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企業研究
最終更新日:2026/05/27(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
- 会社名:世紀東急工業株式会社
- 証券コード:1898(東証プライム、公開情報に基づく)
- 設立:1950年(公開情報に基づく)
- 資本金:約20.9億円(公開情報に基づく)
- 従業員数:連結約1,100名、単体約1,000名前後(公開情報に基づく)
- 支店・拠点数:全国主要ブロックに支店を配置し、営業所・出張所・合材工場・研究所などを含め数十拠点規模(公開情報に基づく)
-
位置づけ:
- 道路舗装を中核とする建設会社
- 東急系企業としての色合いを持つ、舗装・土木・スポーツ施設施工に強い上場企業(公開情報に基づく)
⭐企業理念
- 公式サイト全体から読み取れる軸は、道路舗装・社会基盤整備を通じて、安全で快適な生活環境を支えること。
- サステナビリティ、技術情報、施工事例、研究所紹介が前面に出ており、理念としては次の3点が強いです。
- 社会インフラの安全・安心への貢献
- 舗装・土木分野での技術力追求
- 環境配慮・持続可能性への対応
- 採用・企業研究の観点では、「道路をつくる会社」ではなく、「道路を維持し、暮らしと物流を支える会社」として捉えると理解しやすいです。
📊事業内容
世紀東急工業の事業は、単なる道路工事にとどまらず、舗装を起点にした社会基盤整備全般です。
1. 道路舗装
- 国道・県道・市道・高速道路・空港滑走路などの舗装工事
- 補修・維持更新・改良工事
- 施工事例として公式サイトに、
- 那覇空港滑走路増設舗装工事
- 名古屋第二環状自動車道舗装工事
- 国道舗装工事 などが掲載
2. 土木・付帯工事
- 橋梁補修
- 外構・造成
- 駐車場整備
- 一般土木工事
- 舗装だけでなく、道路周辺の土木・構造補修まで請け負える点が特徴
3. スポーツ・レジャー施設
- テニスコート
- 陸上競技場
- 校庭
- 競馬場ダートコース
- 各種運動施設舗装
- 公式事例にも区民運動施設庭球場復旧工事や中山競馬場ダートコース工事があり、ニッチだが差別化しやすい分野
4. 環境・材料・リサイクル関連
- アスファルト混合物の製造・販売
- 再生材活用
- 環境配慮型舗装
- 公式サイトにある
- α―ミックス
- エコミックス
- マイブルーeco など、機能性・環境性を訴求した工法・商品を保有
5. 技術開発・研究
- 研究所紹介ページがあり、工法・材料・性能面の研究開発を自社で持つ
- 建設会社の中でも、現場施工だけでなく、材料と舗装性能まで踏み込める会社と見てよいです
📈業績
以下は近年の公開IR・有価証券報告書ベースの概数です(公開情報に基づく)。
過去5年の売上・純利益
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 概況 |
|---|---|---|---|
| 2020年3月期 | 約1,005億円 | 約34億円 | 維持修繕需要が下支え |
| 2021年3月期 | 約1,020億円 | 約39億円 | コロナ下でも底堅い |
| 2022年3月期 | 約1,041億円 | 約44億円 | 資材高の影響を受けつつ推移 |
| 2023年3月期 | 約1,094億円 | 約58億円 | 採算改善が進展 |
| 2024年3月期 | 約1,155億円 | 約81億円 | 価格転嫁・高付加価値工法・更新需要が寄与 |
成長率
- 売上成長率:2020年3月期→2024年3月期で約15%増
- 売上CAGR:年率約3.5%前後
- 純利益成長率:同期間で約2.4倍
- 純利益CAGR:年率20%超
- 近年は特に、利益面の改善が売上以上に進んでいるのがポイントです。
💪企業の強み
1. 舗装の専業性・専門性が高い
- 総合建設会社よりも、舗装・道路メンテナンス領域での専門性が明確
- 国・自治体・民間の駐車場や施設舗装まで幅広い
2. 維持補修需要に強い
- 新設道路よりも、今後は老朽化インフラの維持更新が重要
- 舗装会社はこの流れと相性が良い
3. 技術開発力がある
- 研究所を持ち、機能性舗装や環境配慮型舗装などの独自工法・材料提案ができる
- 価格競争だけに巻き込まれにくい
4. 全国施工網
- 全国に拠点があり、地域案件を取り込みやすい
- 公共工事・民間工事双方に対応しやすい
5. 施工実績の幅
- 道路、空港、駐車場、スポーツ施設、競馬場など、舗装の用途が多彩
- 採用面でも「土木志望だがゼネコン一択ではない」という人にフィットしやすい
💀企業の弱み
1. 公共投資・建設市況の影響を受ける
- 公共工事予算、入札環境、地域の発注量に左右されやすい
- 民間案件があっても、景気後退時には影響を受ける
2. 原材料価格の影響が大きい
- アスファルト、燃料、輸送費の上昇が利益を圧迫しやすい
- 価格転嫁できるかが収益を左右する
3. 人手不足・高齢化リスク
- 建設業全体の課題として、施工管理・技能者不足が重い
- 若手採用・定着が競争力に直結
4. 現場依存の働き方になりやすい
- 天候、工期、夜間工事、繁忙期対応など、働き方の負荷が読みにくい
- 事務職よりも施工管理・現場系は負荷差が大きい
🔮将来性
- 将来性は比較的高いと見てよいです。
- 背景は以下の通りです。
追い風
- 老朽インフラ更新需要
- 国土強靱化・防災減災
- 災害復旧
- 物流施設・駐車場・空港など民間舗装需要
- 環境配慮型舗装や再生材利用ニーズ
注目点
- 新設よりも維持補修・更新に重心が移る時代に、舗装会社は比較的有利
- 脱炭素・環境対応で、再生材や低炭素工法の提案力が今後さらに重要
- 研究所・独自工法を持つため、単なる下請け施工会社に留まりにくい
リスク
- 建設業界全体の採用難
- 働き方改革への対応コスト
- 資材価格高騰
- 地域別の受注偏り
🎭社風
- 公開情報と事業特性からみると、社風は「堅実・現場重視・技術志向」です(公開情報に基づく)。
- 特徴は以下の通りです。
- 安全・品質を強く重視
- 華やかさより実務・現場・施工力
- チームで協力会社や発注者と調整する実務的コミュニケーション力が重視される
- 研究所や技術情報、世紀東急道場・道路工事検定といった発信から、教育・技能継承への意識が強い
- 向いている人:
- インフラ・土木に実感を持ちたい
- 机上より現場が好き
- 地道でも社会に残る仕事をしたい
- 向きにくい人:
- 転勤・現場対応を避けたい
- 完全にオフィスワーク中心を望む
- 変則勤務に抵抗が強い
採用について
🎯求める人物像
公開情報と業界特性から、以下の人物像との親和性が高いです。
1. 安全意識が高い人
- 舗装・土木は事故防止が最優先
- ルール順守、報連相、慎重さが評価されやすい
2. 現場で人を動かせる人
- 施工管理は、職人・協力会社・発注者・近隣対応まで含む
- 調整力・折衝力・段取り力が重要
3. 技術を学び続けられる人
- 土木施工管理技士、舗装施工管理技術者などの資格が価値を持つ
- 材料・工法・品質管理への関心がある人は強い
4. インフラ貢献意識のある人
- 道路・空港・駐車場・スポーツ施設など、生活基盤を支える仕事にやりがいを感じられる人
5. 地方勤務・現場勤務に柔軟な人
- 全国拠点型企業のため、配属や異動に柔軟な人が適性高め
📊評価制度・給与水準
評価制度
- 詳細制度は職種・等級ごとに運用されるはずですが、建設会社としては一般に以下が中心です(公開情報に基づく)。
- 成果:受注、利益、工期、原価管理
- プロセス:安全、品質、工程、法令順守
- 能力:資格、技術力、マネジメント力
- 施工管理職は特に、
- 事故を出さない
- 工期を守る
- 原価を崩さない
- 品質を確保する が評価の軸になりやすいです。
