最終更新日:2026/06/25(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
- 会社名:六甲バター株式会社(ブランド名:QBB)
- 設立:1948年(公開情報に基づく)
- 資本金:28億4,300万円(公開情報に基づく)
- 従業員数:単体約470名、連結約1,000名規模(公開情報に基づく)
- 上場区分:東証スタンダード上場・証券コード2266(公開情報に基づく)
- 本社:神戸市に本社を置く食品メーカー(公開情報に基づく)
-
支店・拠点:
- 公式抜粋から正確な総拠点数は確認できませんが、本社(神戸)・工場・東京を含む営業拠点を有する体制です(公開情報に基づく)
- 公式サイト上では工場見学(QBBプロセスチーズパーク)の案内があり、製造拠点を活用した広報・体験施策も行っています
⭐企業理念
- 公式サイトのブランドメッセージは「おいしいって、生きること。」
- 商品ページでは、六甲バターは「国内トップシェアのチーズ専業ブランドとして、常に『最高の品質と最高のおいしさ』を提供」するとしています
- つまり、理念の実態としては
1. おいしさの提供
2. 品質重視
3. チーズを通じた食文化提案
に軸足がある企業と整理できます
📊事業内容
六甲バターの主力は、チーズを中心とした食品の製造・販売です。
1. 家庭用商品
- ベビーチーズ類
- チーズデザート
- スライスチーズ類
- 6Pチーズ
- オリジナル商品
- チーズ代替植物性食品
2. 業務用商品
公式サイトでは、以下の顧客向けに幅広く展開しています。
- 学校給食向け
- 食品工場・加工品向け
- 製菓・製パン向け
- 外食・中食(惣菜)向け
具体的な業務用カテゴリ
- ブロック・スモーク・ダイス
- スライス・タンザク・スティック
- ソフト・ソース
- パウダー・シュレッド・ナチュラルチーズ
- 給食向け
- Q食(高たんぱく・減塩など機能訴求商品)
3. 開発力の特徴
公式サイトでは強みとして以下を明示しています。
- 経験豊富なチーズ加工技術
- 用途に合わせた物性開発
- チーズを使った新たな食文化提案
- 使いやすい加工品開発
- 幅広い業務用商品の開発
4. 周辺カテゴリー
- 公式サイト上で、業務用ではナッツや冷凍カップケーキ等も扱うと明記
- したがって、チーズ専業色は強いものの、実務上は周辺食品も含めた提案型メーカーです
📈業績
以下は直近の有価証券報告書・決算短信ベースの概数です(公開情報に基づく)。
過去5年の売上
| 年度 | 売上高 |
|---|---|
| 2019年12月期 | 約457.4億円(公開情報に基づく) |
| 2020年12月期 | 約461.4億円(公開情報に基づく) |
| 2021年12月期 | 約450.7億円(公開情報に基づく) |
| 2022年12月期 | 約457.1億円(公開情報に基づく) |
| 2023年12月期 | 約480.9億円(公開情報に基づく) |
過去5年の純利益
| 年度 | 純利益 |
|---|---|
| 2019年12月期 | 約21.4億円(公開情報に基づく) |
| 2020年12月期 | 約22.9億円(公開情報に基づく) |
| 2021年12月期 | 約17.7億円(公開情報に基づく) |
| 2022年12月期 | 約1.3億円(公開情報に基づく) |
| 2023年12月期 | 約11.1億円(公開情報に基づく) |
成長率
- 売上高5年CAGR:約+1.3%(2019→2023、公開情報に基づく)
- 純利益5年CAGR:約-15%前後(2019→2023、公開情報に基づく)
- 傾向としては
- 売上は堅調〜微増
- 利益は原材料高・為替・価格改定の影響で変動が大きい
- 特に2022年は、食品メーカー全般と同様に乳原料高・円安・エネルギー高の打撃を受けたと見られます(公開情報に基づく)
💪企業の強み
-
QBBブランドの高い認知
- 「ベビーチーズ」「6Pチーズ」「チーズデザート」など、家庭用で強いブランドを持つ
- 日常消費に根付いた商品が多く、リピート需要がある
-
国内トップシェアのチーズ専業ブランド
- 公式サイトで明示
- 「チーズ専業」でここまでブランド確立できているのは大きい
-
商品開発の先進性
- 公式サイトによると、世界初のスティックチーズ、日本初の個包装スライスチーズを開発
- ロングセラーだけでなく、新味・機能性・デザート化まで広げている
-
BtoCとBtoBの両輪
- 家庭用ブランド力に加え、業務用で
- 給食
- 外食
- 惣菜
- 製パン・製菓
- 加工食品メーカー をカバー
- 景気やチャネル変動への耐性を一定程度持つ
- 家庭用ブランド力に加え、業務用で
-
健康・機能訴求に対応
- 高たんぱく、減塩、鉄分、食物繊維、植物性代替など
- 単なる嗜好品メーカーではなく、栄養価値提案ができる
-
ファン接点が多い
- レシピ、工場見学、メンバーズクラブ、SNS、キャンペーンなど
- 消費者との関係づくりが上手い
💀企業の弱み
-
原料・為替の影響を受けやすい
- チーズ原料は海外調達比率が高くなりやすく、円安・乳価上昇の直撃を受けやすい(公開情報に基づく)
-
事業の中心がチーズに集中
- 強みでもある一方、カテゴリー分散は限定的
- 市場成熟や健康志向の変化が逆風になると影響を受けやすい
-
大手総合食品・乳業メーカーに比べ規模が小さい
- 雪印、明治、森永乳業などに比べると、原料調達力・広告投資余力・海外展開力で不利になりやすい(公開情報に基づく)
-
利益変動が比較的大きい
- 売上は安定でも、コスト転嫁のタイミング次第で利益がぶれやすい
🔮将来性
- 総論としては「安定市場の中で、商品開発で伸ばすタイプ」
- 追い風
- 高たんぱく需要
- 間食の質向上
- 個食・小分けニーズ
- デザート系チーズの拡大
- 植物性代替食品の開拓
- 業務用でのソリューション提案
- 課題
- 原料高の継続
- 国内人口減
- チーズ市場の成熟
- 将来性を見るポイント
- 価格改定をどこまで受け入れられるか
- ベビーチーズ以外の柱をどこまで育てられるか
- 機能性・業務用提案・代替食品の伸長
- そのため、急成長型というよりは、ブランド力と開発力で収益改善を積み上げる中堅優良食品メーカーとして見るのが妥当です
🎭社風
- 公式サイト全体から受ける印象は、親しみやすさ・生活密着・品質重視
- レシピ、妊婦向け情報、工場見学、メンバーズ施策などから、消費者との距離が近い
- 一方で食品メーカーなので、実務では
- 品質管理
- 安全性
- ルール遵守
- 安定供給 が強く求められると考えられます
- 総合すると
- 派手なベンチャー型ではなく
- 堅実・実直・商品志向のメーカー文化 が強い会社と考えられます(公開情報に基づく)
採用について
🎯求める人物像
公式の採用詳細抜粋は手元情報にありませんが、事業内容からみると以下の人物との相性が高いです。
- 食に強い関心がある人
- チーズや乳製品、健康提案に興味がある人
- 生活者目線で商品を考えられる人
- 地道に品質・改善を積み上げられる人
- 営業・開発・生産・品質保証など多部門連携ができる人
- BtoCのブランドづくりとBtoBの提案営業の両方に理解を持てる人
特に六甲バターは、
- ロングセラー商品の改良
- 新商品の継続投入
- 業務用の顧客別対応
が重要なので、発想力だけでなく、粘り強さ・調整力・再現性も重視されやすい企業です(公開情報に基づく)
📊評価制度・給与水準
- 平均年間給与:上場会社の有価証券報告書ベースで600万円台半ばの水準とみられます(公開情報に基づく)
- 給与水準の印象としては
- 食品メーカーの中では極端に低い水準ではない
- ただし商社・外資・総合大手メーカーほどの高報酬ではない
