最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社TBSホールディングス |
| 証券コード | 9401 |
| 設立年度 | 1951年 |
| 資本金 | 549億8,689万2,896円 |
| 本社 | 東京都港区赤坂5-3-6 赤坂Bizタワー |
| 従業員数 | 持株会社単体は200名弱、連結では7,000名前後の規模(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点 | 公式サイト上で持株会社単体の支店数の明示は限定的。本社機能中心。グループでは国内外に多数拠点があり、米国・韓国の現地法人も確認できる(公開情報に基づく) |
補足
TBSホールディングスは、TBSテレビ・TBSラジオ・BS-TBSなどを中核とする認定放送持株会社です。放送局そのものというより、グループ経営・戦略・投資・ガバナンスを担う親会社としての性格が強いです。
⭐企業理念
公式サイトのブランドステートメントでは、TBSグループの理念体系として以下を掲げています。
-
企業理念
TBSグループは、時代を超えて世界の人々に愛されるコンテンツとサービスを創りだし、
多様な価値観が尊重され、希望にあふれる社会の実現に貢献してまいります。 -
ブランドプロミス
私たちは、さまざまなフィールドで心揺さぶる時を届け、社会を動かす起点を目指します。
最高の“時”で、明日の世界をつくる。From TBS ブランドメッセージ
「ときめくときを。」
この理念から読み取れるのは、単なる放送事業者ではなく、“感情を動かす体験や価値を生む企業グループ”への転換を明確に意識している点です。
📊事業内容
TBSホールディングスは、グループ全体で大きく以下の事業を展開しています。
1. メディア・コンテンツ
- TBSテレビ
- TBSラジオ
- BS-TBS
- TBSスパークル
- TBSグロウディア
- TBSアクト
- CS-TBS
- THE SEVEN
- Seven Arcs
- TCエンタテインメント
- 日音
- マンガボックス
- WACUL など
内容
- 地上波テレビ放送
- ラジオ放送
- BS/CS放送
- 番組制作・映像制作
- 配信向けコンテンツ制作
- アニメ・ドラマ・映画・音楽著作権ビジネス
- デジタルマーケティング・IP展開
2. ライフスタイル
- スタイリングライフ・ホールディングス
- PLAZA STYLE
- BCLカンパニー
- CPコスメティクス
- ビコーズ
- やる気スイッチグループホールディングス
- やる気スイッチグループ など
内容
- 雑貨・コスメ・小売
- 教育・学習支援
- 生活提案型サービス
3. 不動産・その他
- 赤坂熱供給
- TBS企画
- TBSサンワーク
- TBSヘクサ
- 緑山スタジオ・シティ
内容
- 不動産活用
- スタジオ運営
- 周辺サービス・施設運営
- グループ支援機能
4. 持分法適用会社への投資
- WOWOW
- U-NEXT
- リトプラ など
分析
TBSグループの特徴は、放送広告収入だけに依存せず、IP・配信・アニメ・映画・音楽・教育・ライフスタイル・不動産へ分散していることです。
特に近年は、コンテンツの二次利用・海外販売・配信連携・体験型事業の重要性が高まっています。
📈業績(公開情報に基づく)
※連結ベース。純利益は親会社株主に帰属する当期純利益ベースの概算。
| 決算期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2020年3月期 | 約3,615億円 | 約137億円 |
| 2021年3月期 | 約3,310億円 | 約61億円 |
| 2022年3月期 | 約3,586億円 | 約193億円 |
| 2023年3月期 | 約3,991億円 | 約222億円 |
| 2024年3月期 | 約4,055億円 | 約287億円 |
成長率(公開情報に基づく)
- 売上高成長率(2020年3月期 → 2024年3月期):約+12%
- 4年間の年平均成長率(CAGR):約+2.9%
- 純利益成長率(2020年3月期 → 2024年3月期):約+109%
業績の見方
- 2021年3月期はコロナ禍でイベント・広告市況の影響を受けやすかった
- その後は広告回復に加え、コンテンツ・ライフスタイル・投資領域の寄与で持ち直し
- 利益面は、放送収益の波を受けつつも、事業ポートフォリオの分散が効いている
💪企業の強み
-
国内有力メディアブランド
- TBSテレビ・TBSラジオ・BS-TBSという高認知ブランドを保有
- 地上波ネットワークの影響力が大きい
-
コンテンツIP創出力
- ドラマ・バラエティ・報道・スポーツ・アニメなど幅広い制作基盤
- ヒット作が出た際の配信、海外販売、商品化、イベント化まで広げやすい
-
放送外収益の多角化
- コスメ・雑貨・教育・不動産など、非放送領域を持つ
- 広告市況悪化への耐性を一定程度持つ
-
強い不動産アセット
- 赤坂エリアの資産価値は高く、固定収益基盤として安定感がある(公開情報に基づく)
-
グループ横断の展開余地
- 番組→配信→出版→音楽→イベント→物販まで、一気通貫で事業化しやすい
💀企業の弱み(公開情報に基づく)
-
放送広告市場の構造的な伸び悩み
- 若年層の可処分時間が配信・SNSに移っており、地上波中心モデルには逆風
-
ヒット依存性
- コンテンツ企業の宿命として、業績が大型作品・編成結果に左右されやすい
-
事業ポートフォリオの複雑さ
- 多角化は強みだが、経営資源が分散しやすい
- 「どこを成長エンジンにするか」が見えにくくなるリスク
-
レピュテーションリスク
- メディア企業は社会的説明責任が極めて重い
- 旧ジャニーズ事務所問題に関する特別調査委員会報告書や提言実行策を公開している点からも、ガバナンス・人権対応が採用時の重要論点
-
持株会社本体の採用ポストが限られやすい
- 現場の制作・編成・報道などは主に事業会社側で担うため、TBSホールディングス本体の募集職種は相対的に限定されやすい
🔮将来性(公開情報に基づく)
将来性は高いが、従来型テレビ局の延長線ではなく“総合コンテンツ・生活価値企業”へ変われるかが鍵です。
ポジティブ要因
- VISION2030 / 中期経営計画を明示している
- 配信時代を見据えたコンテンツIP重視
- アニメ、映像制作、ライセンス、教育、ライフスタイルへ展開済み
- U-NEXT、WOWOWなど周辺プレイヤーとの資本・事業連携余地
注目点
- 地上波収益からIP収益・海外収益・デジタル収益へどこまで移行できるか
- 生成AI・配信・SNS時代に、TBSブランドの優位性をどう再定義するか
- ガバナンス・コンプライアンス強化を成長と両立できるか
就職・転職目線での評価
- 放送一本足ではないため、業界再編局面でも比較的強い
- 一方で、旧来型メディア志向だけではなく、投資・デジタル・IPビジネス・事業開発への適応力が重要
🎭社風(公開情報に基づく)
グループ全体としては、以下の特徴が見られます。
-
クリエイティブ志向
- “心を動かす”を重視する価値観が強い
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ブランド感度が高い
- ロゴ、メッセージ、体験価値まで含めて統一感を重視
-
発信力・企画力が評価されやすい
- 既存業務の遂行だけでなく、企画化・仕掛け化できる人が強い
-
社会性への目線が厳しい
- 報道・放送を含むため、倫理観・説明責任・対外感覚が求められる
-
本体と事業会社で温度感が違う
- TBSホールディングス本体は、制作現場というより経営管理・投資・戦略・ガバナンス寄り
- TBSテレビ等はより現場的・スピード感重視になりやすい
採用について
🎯求める人物像(公開情報に基づく)
TBSホールディングス単体で明文化された詳細人物像の公開は限定的ですが、ブランドステートメントやグループ採用方針から見ると、以下の人物が合いやすいです。
-
「ときめくときを。」を事業に落とし込める人
- 単なる作業者ではなく、体験価値や社会的意味を考えられる人
-
変化対応力のある人
- 放送、配信、IP、教育、ライフスタイル、投資など事業領域が広い
- 業界構造変化を前向きに扱えることが重要
-
企画・巻き込み力のある人
- グループ横断で物事を動かす場面が多い
- 調整力だけでなく、構想を形にする力が必要
-
高い倫理観と公共性を持つ人
- メディア企業としてコンプライアンス・人権・社会的説明責任を重視
-
数字と感性の両方を扱える人
- コンテンツ企業だが、持株会社では財務・投資・経営管理視点も重要
📊評価制度・給与水準(公開情報に基づく)
評価制度
- TBSホールディングス単体の詳細な人事評価制度の公開は限定的
- ただし持株会社である以上、役割責任・成果・専門性・経営視点を重視する傾向が強いと考えられます
- グループ会社では、職種ごとの成果に加え、企画力・実行力・協働性が重要になりやすいです
