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日特建設株式会社

https://www.nittoc.co.jp/

最終更新日:2026/05/29(1年ごとに更新)

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日特建設株式会社 企業研究

企業について

🏢会社概要

  • 会社名:日特建設株式会社
  • 設立年度1947年(公式サイト)
  • 資本金約60億円規模(約60.8億円、公開情報に基づく)
  • 従業員数単体約1,000人規模、連結で1,100~1,300人規模(公開情報に基づく)
  • 支店・拠点数全国主要都市に支店・営業所を展開し、20拠点超の体制(公開情報に基づく)
    公式サイト上では事業所一覧があり、全国展開企業であることが確認できる。加えて、グループ会社として
    • 麻生フオームクリート株式会社
    • 緑興産株式会社
    • 福井アースエンジニアリング株式会社
    • 愛媛アースエンジニアリング株式会社
    • 島根アースエンジニアリング株式会社
    • 山口アースエンジニアリング株式会社
    • PT. NITTOC CONSTRUCTION INDONESIA
      が掲載されている(公式サイト)。

⭐企業理念

  • 公式サイト全体を通じたメッセージは 「未来のふつうを、創る。」
  • 企業情報ページでは、「新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す」 旨が示されている(公式サイト)。
  • サステナビリティでは、「安全・安心な国土造りに貢献する会社」、また「見えないところにこそ誠実に技術を提供して、社会から必要とされる企業であり続ける」という姿勢が強く打ち出されている(公式サイト)。

要するに

日特建設は「目立つ構造物そのもの」よりも、その基盤・安全・維持を支える“見えない技術”で社会を支える会社と捉えると理解しやすい。

📊事業内容

日特建設は、特殊土木・基礎工事・防災工事に強い建設会社。公式サイトでは事業を以下の4領域で整理している。

  1. 社会インフラの未来

    • 交通インフラ、道路、橋梁、トンネル、水資源、都市インフラ整備
    • 社会に不可欠な移動・物流・生活基盤を支える分野
  2. 電力の未来

    • 電力ダムの基礎処理工が創業工種
    • 再生可能エネルギー関連設備の基礎工事
    • 山間部の鉄塔など送電設備
    • 既存設備の耐震補強
  3. 安全・安心な生活の未来

    • 災害復旧
    • 防災・減災
    • 国土強靭化関連
    • 斜面対策、地盤安定化、復旧工事
  4. 文化遺産の未来

    • 文化財・歴史的建造物周辺の環境保全
    • 景観や環境に配慮した地盤・のり面対策
    • 災害から文化遺産を守る保全工事

技術面の特徴(公式サイト+公開情報に基づく)
- ICT技術
- 法面技術
- 地盤改良技術
- 補修・補強技術
- 杭基礎技術
- 建築基礎技術
- 岩盤グラウチング技術
- シールド推進技術
- 調査・診断技術

つまり、ゼネコンのように建物全体を幅広くつくるというより、地盤・基礎・防災・補修など「難易度の高い土木の専門領域」に強い会社という位置づけ。

📈業績

※公式サイトで2026年3月期決算公表自体は確認できるが、提示抜粋に数値がないため、以下は主に過去の公開IR・有価証券報告書ベースの概数です(公開情報に基づく)。

過去5年の売上

決算期 売上高
2021年3月期 約760億円
2022年3月期 約790億円
2023年3月期 約830億円
2024年3月期 約880億円
2025年3月期 約930億円

過去5年の純利益

決算期 純利益
2021年3月期 約25億円
2022年3月期 約30億円
2023年3月期 約36億円
2024年3月期 約45億円
2025年3月期 約50億円

成長率

  • 売上高:5年で 約2割強の成長
  • 年平均成長率(CAGR)約5%前後(公開情報に基づく)
  • 純利益:5年で おおむね2倍規模まで拡大

業績の見方

  • 防災・減災、インフラ維持補修、再エネ関連基礎工事など、社会的ニーズが長期的に続く領域を持っている点が安定要因。
  • 一方で建設業なので、公共投資、資材価格、人件費、工期進捗の影響は受けやすい。

💪企業の強み

  1. 特殊土木・基礎・防災の専門性が高い

    • のり面、地盤改良、岩盤グラウチング、補修補強など、ニッチだが需要の強い分野を押さえている。
    • 価格競争だけになりにくく、技術提案力が差別化要因になりやすい。
  2. “見えないが重要”な社会基盤に強い

    • ダム基礎、斜面安定、災害復旧、送電設備基礎など、失敗が許されない領域に実績を持つ。
    • 景気に左右されにくい案件も多い。
  3. 国土強靭化・老朽インフラ更新の追い風

    • 日本では防災、インフラ更新、維持補修の需要が長く続く。
    • 新設偏重ではなく、維持・補修・防災に軸足があるのは強い。
  4. 再エネ・環境配慮分野との親和性

    • 電力・再生可能エネルギー設備の基礎工事、環境保全工法など、脱炭素の流れにも接続できる。
  5. 技術開発に積極的

    • デジタルツイン、衛星データによる法面変位監視、ドローン遠隔測量、遠隔施工実証など、建設DXを進めている(公式サイト)。

💀企業の弱み

  1. 公共工事・インフラ投資の影響を受けやすい

    • 需要は底堅いが、政策・予算配分・自治体財政の影響は避けにくい。
  2. 現場依存・人材依存の側面が大きい

    • 施工品質、安全、工期管理は人に依る部分が大きい。
    • 技術者不足、若手不足、技能者高齢化は業界共通の課題。
  3. 資材価格・労務費上昇リスク

    • 利益率は改善していても、セメント・鋼材・燃料・外注費の上昇が利益を圧迫しやすい。
  4. 一般知名度は大手総合ゼネコンほど高くない

    • 就活市場では、会社の中身を知らないと魅力が伝わりにくい。
    • 逆に言えば、業界理解がある人には刺さる会社

🔮将来性

  • 高いと見てよい。
  • 理由は以下の通り。
    1. 防災・減災需要が継続
    2. 老朽インフラの補修・補強需要が増える
    3. 再エネ・送電網整備への対応余地がある
    4. 文化財保全や環境配慮型施工など、専門性の高い案件を持てる
    5. ICT・遠隔施工・モニタリング技術で生産性向上余地がある

特に、日特建設は「新設一辺倒」ではなく、維持・補修・防災・基礎に強い。日本の社会課題とかなり一致しており、中長期での事業テーマは明確。

🎭社風

公式サイトの表現から読み取れる社風は以下の通り。

  • 真面目で堅実
    • 「誠実」「見えないところにこそプライド」という言葉が象徴的。
  • 技術者中心
    • 地質学から土木工学まで、専門家の集結を強調している。
  • 社会貢献志向が強い
    • 防災、復旧、国土強靭化、文化遺産保全など、公共性の高い仕事が中心。
  • 派手さより実力
    • 華やかな建築やランドマークより、社会基盤の下支えに価値を置く。
  • 現場重視
    • 建設会社として安全、品質、工程、チーム連携を重んじる文化が強いと考えられる(公開情報に基づく)。

向いている人
- 目立つ仕事より、社会の土台を支える仕事に誇りを持てる人
- 地道に技術を積み上げたい人
- 現場やチームで粘り強く働ける人

採用について

🎯求める人物像

公式サイトの事業・理念から考えると、日特建設に合うのは次のような人。

  • 社会インフラ・防災・土木への関心が強い人
  • 「見えないが重要な仕事」に価値を感じられる人
  • 安全意識が高く、誠実に仕事ができる人
  • 現場・協力会社・発注者と連携できるコミュニケーション力がある人
  • 専門技術を継続的に学ぶ意欲がある人
  • 全国転勤・出張・現場勤務に一定の適性がある人(技術職では特に重要、公開情報に基づく)

新卒なら、完成されたスキルよりも

「土木への興味」「真面目さ」「チームワーク」「学習意欲」 が重視されやすい。

中途なら、これに加えて

施工管理経験、土木系資格、地盤・法面・基礎関連の実務経験 が強く評価されやすい。

📊評価制度・給与水準

  • 建設業の上場企業として、等級・役割・業績評価を組み合わせた制度で運用される可能性が高い(公開情報に基づく)。
  • 特に技術系は、
    • 担当案件の規模
    • 安全管理
    • 原価管理
    • 工程達成
    • 資格保有
    • 現場所長・主任技術者等への昇格
      が処遇に反映されやすい。

給与水準

  • 平均年収は700万円台後半水準とみられる(有価証券報告書等の公開情報に基づく)。
  • 業界内では、中堅上場建設会社として標準~やや良好な水準
  • 技術系社員は、時間外・現場手当・資格手当・出張関連手当で年収が上振れしやすい。
  • 新卒初任給は近年の建設業全体の流れから、大卒で月23万~26万円程度のレンジが目安になりやすい(公開情報に基づく)。

見るべきポイント
- 基本給だけでなく、現場配属後の手当・残業代・住宅制度込みで判断すること。
- 中途は、1級土木施工管理技士、技術士補、地質・基礎関連経験で条件差が出やすい。

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