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企業研究
最終更新日:2026/06/18(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 東亜道路工業株式会社 |
| 設立年度 | 1930年11月28日(公開情報に基づく) |
| 本社 | 東京都港区(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 75億8,400万円(公開情報に基づく) |
| 上場区分 | 東証プライム上場・証券コード1882(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 連結約1,600名規模、単体約1,000名規模(公開情報に基づく) |
| 支店・拠点数 | 本社1、全国8支社を軸に、営業所・出張所・合材工場・研究拠点など全国数十拠点を展開(公開情報に基づく) |
⭐企業理念
- 企業理念は、「自らの意思と成長をもって、人々の生活を足元から支え、社会と心の豊かさに貢献します」。
- 公式サイトでは、自社の独自性を 「[舗装・土木]×[化学]」、そして 「TOA Style」 と表現している。
- つまり、単なる舗装施工会社ではなく、材料開発・研究開発・製造・施工・維持までを一体で担う会社として価値を出す方針が明確。
📊事業内容
東亜道路工業は、公式サイト上で以下の6事業領域を掲げている。
-
道路建設事業
- 高速道路、一般道、歩道、空港、駐車場などの舗装工事
- 維持修繕、切削オーバーレイ、機能性舗装なども含む
-
製品販売事業
- アスファルト合材、改質アスファルトなどの材料販売
- 「独立系の材料メーカー」である点が特徴
-
景観・スポーツ事業
- スポーツ施設、校庭、公園、景観舗装
- 施工実績としてJFA夢フィールド、大学グラウンドなども紹介
-
土木事業
- 橋梁、港湾、外構、造成など道路周辺を含む土木工事
-
環境事業
- リサイクル、環境負荷低減型舗装、土壌・解体関連領域
- 使用済みトナーや食品副産物を活用した混合物開発など、資源循環型の取り組みも実施
-
コンサルティング事業
- 舗装設計、調査、技術提案、維持管理提案など
📈業績
過去5年の売上
連結売上高の推移は、概ね右肩上がりとみられる。(公開情報に基づく概数)
| 決算期 | 売上高 |
|---|---|
| 2021年3月期 | 約1,100億円台(公開情報に基づく) |
| 2022年3月期 | 約1,100億円台後半(公開情報に基づく) |
| 2023年3月期 | 約1,200億円台前半(公開情報に基づく) |
| 2024年3月期 | 約1,300億円台前半(公開情報に基づく) |
| 2025年3月期 | 約1,400億円台(公開情報に基づく) |
過去5年の純利益
| 決算期 | 純利益 |
|---|---|
| 2021年3月期 | 約60億円前後(公開情報に基づく) |
| 2022年3月期 | 約60億円台後半(公開情報に基づく) |
| 2023年3月期 | 約70億円前後(公開情報に基づく) |
| 2024年3月期 | 約80~90億円台(公開情報に基づく) |
| 2025年3月期 | 約100億円前後(公開情報に基づく) |
成長率
- 売上高は5年で約25~30%前後の増加、年平均成長率ではおおむね5~7%程度とみられる。(公開情報に基づく)
- 純利益も拡大傾向だったが、公式IRには2026年3月期に特別損失(減損損失)発生の記載があり、直近は一時的に利益変動リスクが顕在化している。
💪企業の強み
-
材料メーカー機能と施工機能を併せ持つ
- 公式サイトでも「独立系の材料メーカーであり、施工会社」と明示。
- 価格競争だけでなく、材料提案・工法提案・品質面で差別化しやすい。
-
全国ネットワーク
- 全国の道路・空港・スポーツ施設案件に対応できる拠点網を持つ。
- 地方案件から大規模更新工事まで受注可能。(公開情報に基づく)
-
研究開発力
- 研究開発部門を持ち、NETIS登録技術・製品、改質アスファルト、環境配慮型舗装などを展開。
- WATTWAYのような先進技術にも取り組んでいる。
-
社会インフラ需要に直結
- 道路老朽化対策、国土強靭化、災害復旧、空港・物流インフラ更新など、中長期需要が見込みやすい。
-
道路以外にも稼げる
- スポーツ施設、景観、外構、環境、コンサルなどへ事業領域を広げているため、道路一本足ではない。
💀企業の弱み
-
公共投資・建設需要に影響されやすい
- 官公庁案件や大型更新需要に左右されやすく、景気や予算編成の影響を受ける。
-
原材料価格の変動リスク
- アスファルト、燃料、物流コストの上昇は利益率を圧迫しやすい。
- 製品販売事業を持つ強みの裏返しとして、市況の影響も受ける。
-
建設業特有の労働負荷
- 現場配属では早朝対応、天候影響、繁閑差、工程管理負担が出やすい。
- 2024年以降の時間外労働規制への対応も継続課題。(公開情報に基づく)
-
人手不足・技能継承
- 建設業全体の課題であり、施工管理・技能職・製造系の確保は競争が激しい。
🔮将来性
- 将来性は比較的高い。
- 理由は以下の通り。
- 高度成長期に整備した道路・橋梁・空港の更新需要が長期化
- 豪雨・地震対策など国土強靭化需要
- CO2削減、再生材活用、低炭素舗装など環境対応需要
- 自動運転・センシング・維持管理高度化に伴う高機能舗装需要
- さらに同社は、環境事業やコンサル、スポーツ施設などへ展開しており、単純な舗装会社より成長余地がある。
- 一方で、直近IRでは中期経営計画の数値目標見直しや減損損失も出ているため、成長期待だけでなく、投資回収や事業ポートフォリオの精査も進める局面とみられる。
🎭社風
- 採用サイトの社員インタビューからは、次の特徴が読み取れる。
- 若手にも仕事を任せる
- 「声を上げれば、チャンスをくれる」
- 一人ひとりの意見が反映されやすい
- 現場経験が営業や研究にもつながる
- よって社風は、
「インフラ企業らしい堅実さ」+「若手に実務を任せる実践型」+「技術・現場志向」
という印象。 - ただし建設会社なので、完全にフラットで自由というより、安全・品質・工程を重視する規律型の組織文化は強いと考えられる。(公開情報に基づく)
採用について
🎯求める人物像
公式採用サイトの構成や社員メッセージからみると、以下に合う人材との相性が良い。
- インフラを支える仕事にやりがいを感じる人
- 現場・顧客・協力会社と粘り強く調整できる人
- 自分から学び、成長しようとする人
- チームで動くことに抵抗がない人
- 道路だけでなく、スポーツ施設・環境・新技術にも興味を持てる人
- 施工管理なら、体力・段取り力・責任感
- 研究・技術なら、理系素養と検証・改善志向
- 営業なら、対人折衝力と提案力
特に同社は「足元から社会を支える」会社なので、派手さよりも、現場で信頼を積み上げるタイプが評価されやすいと考えられる。
📊評価制度・給与水準
- 評価制度は、建設会社の一般的傾向として、目標管理・役割等級・資格・施工実績・安全品質・原価管理が重視される可能性が高い。(公開情報に基づく)
- 現場系職種では、
- 工期遵守
- 利益率
- 安全成績
- 品質評価
- 顧客・元請評価 などが実質的な評価要素になりやすい。
- 研究・技術系では、開発成果、採用実績、技術提案力、知財・論文等も評価対象になりやすい。(公開情報に基づく)
