最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 日本国土開発株式会社 |
| 英文名 | JDC CORPORATION(公開情報に基づく) |
| 設立年度 | 1951年4月24日(2026年に創立75周年) |
| 資本金 | 約50.1億円(公開情報に基づく) |
| 上場区分 | 東証プライム上場・証券コード1887(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 単体約1,100名、連結約1,200名規模(公開情報に基づく) |
| 本社 | 東京都港区(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点数 | 主要支店7前後、本社・技術研究所・営業所等を全国展開(公開情報に基づく) |
補足
- 公式サイトでは、戦後復興のために優れた機械技術を導入して誕生した会社であることを明示しています。
- 事業の軸は土木・建築・関連事業の3本柱です。
⭐企業理念
- 経営理念:「わが社はもっと豊かな社会づくりに貢献する」
- コーポレートメッセージ:「私たちは国土のソリューションカンパニーです」
- キーワード:「挑戦と創造」
- 採用メッセージでは、社会課題の解決という“夢”を共有する人材を求めている点が強調されています。
読み解き
- 単なる「施工会社」ではなく、国土・都市・エネルギー・不動産まで含めた社会課題解決企業として自己定義しているのが特徴です。
- 伝統的なゼネコンの枠に収まらず、技術・事業開発・再エネ・街づくりまで広げる志向が見えます。
📊事業内容
1. 土木事業
- 道路・橋・社会インフラ整備
- 防災・減災・災害復旧
- 大規模造成工事
- 土地区画整理
- 独自工法・ICT活用による施工効率化
- 公式サイトでは回転式破砕混合工法、スクレーパなどの技術訴求あり
2. 建築事業
- 超高層建築
- 物流施設
- 食品工場
- オフィスビル・マンション
- 既存建物の価値向上、建て替え、補修補強、リニューアル
- ZEB/ZEH対応、免震・耐震ソリューション
3. 関連事業
-
再生可能エネルギー事業
- 公式サイトでは、2022年4月時点で全国12か所・100MW規模の開発実績
-
不動産事業
- 不動産開発
- 土地区画整理
- 賃貸
- 仲介
-
海外展開
- 東南アジアを中心とした新市場開拓
分析
- 日本国土開発は、売上の中心は建設だが、再エネ・不動産でストック型収益を持とうとしている点が特徴です。
- 建設受注だけに依存しない収益構造を目指している点は、採用面でも魅力です。
📈業績(公開情報に基づく)
直近5期の連結業績イメージ(億円、概数)
| 決算期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2021年5月期 | 約1,330 | 約77 |
| 2022年5月期 | 約1,510 | 約55 |
| 2023年5月期 | 約1,690 | 約41 |
| 2024年5月期 | 約1,620 | 約29 |
| 2025年5月期 | 約1,710 | 約35 |
成長率
- 売上高の5年成長率:約+29%
- 売上高CAGR:年率約6%台
- 純利益は横ばい〜減少傾向で、利益率の変動が大きい
分析
- 売上は拡大基調ですが、純利益は資材高・労務費上昇・案件採算の影響を受けやすく、建設業らしい収益変動の大きさがあります。
- 「トップラインは伸ばせるが、利益の安定化が課題」という見方が妥当です。
- 2026年5月期は第3四半期決算を公表済みで、継続的にIR開示を行っています。
💪企業の強み
-
土木に強いDNA
- 戦後復興・機械土工にルーツがあり、造成・防災・災害復旧に強い。
- インフラ更新需要、国土強靭化との相性が良い。
-
独自技術・機械技術
- 土木分野の独自工法、ICT施工、機械活用に強み。
- 単純な施工会社ではなく、技術開発型ゼネコンの色がある。
-
建築の得意領域が明確
- 超高層、物流、工場、リニューアルなど、需要のある分野に強み。
- 特に物流施設・生産施設は今後も需要が見込める。
-
再エネ・不動産を持つ
- 太陽光発電や不動産で、建設請負以外の収益源を確保しようとしている。
- ゼネコンの中では事業ポートフォリオに広がりがある。
-
働き方改革を公式に進めている
- フレックス、テレワーク、勤務間インターバル導入
- 現場の4週8休推進
- 男性育休取得率の数値目標公開
- 建設業界の中では、制度整備を比較的前面に出している
💀企業の弱み
-
利益が案件採算に左右されやすい
- 建設業は大型案件の原価管理次第で利益が大きくぶれる。
- 売上拡大がそのまま利益成長に直結しにくい。
-
スーパーゼネコンほどのブランド・資本力はない
- 鹿島・大成・大林・清水ほどの規模感ではない。
- 超大型案件やグローバル案件では競争上不利になりうる。
-
人手不足の影響を受けやすい
- 建設業全体の技術者不足・高齢化の影響が強い。
- 若手採用・定着・技能継承が重要課題。
-
資材価格・外注費上昇の圧力
- 建設コスト上昇局面では利益を圧迫しやすい。
- 特に民間建築では価格転嫁の難易度が収益に影響。
-
再エネ・不動産は安定源になる一方、規模はまだ限定的
- 事業の多角化は進んでいるが、収益の主柱は依然として建設。
- 非建設事業がどこまで利益の下支えになるかは今後次第。
🔮将来性
総評:中長期では有望だが、短期の利益変動には注意が必要
追い風
- 老朽インフラ更新
- 防災・減災、国土強靭化
- 物流施設・工場需要
- 再生可能エネルギー導入拡大
- 都市再開発・既存建物のリニューアル需要
- 建設DX、省人化ニーズ
注目点
- 公式サイトやWEBマガジンでも、研究開発・建設DX・先端建設企業への志向が強い
- 中期経営計画でも、従来型ゼネコンからソリューション型企業への進化を志向していると読める(公開情報に基づく)
リスク
- 採算悪化案件
- 人材確保競争
- 建設市場の景気変動
- 再エネ制度変更や電力市況の影響
就職先としての見方
- 「伝統的ゼネコン」よりも、技術・再エネ・街づくり・新領域に関わりたい人には相性が良いです。
🎭社風
- 公式採用サイトからは、若手にも成長機会を与える文化が強く出ています。
- 「年齢を問わず、成長につながる仕事をどんどん任せる」と明記。
- 技術志向・現場志向・社会貢献志向が強い。
- 一方で建設業の性格上、現場配属時は忙しさや拘束感が強くなりやすいと考えられます。
- ただし、公式には働き方改革をかなり具体的に進めており、従来型の建設会社からの改善意識は強いです。
- WEBマガジン「トンガレコクド」からは、尖った技術・挑戦・個性を歓迎する文化も感じられます。
採用について
🎯求める人物像
公式採用サイトの内容からみると、以下の人物像と相性が良いです。
- 社会課題の解決に関心がある人
- “夢”を共有できる人
- 挑戦心・創造性がある人
- 若いうちから責任ある仕事を担いたい人
- 技術・現場・ものづくりが好きな人
- チームで大きな成果を出すことにやりがいを感じる人
- 建設だけでなく、再エネ・不動産・まちづくりにも興味がある人
向いている人
- インフラ、防災、都市開発に興味がある
- 現場で汗をかきながら成長したい
- 技術だけでなく事業にも関わりたい
向いていない可能性がある人
- 勤務地や働き方を完全に固定したい
- デスクワーク中心を強く希望する
- 長期的な現場経験を避けたい
📊評価制度・給与水準(公開情報に基づく)
評価制度
- 詳細制度の全面開示は限定的ですが、建設会社の一般的傾向と公開採用情報からみると、以下が重視されやすいです。
- 現場での安全・品質・工程・原価管理
- 資格取得
- 担当案件での成果
- 協調性、マネジメント力
- 若手時代はOJTでの成長度合い
給与水準
-
新卒初任給
- 総合職大卒で月給27万円前後
- 院卒で月給29万円前後の水準感が見られます
