最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社髙松コンストラクショングループ |
| 位置づけ | 建築・土木・不動産事業を束ねる持株会社 |
| 設立年度 | 2006年(持株会社化)(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 50億円(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 4,981人(公式サイト) |
| 売上高 | 3,466億円(公式サイト) |
| 営業利益 | 114億円(公式サイト) |
| 自己資本比率 | 51.1%(公式サイト) |
| 新卒採用者数 | 232人(公式サイト) |
| 新卒採用者の女性比率 | 31.0%(公式サイト) |
| 上場区分 | 東京証券取引所プライム市場上場(公開情報に基づく) |
| 拠点 | 持株会社としては大阪・東京の2本社体制が中心、グループ全体では全国主要都市および米国展開あり(公開情報に基づく) |
⭐企業理念
- グループパーパス:「つながりで響きあい、オンリーワンの価値を生み出す」(公式サイト)
- グループ紹介では、建築・土木・不動産に関わる全ての領域で、地域のあらゆる人々の「もの」と「こころ」の幸せに貢献する姿勢が示されています(公式サイト)。
- このため、単なるゼネコンではなく、“総合生活基盤・まちづくりグループ”としての色合いが強い企業です。
📊事業内容
髙松コンストラクショングループの特徴は、建築・土木・不動産をグループ内で広くカバーしていることです。
主な事業領域
-
建築
- 賃貸マンション、ビル、工場、高齢者施設などの設計・施工
- 大型建築、ホテル、データセンター、PFI関連工事(公開情報に基づく)
-
土木
- 陸上土木、海洋土木、環境土木、法面保護
- ダム、トンネル、橋梁、港湾、浚渫、再エネ関連工事
-
リノベーション・修繕
- 大規模修繕、内部改修、用途変更、建物メンテナンス
-
不動産
- 不動産開発、賃貸管理、ビル・マンション管理、売買仲介
- 海外不動産事業(米国)
-
住宅
- 木造戸建住宅、木造集合住宅、土地活用
-
専門領域
- 高級内装・造作家具
- 社寺建築、文化財建造物の修復・復元
- 埋蔵文化財の発掘調査・保存移築
グループの独自性
特に以下は他社との差別化要素です。
- 金剛組・中村社寺による社寺建築
- 島田組による埋蔵文化財事業
- みらい建設工業・青木マリーンによる海洋土木
- 東興ジオテックによる法面・特殊土木
- 髙松エステートによるストック型不動産管理
つまり、フロー型の建設受注だけでなく、ストック型の管理・保守・不動産収益も持つ点が大きいです。
📈業績
※直近値は公式サイト、過去分は有価証券報告書・IRの公開情報ベースの概数です(公開情報に基づく)。
過去5年の売上
| 決算期 | 売上高 |
|---|---|
| 2021年3月期 | 約2,900億円 |
| 2022年3月期 | 約3,000億円 |
| 2023年3月期 | 約3,100億円 |
| 2024年3月期 | 約3,300億円 |
| 2025年3月期 | 3,466億円 |
過去5年の純利益
| 決算期 | 純利益 |
|---|---|
| 2021年3月期 | 約100億円 |
| 2022年3月期 | 約140億円 |
| 2023年3月期 | 約120億円 |
| 2024年3月期 | 約100億円 |
| 2025年3月期 | 約80〜90億円(公開情報に基づく) |
成長率
- 売上高は5年で約2,900億円 → 3,466億円へ拡大
- 年平均成長率(CAGR)はおおむね4〜5%前後(公開情報に基づく)
- 一方で純利益は、資材価格上昇・人件費上昇・案件採算のぶれの影響を受けやすく、売上ほど安定した右肩上がりではありません
業績の見方
- 売上は成長基調
- 利益は建設業特有の採算変動が出やすい
- 自己資本比率51.1%は、財務の安定感を示すプラス材料
💪企業の強み
-
事業ポートフォリオが広い
- 建築・土木・不動産・修繕・住宅・文化財までカバー
- 市況変動をある程度分散できる
-
ニッチ領域に強い
- 社寺建築、文化財修復、海洋土木、法面保護など、代替しにくい専門分野を保有
-
ストック型事業を持つ
- 不動産管理、ビル管理、修繕、メンテナンスは景気後退局面でも比較的底堅い
-
財務の安定性
- 自己資本比率51.1%は建設業として見ても一定の安心感
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グループ連携の余地が大きい
- 建設受注→管理→改修→売買・仲介まで、グループ内で顧客接点を長く持てる
💀企業の弱み
-
利益率は高くなりにくい
- 建設業は原価・外注費・労務費・資材価格の影響を強く受ける
- 売上が伸びても利益がついてこない局面がある
-
国内建設市場依存が大きい
- 海外展開はあるが、収益の中心は依然として国内
-
人手不足の影響を受けやすい
- 施工管理・技術者・技能労働者不足は業界共通課題
-
グループ会社が多く、組織が複雑
- 会社ごとに文化・制度が異なりやすく、統一運営が難しい
-
住宅・不動産市況の変動影響
- 金利上昇や不動産市況悪化が一部事業に逆風となる可能性
🔮将来性
総じて中長期では堅実に有望です。
追い風
- 老朽建築物の改修・大規模修繕需要
- インフラ更新、防災・国土強靭化
- 物流施設、データセンター、再エネ関連案件
- 高齢者施設・医療福祉施設需要
- 不動産管理・建物保全のストック需要
- 木造住宅・木造集合住宅の環境配慮ニーズ
注目点
- DX・技術開発を公式に打ち出している
- 海外不動産への取り組みも進めている
- ブランド訴求、D&I、健康経営など、採用競争力強化にも動いている
懸念点
- 原価高騰と人件費上昇が続くと利益圧迫
- 施工体制確保が成長の上限になりうる
🎭社風
公開情報から見ると、社風は以下の要素が強いです。
-
堅実・実務型
- 建設業らしく、安全・品質・納期を重視
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専門性尊重
- 社寺建築、海洋土木、高級内装など、職種ごとの専門色が強い
-
グループ連携志向
- パーパスでも「つながり」を前面に出している
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伝統と変革の両立
- 金剛組のような伝統技術と、DX・特許・ブランド発信を同時に進めている
-
多様性への配慮
- 性の多様性に配慮した研修実施、D&I推進、健康経営認定取得などから、以前より柔軟性を高めている印象
新卒・転職の観点では、“昔ながらの建設会社一色”ではなく、専門会社の集合体として多様なキャリアを選びやすいグループと見てよいです。
採用について
注意:実際の採用は、持株会社単体よりもグループ各事業会社ごとの採用が中心とみられます。したがって、条件・待遇・選考フローは髙松建設、青木あすなろ建設、みらい建設工業、東興ジオテック、タカマツハウス等の配属会社ごとに差があります(公開情報に基づく)。
🎯求める人物像
グループパーパスと事業特性から、相性がよいのは以下のタイプです。
-
チームで成果を出せる人
- 建設は社内外の調整が多く、協働力が重要
-
誠実で安全意識が高い人
- 品質・安全・法令順守が最重要
-
専門性を磨き続けられる人
- 建築・土木・不動産・設備・施工管理など、継続学習が前提
