最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社大林組 |
| 創業 | 1892年 |
| 設立 | 1936年(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 577.52億円(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 単体約9,000人台、連結約16,000~18,000人規模(公開情報に基づく) |
| 上場区分 | 東証プライム上場(公開情報に基づく) |
| 本店・主要拠点 | 本店は東京・大阪、主要支店は全国8拠点規模、国内外に営業所・現地法人多数(公開情報に基づく) |
- 事業ポートフォリオは、国内建設事業(建築・土木)を中核に、海外建設、エンジニアリング、開発、グリーンエネルギー、新領域ビジネスまで広いのが特徴です。
- 日本を代表するスーパーゼネコンの一角で、超高層、都市再開発、トンネル、橋梁、ダム、空港改修など大型案件に強みがあります。
⭐企業理念
- 公式サイトでは「大林組基本理念」を掲げ、誠実なものづくりを通じて社会に貢献する姿勢を前面に出しています。
- 企業メッセージとしては 「MAKE BEYOND つくるを拓く」 を展開しており、単なる施工会社ではなく、社会課題を技術で解く企業としての方向性が明確です。
- また、Obayashi Sustainability Vision 2050 を掲げ、脱炭素・資源循環・人材・安全・ガバナンスを経営の中核に置いています。
📊事業内容
大林組の事業は以下の7本柱です。
-
国内建設事業(建築)
オフィス、マンション、商業施設、工場、病院、学校など幅広い建築物を提供。- 2024年度売上高:13,371億円
- 2024年度営業利益:627億円
-
国内建設事業(土木)
トンネル、橋梁、ダム、河川、鉄道、高速道路などインフラ建設・更新。- 2024年度売上高:4,022億円
- 2024年度営業利益:405億円
-
海外建設事業
東南アジア、北米、オセアニアで建築・土木を展開。- 2024年度売上高:7,573億円
- 2024年度営業利益:216億円
エンジニアリング事業
専門技術と総合建設の強みを融合し、「建てる+α」を提供。-
開発事業
賃貸不動産開発・保有、私募ファンド活用、大規模再開発支援。- 2024年度売上高:729億円
- 2024年度営業利益:161億円
グリーンエネルギー事業
再エネ発電、地熱、風力、グリーン水素などを推進。新領域ビジネス
PPP・コンセッション、モビリティ、先端技術、社会課題解決型事業を拡大。
特徴
- 建設だけでなく、不動産・エネルギー・新規事業まで収益源を多角化している点が強いです。
- 近年はZEB、木造・木質化、低炭素材料、BIM、ロボット施工、自動化などを強化しています。
📈業績
過去5年の売上・純利益
以下は連結ベースの概数です(公開情報に基づく)。
| 年度 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2020年度 | 約1.9兆円(公開情報に基づく) | 約1,000億円(公開情報に基づく) |
| 2021年度 | 約2.0兆円(公開情報に基づく) | 約770億円(公開情報に基づく) |
| 2022年度 | 約2.3兆円(公開情報に基づく) | 約840億円(公開情報に基づく) |
| 2023年度 | 約2.5兆円(公開情報に基づく) | 約1,100億円(公開情報に基づく) |
| 2024年度 | 約2.6兆円規模(公開情報に基づく) | 約1,000億円超~1,300億円規模(公開情報に基づく) |
成長率
- 売上高は5年で約1.4倍弱の水準まで拡大しており、年平均成長率はおおむね8~9%程度と見てよいです(公開情報に基づく)。
- 純利益は建設業特有で案件採算・資材高・海外案件・引当の影響を受けやすく、年度変動は大きいです。
- ただし足元は、国内建築・土木の大型案件、海外建設、開発・再エネの多角化が寄与し、業容は拡大傾向です。
💪企業の強み
-
国内トップクラスのブランド力・実績
高輪ゲートウェイ、グラングリーン大阪、関西国際空港改修、風力発電所など、象徴的案件を多数担当。 -
建築・土木の両輪が強い
片方に偏らず、景気局面に応じて収益の下支えがしやすい。 -
海外事業の規模が大きい
2024年度の海外建設売上高は7,573億円と大きく、国内依存一辺倒ではない。 -
技術開発力が高い
BIM、建設ロボット、3Dプリンタ、トンネル自動化、低炭素建材、代替燃料利用など、DX・GXの発信が多い。 -
非建設領域への展開
開発事業、再エネ、グリーン水素、新領域ビジネスへの投資が進んでいる。 -
都市再開発・大型複合案件に強い
施工のみならず、企画・設計・開発・運営支援まで関与しやすい。
💀企業の弱み
-
建設業特有の採算変動リスク
受注時点と施工時点の資材費・労務費差で利益がぶれやすい。 -
大型案件依存のリスク
一件の工事損失や工期遅延が業績へ与える影響が大きい。 -
人手不足・技能労働者高齢化
業界全体の構造課題であり、将来的な施工体制確保が重要。 -
現場負荷が高くなりやすい
働き方改革は進むが、繁忙期・大型現場では負担が重くなりやすい。 -
安全・法令順守が経営課題になりやすい
建設業は労働安全衛生・品質・下請管理に対する社会的要求が非常に厳しい。大林組も安全関連のお詫び公表があり、レピュテーション管理は重要です。
🔮将来性
-
かなり高いと見てよいです。理由は以下の通りです。
- 国内のインフラ更新需要が長期で続く
- 都市部の再開発案件が継続する
-
脱炭素建築・再エネ・グリーン水素が新しい成長源になる
-
海外建設が第二の成長エンジンになっている
-
BIM・自動化・ロボット施工で生産性改善余地が大きい
- 国内のインフラ更新需要が長期で続く
特に大林組は、単なる「受注型ゼネコン」から、開発・運営・環境・エネルギーまで含む事業会社化を進めている点が将来性の源泉です。
一方で、将来性は高いものの、原価高・人材確保・海外リスク管理をどこまで制御できるかが鍵です。
🎭社風
- 堅実・真面目・大企業的な色合いが強い一方、近年はDX・GX・スタートアップ連携などで挑戦色も強まっている印象です(公開情報に基づく)。
- 現場型の会社なので、チームで大きな案件をやり切る協調性が重視されやすいです。
- 技術研究所や受賞実績の発信が多く、技術志向・品質志向はかなり強いです。
- 体育会系一辺倒というより、誠実さ・安全意識・実務遂行力が評価されやすいタイプの社風と考えられます(公開情報に基づく)。
- 2026年3月に7.5%の賃上げを公表しており、人材確保・待遇改善への姿勢も見えます。
採用について
🎯求める人物像
公式抜粋に明示的な人物像文言はありませんが、事業内容・発信内容からは以下が強く求められると考えられます(公開情報に基づく)。
- 誠実にやり切れる人
- 安全を最優先できる人
- 多様な関係者と協働できる人
- 大規模・長期プロジェクトでも粘り強く取り組める人
- DX/GX、新技術、新領域に前向きな人
- 社会インフラや都市づくりに使命感を持てる人
特にゼネコンでは、個人の能力だけでなく、設計・施工・調達・営業・事務・協力会社を巻き込む調整力が重要です。
📊評価制度・給与水準
- 大手ゼネコンらしく、等級制度+目標管理+賞与評価を組み合わせた運用が基本とみられます(公開情報に基づく)。
- 職種によっては、現場実績、資格、マネジメント力、専門性が処遇に反映されやすいです(公開情報に基づく)。
- 2026年3月には7.5%の賃上げを実施しており、業界内でも比較的積極的な水準です。
