最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 三機工業株式会社 |
| 証券コード | 1961(東証プライム) |
| 創立 | 1925年 |
| 資本金 | 約81億円(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 単体約2,600名、連結約6,000名超(公開情報に基づく) |
| 本社 | 東京都中央区(公開情報に基づく) |
| 拠点 | 本社のほか、国内主要都市に支社・支店・営業所・研究開発拠点・工場、海外拠点あり。公式サイトに国内拠点/海外拠点一覧を掲載 |
| 事業領域 | 建築設備、物流システム、水処理・廃棄物処理、スマートビル、ファシリティ、不動産 |
補足
- 1925年創立、2025年に100周年を迎えた老舗エンジニアリング企業です。
- 「空気・水・電気・搬送」を軸に、建築設備とプラント設備の両方を持つ点が特徴です。
⭐企業理念
- 公式サイトでは「三機工業グループ経営理念」を掲げています。
- ブランドメッセージとして「カイテキをカタチに。」、広告メッセージとして「人に快適を。地球に最適を。」を展開しています。
- 事業全体としては、エンジニアリングを通じて快適環境を創出し、社会インフラと持続可能性に貢献する姿勢が強い企業です(公開情報に基づく)。
📊事業内容
三機工業の事業は大きく建築設備事業とプラント設備事業に分かれます。
1. 建築設備事業
-
ビル空調衛生事業
- ビルの空調、給排水衛生設備を総合的に提供
- 省エネ、快適性向上、ライフサイクルコスト削減に強み
-
産業空調事業
- 工場・研究施設向け空調、クリーンルーム設備
- 半導体、電子部品、医薬など高精度環境が必要な業界に強い
-
電気事業
- 受変電、照明、情報通信、監視システムなど
- 建物の安定稼働と省エネ運用を支える
-
スマートビルソリューション事業
- BA(ビルディングオートメーション)×ICTによる省エネ・快適化
- 中央監視、自動制御、情報通信ソリューション
-
ファシリティシステム事業
- オフィス構築、移転、PM、ワークプレイス戦略
- 設計・ICTコンサル・運用改善まで対応
2. プラント設備事業
-
機械システム事業
- 物流システム、コンベヤ、搬送機器
- 空港手荷物搬送、物流センター、仕分け設備など
-
環境システム事業
- 上下水処理設備、汚泥処理、廃棄物処理設備
- 省エネ・CO2削減型の独自システムを展開
-
不動産事業
- 保有不動産の有効活用など(公開情報に基づく)
技術面の特徴
- R&Dセンターを持ち、事業横断で研究開発を推進
- 独自技術の例:
- クリーンルーム技術
- アルミニウム冷媒配管工法
- 木質バイオマス発電設備
- 超微細気泡散気装置
- 大空間向け温度成層空調システム
主な実績(公式サイト掲載)
- 日本生命淀屋橋ビル
- スーパーコンピュータ「富岳」
- 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
- コストコホールセール石狩倉庫店
- 邑智クリーンセンター可燃ごみ共同処理施設
- トーハン和光センター
📈業績
※以下は主に有価証券報告書・財務ハイライト等の公開情報ベースの概数です。
過去5年の売上高(3月期、概数)
| 期 | 売上高 |
|---|---|
| 2020年3月期 | 約1,900億円(公開情報に基づく) |
| 2021年3月期 | 約1,900億円(公開情報に基づく) |
| 2022年3月期 | 約1,970億円(公開情報に基づく) |
| 2023年3月期 | 約2,140億円(公開情報に基づく) |
| 2024年3月期 | 約2,530億円(公開情報に基づく) |
過去5年の純利益(3月期、概数)
| 期 | 純利益 |
|---|---|
| 2020年3月期 | 約70〜80億円(公開情報に基づく) |
| 2021年3月期 | 約90億円前後(公開情報に基づく) |
| 2022年3月期 | 約100億円前後(公開情報に基づく) |
| 2023年3月期 | 約110億円前後(公開情報に基づく) |
| 2024年3月期 | 約150億円前後(公開情報に基づく) |
成長率
- 売上高の5年累計成長率:約+30%超(公開情報に基づく)
- 売上高CAGR:年率約7%前後(公開情報に基づく)
- 純利益も拡大傾向で、収益力は改善基調(公開情報に基づく)
業績の見方
- 大型案件の進捗・完成時期の影響を受けやすい業種ですが、近年は
- 半導体・電子産業向け産業空調
- データセンター
- 物流設備
- 省エネ改修
- 水処理・環境設備
の需要追い風があり、比較的強い成長が見られます(公開情報に基づく)。
💪企業の強み
-
事業ポートフォリオが広い
- 空調・衛生・電気だけでなく、物流システムや環境設備も持つ
- 建設投資の波を複数事業で吸収しやすい
-
設備エンジニアリングの総合力
- 建築設備を横断統合できる
- スマートビル・ICT連携まで対応可能
-
産業空調・クリーンルームに強い
- 半導体、医薬、電子部品など高付加価値案件に関与しやすい
- 技術難易度が高く、差別化しやすい
-
環境・脱炭素テーマとの親和性
- ZEB、省エネ、再エネ、水処理、廃棄物処理など、ESG需要に直結
- 2050年カーボンニュートラルの流れは追い風
-
100年企業としての信頼性
- 官公庁、インフラ、大手民間案件の実績が豊富
- 大規模・長期案件で信用力が生きる
💀企業の弱み
-
建設・設備投資市況に業績が左右されやすい
- 民間設備投資や大型案件のタイミングで受注がぶれやすい
-
現場依存が強い
- 設備工事は人員配置、施工管理力、協力会社ネットワークの影響が大きい
- 人手不足や技能者不足の影響を受けやすい
-
利益率は製造業型の高収益企業ほど高くなりにくい
- プロジェクト型ビジネスのため、原価上振れ・工期遅延リスクがある
-
働き方改革対応が継続課題
- 建設業界全体として、繁忙期・現場都合・休日調整の難しさがある(公開情報に基づく)
🔮将来性
- 高いと見てよいです。
- 特に追い風なのは以下です。
- データセンター投資
- 半導体関連工場投資
- 老朽化したビル・工場の更新需要
- 脱炭素対応、省エネ改修、ZEB化
- 物流自動化・省人化
- 上下水道・廃棄物処理の更新需要
注目ポイント
- 設備会社の中でも、三機工業は建築設備+物流+環境を持つため、単一業界依存が比較的小さい
- DXやスマートビル対応も強化しており、単なる工事会社より上流・運用領域に広がる余地がある
- 一方で、将来も採用力・協力会社確保・施工体制維持が競争力の鍵になります
🎭社風
- 採用サイトからは、「努力する人を応援する」「充実感と安心感を持って働ける環境」を重視していることが読み取れます。
-
特徴としては以下が考えられます。
- 堅実・安定志向
- 技術者中心で専門性を重視
- チームで案件を進める協働型
- 大企業らしく制度整備が進んでいる
- 現場に近い実務感覚が強い(公開情報に基づく)
華やかなベンチャー気質というより、大規模案件を着実にやり切る“真面目で技術志向”の社風と考えると理解しやすいです(公開情報に基づく)。
採用について
🎯求める人物像
採用サイトの内容から、以下の人物が合いやすいです。
- 社会インフラを支える仕事に興味がある人
- 技術・専門性を高めたい人
- チームで大きな案件を進めたい人
- 顧客・協力会社・社内関係者との調整ができる人
- 現場課題に粘り強く向き合える人
- 省エネ、環境、DX、スマートビル、物流自動化など成長テーマに関心がある人(公開情報に基づく)
新卒では、完成された専門家というより、
基礎学力・誠実さ・継続力・対人調整力が重視されやすいタイプの企業です(公開情報に基づく)。
📊評価制度・給与水準
評価制度
- 採用サイトでは、努力する人を応援する姿勢、研修制度、ジョブローテーションが強調されています。
- このため、評価は一般に
- 成果
- 専門性の伸長
- 役割遂行
- 協働姿勢
を組み合わせた運用と考えられます(公開情報に基づく)。
給与水準
- 上場大手設備工事会社の中では、比較的高めの水準と見てよいです。
