最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 東京エレクトロン株式会社 / TOKYO ELECTRON LIMITED |
| 設立年度 | 1963年11月11日(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 549億61百万円(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 連結約18,000名規模、単体約2,000名規模(2024年3月末時点、公開情報に基づく) |
| 本社 | 東京都港区赤坂 |
| 上場市場 | 東証プライム上場(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点数 | 国内外に研究開発・製造・営業・サービス拠点を展開。海外は18の国・地域にネットワークを持つことで知られる(拠点総数は年度で変動)(公開情報に基づく) |
- 主な国内拠点は、東京本社のほか、山梨・宮城・岩手・熊本・福岡などの研究開発・製造・サービス関連拠点が中心です(公開情報に基づく)。
- グループ会社を通じて、半導体製造装置の開発、製造、販売、保守までを一貫して展開しています(公開情報に基づく)。
⭐企業理念
- 企業理念の中核は、「技術革新の果てしない追求を通じて夢のある社会の発展に貢献します」 という考え方です(公開情報に基づく)。
- 公式サイト全体でも、「誰も想像さえしなかった世界」「夢のある社会」といった表現が前面に出ており、最先端技術で社会進化を支える会社という自己定義が明確です。
- DE&Iでは 「ONE TEL, DIFFERENT TOGETHER™」 を掲げており、グローバル組織として多様性を重視している点も特徴です。
📊事業内容
東京エレクトロンは、半導体製造装置メーカーです。事業の中心は半導体前工程を中心とした装置群で、世界の先端半導体製造を支える重要プレイヤーです。
主な事業領域は以下の通りです。
-
半導体製造装置
- 塗布・現像装置(コータ/デベロッパ)
- エッチング装置
- 成膜装置(CVD、ALD、PVDなど)
- 熱処理成膜装置
- 洗浄装置
- ウェーハ接合・剥離関連装置
- デバイスプローバ など(公開情報に基づく)
-
フラットパネルディスプレイ製造装置
- ディスプレイ関連製造装置も展開しているが、収益の主軸は半導体製造装置です(公開情報に基づく)。
-
保守・改造・スペアパーツ・中古装置
- TELCustomer
- TELCertifiedUsed
- 装置の改造、保守、部品供給、中古機流通などの周辺サービスも整備されています。
-
DX・環境対応ソリューション
- 2025年には生産性向上・フィールド生産性向上を狙うDXコンセプト 「Epsira™」 を発表。
- サプライチェーン全体の環境負荷低減に向けた E-COMPASS を推進。
-
研究開発・オープンイノベーション
- TELベンチャーキャピタル
- 共同研究公募制度
- インド・ベンガルールへの新たな開発拠点設置など、先端研究投資を強化しています。
📈業績
過去5年の売上高・純利益
単位:億円
※純利益は親会社株主に帰属する当期純利益ベース(公開情報に基づく)
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 売上成長率 | 純利益成長率 |
|---|---|---|---|---|
| 2020年3月期 | 11,273 | 1,852 | - | - |
| 2021年3月期 | 13,991 | 2,429 | +24.1% | +31.2% |
| 2022年3月期 | 20,038 | 4,371 | +43.2% | +79.9% |
| 2023年3月期 | 22,090 | 4,716 | +10.2% | +7.9% |
| 2024年3月期 | 18,305 | 3,640 | -17.1% | -22.8% |
成長率
- 2020年3月期→2024年3月期の売上高CAGRは約12.9%(公開情報に基づく)
- 同期間の純利益CAGRは約18.4%(公開情報に基づく)
業績の見方
- 2021〜2023年は、半導体投資拡大を背景に非常に強い成長局面でした。
- 2024年3月期はメモリ投資の調整影響などで減収減益でしたが、それでも売上1.8兆円超・純利益3,600億円超と、製造装置業界の中で極めて高い収益水準です(公開情報に基づく)。
- 半導体製造装置業界は市況連動性が強いため、「好況時に大きく伸び、不況時に反落する」 典型的な循環産業の性格があります。
💪企業の強み
-
半導体の最重要工程に深く入り込んでいる
- TELは、塗布現像・エッチング・成膜・洗浄・熱処理など、先端半導体の歩留まりや微細化に直結する工程を広く押さえています(公開情報に基づく)。
-
世界トップ級の製品群を持つ
- 特に塗布現像装置分野は世界トップ級のポジションで知られています。
- 一部装置で非常に高い世界シェアを持ち、顧客プロセスへの食い込みが強いです(公開情報に基づく)。
-
顧客との技術共創力が強い
- 半導体装置は単なる機械販売ではなく、顧客の量産プロセスと一体で最適化されるため、TELのように顧客密着型で開発できる企業は強いです。
- 大手ファウンドリ、ロジック、メモリメーカーとの関係性が競争優位になっています(公開情報に基づく)。
-
収益性が高い
- 製造業としては非常に高い利益率を維持してきた企業で、研究開発投資と株主還元の両立余地があります(公開情報に基づく)。
-
グローバルなサービス網
- 半導体工場は24時間稼働が基本であり、装置メーカーには即応性が求められます。TELはグローバルサービス網を持ち、保守・改造・立上げ対応力が強みです(公開情報に基づく)。
💀企業の弱み
-
半導体市況の波を強く受ける
- 顧客の設備投資計画に業績が左右されやすく、景気後退やメモリ投資減速時には業績がぶれやすいです。
-
事業の集中度が高い
- 強みでもありますが、半導体製造装置への依存度が高いため、事業ポートフォリオの分散は総合電機メーカーほど大きくありません(公開情報に基づく)。
-
競争相手が世界最強クラス
- Applied Materials、Lam Research、ASML、KLA など世界的強豪と正面から競争する市場です(公開情報に基づく)。
- 工程ごとに装置の技術優位を継続しないと、シェア変動のリスクがあります。
-
地政学・輸出規制の影響を受けやすい
- 中国向け規制、米中摩擦、先端半導体の安全保障問題など、政策要因が業績に影響しやすい業界です。
-
現場負荷が高くなりやすい職種がある
- フィールドサービス、立上げ、顧客対応系は、海外出張・休日対応・トラブル即応など負荷が高くなりやすい傾向があります(公開情報に基づく)。
🔮将来性
-
AI・HPC向け半導体需要の追い風
- 生成AI、HPC、データセンター、HBM需要の拡大で、先端ロジック・先端メモリへの設備投資は中長期で強いテーマです(公開情報に基づく)。
-
工程増加による装置需要拡大
- 微細化、GAA、3D化、先端パッケージングの進展により、1枚のチップを作るために必要な工程数・装置難易度が上がっています。
- これはTELのような前工程装置メーカーに有利です。
-
新製品投入が継続している
- 2024〜2026年のニュースを見ると、Acrevia™、Episode™、LEXIA™-EX、Ulucus™、EVAROS™、Prexa™ SDP など、新製品投入が継続しています。
- 技術革新の止まらない企業である点は将来性の大きな根拠です。
-
環境・DXテーマにも対応
- E-COMPASS、Epsira™、脱炭素・生産性向上への取り組みは、今後の装置選定で重要性が増すテーマです。
-
リスクも大きい
- 半導体産業の長期成長は有望ですが、短中期では市況、輸出規制、顧客投資タイミングの影響が非常に大きいため、常に右肩上がりとは限りません。
🎭社風
技術志向が非常に強い
研究開発・プロセス技術・装置性能へのこだわりが強く、エンジニアが主役になりやすい会社です(公開情報に基づく)。グローバルかつ顧客密着型
海外顧客との接点が多く、英語や異文化協業への適応力が求められます(公開情報に基づく)。品質・安全・コンプライアンス重視
半導体工場向け装置メーカーとして、品質・納期・安全・倫理の基準は高いとみられます。成果志向・高水準要求の文化
業界の競争が激しいため、穏やかなだけの文化ではなく、一定のスピード感と高い専門性が求められる会社です(公開情報に基づく)。DE&Iへの取り組みが比較的進んでいる
PRIDE指標2025ゴールド認定取得などから、多様性推進の姿勢は明確です。
採用について
🎯求める人物像
東京エレクトロンで評価されやすい人物像は、公開情報から見ると次の通りです。
-
最先端技術への強い興味がある人
- 半導体、材料、機械、電気、制御、ソフト、データ活用などへの知的好奇心が重要です。
-
難しい課題に粘り強く取り組める人
- 装置開発やプロセス改善は、すぐ正解が出ない仕事が多く、仮説検証を回し続ける力が必要です。
-
グローバル環境で協働できる人
- 海外顧客、海外拠点、海外サプライヤーとのやり取りが多く、英語力や異文化対応力があると強いです(公開情報に基づく)。
-
顧客課題を自分事化できる人
- 装置メーカーは「売って終わり」ではなく、立上げ・歩留まり改善・保守まで伴走するため、顧客志向が重要です。
-
誠実さ・品質意識が高い人
- 半導体業界はミスコストが大きく、データの正確性・安全意識・倫理観が重視されます。
📊評価制度・給与水準
給与水準はかなり高い部類
有価証券報告書ベースでは、東京エレクトロン単体の平均年間給与は約1,273万円(2024年3月期、公開情報に基づく)で、上場製造業の中でも高水準です。-
業績連動色が比較的強いとみられる
- 半導体市況が良い年は賞与や年収が伸びやすく、逆に市況調整局面では変動しやすい傾向があります(公開情報に基づく)。
-
評価は専門性・成果の反映が重要
- 技術開発、プロセス改善、顧客対応、立上げ貢献など、定量・定性両面で成果を見られる傾向があります(公開情報に基づく)。
