がフィットしやすい会社です。
社風の特徴(公開情報に基づく)
- 若手にも裁量が大きい
- 店舗運営の最前線で鍛えられる
- 明るさ、元気さ、対人エネルギーが重視されやすい
- 年功序列より、成果・行動・リーダーシップが評価されやすい
- 反面、受け身タイプには厳しめ
採用について
🎯求める人物像
公式サイトの理念・採用ページ構成から、以下の人物像が合うと考えられます。
-
「Smile & Sexy」に共感できる人
- 明るさ、素直さ、エネルギー、人間味を出せる人
-
自分で考えて動ける人
- 指示待ちではなく、現場で課題を見つけて改善できる人
-
人を喜ばせるのが好きな人
- 接客・サービス・チーム貢献への関心が高い人
-
成長意欲が高い人
- 店長、エリアマネジャー、本部職などへ成長したい人
-
変化に強い人
- 店舗、業態、配属、繁閑差などに柔軟に対応できる人
-
チームで成果を出せる人
- 外食は個人技だけでなく、現場全体を回す協働力が重要
向いている人
- 体育会系気質が多少あっても苦でない
- 現場経験を通じて早く成長したい
- 接客もマネジメントも両方やりたい
向いていない可能性がある人
- デスクワーク中心を最初から希望する人
- 受け身で、評価基準の明文化だけを重視する人
- 土日繁忙・シフト勤務を強く避けたい人
📊評価制度・給与水準
給与水準
- 公式ニュースによると、新卒初任給を300,000円に引き上げる給与体系改定を実施
- 外食大手の新卒初任給としてはかなり高水準
- 上場企業の有価証券報告書ベースでは、平均年間給与は600万円台前半〜中盤程度とみられる(公開情報に基づく)
評価制度の傾向(公開情報に基づく)
- 実力主義色が比較的強い
