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企業研究
最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
※大塚ホールディングス株式会社は持株会社です。以下、単体と大塚グループ連結を区別して記載します。
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 社名 | 大塚ホールディングス株式会社 |
| 設立年度 | 2008年7月8日 |
| 創業 | 1921年(大塚グループとして) |
| 資本金 | 816億90百万円 |
| 代表者 | 代表取締役社長 兼 CEO 井上 眞 |
| 本社所在地 | 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-9 |
| 東京本部所在地 | 〒108-8241 東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー |
| 事業内容 | 持株会社 |
| 従業員数 | 224名(単独)/37,758名(連結) |
| グループ会社数 | 連結子会社181社、持分法適用関連会社26社 |
| 支店・拠点数 | 単体では本社・東京本部の2主要拠点。グループ全体では182社、研究所37ヵ所、工場111ヵ所 |
| 海外展開 | 従業員 海外23,734名、会社数 海外145社 |
⭐企業理念
- 企業理念:“Otsuka-people creating new products for better health worldwide”
- 価値観の中核:
- 流汗悟道:現場で汗をかき、自ら考え抜く
- 実証:仮説を形にし、検証する
- 創造性:既成概念にとらわれず新しい価値を生む
- 会社としては、「大塚だからできること」「大塚にしかできないこと」を重視。
- 単なる医薬品メーカーではなく、トータルヘルスケア企業として、診断・治療・日常の健康維持まで広く捉える考え方が強い。
📊事業内容
大塚グループは4事業で構成されています。
| 事業 | 2025年度売上収益 | 概要 |
|---|---|---|
| 医療関連事業 | 17,442億円 | 医療用医薬品、臨床栄養、輸液、診断・医療機器など |
| ニュートラシューティカルズ関連事業 | 5,776億円 | 機能性飲料・食品、サプリメント等 |
| 消費者関連事業 | 346億円 | 食品・生活者向け商材 |
| その他の事業 | 1,124億円 | 化学、物流など |
- 売上構成比は、医療関連約70.6%、ニュートラシューティカルズ約23.4%が中心。
- 市場別売上収益(2025年度)
- 日本:7,181億円
- 北米:11,689億円
- 欧州:2,849億円
- その他:2,970億円
- 北米売上比率が高く、グローバル展開の中でも米国事業の重要性が非常に大きい。
- 主要事業会社:
- 大塚製薬
- 大塚製薬工場
- 大鵬薬品工業
- 大塚倉庫
- 大塚化学
- 大塚食品
- 大塚メディカルデバイス
📈業績
過去5年の売上収益・純利益
※純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益ベースの概算(公開情報に基づく)
| 年度 | 売上収益 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2021年度 | 約15,980億円(公開情報に基づく) | 約1,600億円(公開情報に基づく) |
| 2022年度 | 約18,020億円(公開情報に基づく) | 約1,700億円(公開情報に基づく) |
| 2023年度 | 約20,180億円(公開情報に基づく) | 約2,400億円(公開情報に基づく) |
| 2024年度 | 約23,290億円(公開情報に基づく) | 約3,100億円(公開情報に基づく) |
| 2025年度 | 24,689億円 | 約3,300億円(公開情報に基づく) |
成長率
- 売上収益CAGR(2021→2025):約11%前後(公開情報に基づく)
- 純利益CAGR(2021→2025):約19~20%前後(公開情報に基づく)
- 直近の売上成長率(2024→2025):約6.0%
- 利益成長の主因は、医療関連事業の拡大、特に北米を中心とした主力製品群の伸長とみられます(公開情報に基づく)。
💪企業の強み
-
医療×ニュートラシューティカルズの独自ポジション
- 製薬専業でも食品専業でもなく、「治療」と「日常の健康」両方を持つ」のが特徴。
- 医療関連17,442億円、ニュートラシューティカルズ5,776億円と、両輪が大きい。
-
グローバルな事業基盤
- 連結従業員37,758名
- 海外従業員23,734名
- 研究所37ヵ所
- 工場111ヵ所
- 北米売上11,689億円で、海外で稼ぐ力が強い。
-
高い研究開発力と未充足ニーズ志向
- 「顕在化しているが満たされないニーズ」「消費者が気づいていないニーズ」を狙う姿勢が明確。
- 精神・神経領域、がん領域、輸液・臨床栄養、機能性飲料などで独自色が強い(公開情報に基づく)。
-
グループ経営の厚み
- 医薬品、食品、化学、物流、医療機器まで持つため、景気変動や単一事業依存を相対的に分散しやすい。
- 持株会社として、各事業会社の専門性を生かせる。
-
企業文化が明確
- 「創造性」「実証」を公式に強く打ち出しており、保守的になりやすい大企業の中では比較的珍しい。
💀企業の弱み
-
主力事業への依存度が高い
- 売上の約70%が医療関連事業。
- 医薬品は特許、薬価、規制、臨床試験の結果に業績が左右されやすい。
-
北米依存の高さ
- 市場別売上で北米が約47%。
- 為替、米国薬価政策、競争環境の影響を受けやすい。
-
持株会社ゆえに、単体での事業実感が持ちにくい
- 大塚ホールディングス単体は持株会社なので、採用職種によっては現場から距離がある。
- 事業に深く入りたい人は、主要事業会社採用の方が合う場合もある。
-
グループ横断の複雑性
- 会社数が多く、事業領域も広いぶん、意思決定や連携が複雑になりやすい(公開情報に基づく)。
-
消費者関連事業の規模は限定的
- 消費者関連事業の売上は346億円で、全体に占める比率は小さい。
- 収益ドライバーはやはり医療・ニュートラシューティカルズ。
🔮将来性
- 高いと考えられます。
-
理由:
- 高齢化・慢性疾患・メンタルヘルス需要の拡大(公開情報に基づく)
- 日常の健康管理・予防ニーズの拡大
- 医療と生活者接点の両方を持つため、トータルヘルスケア戦略を展開しやすい
- 北米を中心としたグローバル売上基盤がすでに大きい
- サステナビリティ、人財育成、健康経営へのコミットが強い
-
一方で将来性を左右するポイントは、
- 医薬品のパイプライン進捗
- 特許切れ対応
- 北米依存のコントロール
- グループシナジーの実効性 です。
🎭社風
- 公式メッセージから見る社風は、創造性重視・挑戦志向・実証主義。
- 「失敗を恐れず革新的な製品や誰もやったことがない取り組みにチャレンジし続ける」とトップが明言しており、挑戦を肯定する文化が強い。
- 一方で「実証」を重視するため、単なるアイデア偏重ではなく、仮説→検証→事業化の筋道が求められる。
- グループ会社ごとの独立性が比較的高く、大企業の安定感と事業会社の自律性が同居するタイプとみられます(公開情報に基づく)。
- 向いている人:
- 既成概念を疑える人
- 自分で考えて動ける人
- ヘルスケアに長期で向き合いたい人
- グローバル志向のある人
採用について
🎯求める人物像
公式の理念・トップメッセージから読み取れる人物像は以下です。
-
創造性がある人
- 「前例がない」「常識ではこうだ」に縛られない人
-
実証できる人
- アイデアだけで終わらせず、形にして検証できる人
-
自律性が高い人
- 「流汗悟道」の価値観に合う、現場感覚を持って自ら動ける人
-
変化をチャンスと捉えられる人
- CEOメッセージでも「変化する外部環境」を機会と捉える姿勢を強調
-
ヘルスケアへの関心が強い人
- 医療から日常の健康までを広く捉えられる人
-
グローバル視点を持つ人
- 海外比率が高く、国内完結型の志向だけでは合いにくい
📊評価制度・給与水準
- 大塚ホールディングス単体は持株会社のため、職種は経営企画、財務、法務、人事、IR、ガバナンス、グループ戦略などのコーポレート職種中心になりやすい(公開情報に基づく)。
- 評価制度の詳細は職種ごとの公開が限定的ですが、会社の性格上、
- 役割責任
- 専門性
- 成果
- グループ横断での貢献 が重視されやすいと考えられます(公開情報に基づく)。
