最終更新日:2026/10/13(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社TOKAIホールディングス |
| 位置づけ | TOKAIグループの持株会社。エネルギー、情報通信、CATV、アクア、建築設備不動産などを統括 |
| 設立 | 2011年(公開情報に基づく) |
| 創業 | 1950年(公式サイト) |
| 資本金 | 140億4百万円(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | グループ総従業員数 5,033人(2026年3月末時点、公式サイト) |
| グループ会社数 | 51社(2026年3月末時点、公式サイト) |
| 拠点数 | グループ拠点数 195拠点(2026年3月末時点、公式サイト) |
| 顧客基盤 | 347万件(公式サイト) |
| TLC会員数 | 130万人(公式サイト) |
補足:
- 中核事業会社4社、37社の連結子会社、10社の持分法適用関連会社で構成(公式サイト)
- 静岡・関東を基盤に全国展開、さらにミャンマー・ベトナム・台湾・インドネシアにも展開(公式サイト)
⭐企業理念
- コーポレートメッセージは 「暮らしに社会に もっと笑顔を。」(公式サイト)
- 生活インフラを中心に、安心・安全、快適・便利、喜び・生きがい を提供することを重視
- 地域密着と社会課題対応を両立し、GX・人的資本経営・地域共生を重要テーマにしている
📊事業内容
TOKAIホールディングスは「生活インフラ複合型グループ」です。単一事業依存ではなく、複数の安定収益基盤を持つ点が特徴です。
1. エネルギー事業
- LPガス、都市ガス、産業用LPガス、LNG、高圧ガス、オートガス、石油スタンド
- 1950年に都市ガス、1959年にLPガスへ参入
- エネルギー事業顧客件数:89万件(公式サイト)
2. 情報通信事業(個人向け)
- ISP、光回線、モバイル、MVNO「LIBMO」
- ブランド:@T COM、TNC、LIBMO、TOKAIモバイル
- 情報通信事業顧客件数:90万件(公式サイト)
3. 情報通信事業(法人向け)
- データセンター、法人向け通信、システム開発
- 自社保有の光幹線ネットワーク:約12,000km(公式サイト)
- システム開発では 約700名の技術者 を擁する(公式サイト)
4. CATV事業
- 放送・通信・電話のトリプルプレイ
- 展開エリア:1都7県(静岡、東京、神奈川、千葉、長野、岡山、宮城、沖縄)
- CATV顧客件数:136万件(公式サイト)
5. アクア事業
- 宅配水「おいしい水の宅配便」「うるのん」
- 給水型浄水ウォーターサーバー「しずくりあ」
- アクア顧客件数:22万件(公式サイト)
- 2007年にリターナブル、2011年にワンウェイ、2023年に給水型浄水サーバー開始
6. 建築設備不動産・その他
- 住宅・セキュリティ、総合リフォーム
- ブライダル、介護なども展開
- 生活全般にサービス接点を持ち、クロスセルしやすい事業構成
📈業績
直近業績の見方
- グループ総売上高:2,448億円(2026年3月末時点、公式サイト)
- 9期連続増収、3期連続増益、いずれも過去最高更新(公式サイト)
過去5年の売上高・純利益
※ 連結ベースの概数。公式サイト抜粋と公開IR情報ベースの整理です(公開情報に基づく)。
| 決算期 | 売上高 | 純利益 |
|---|---|---|
| 2022年3月期 | 約2,150億円 | 約60億円 |
| 2023年3月期 | 約2,300億円 | 約50億円 |
| 2024年3月期 | 約2,390億円 | 約59億円 |
| 2025年3月期 | 約2,410億円 | 約64億円 |
| 2026年3月期 | 2,448億円 | 約70億円 |
成長率
- 売上高は直近5年で おおむね1割強〜2割弱の成長(公開情報に基づく)
- 年平均成長率(CAGR)は 約3〜4%台(公開情報に基づく)
- 高成長ベンチャー型ではないが、インフラ企業としては堅実な連続増収 が評価ポイント
💪企業の強み
-
事業ポートフォリオが分散している
- ガス、通信、CATV、水、住宅関連まで広い
- 景気や市況変動の影響を一部事業で吸収しやすい
-
強い顧客基盤
- 顧客347万件、TLC会員130万人
- 1つの顧客に複数サービスを提案できるクロスセル余地が大きい
-
地域密着と全国展開の両立
- 静岡での強いブランド力
- 関東圏・全国・海外まで広げている
-
ストック型収益が厚い
- ガス、通信、CATV、水はいずれも継続課金型が中心
- 法人ICTもデータセンターや回線など継続性が高い
-
通信インフラを自前で持つ
- 光幹線ネットワーク12,000km
- CATVや法人通信、個人ネットと相互補完できる
-
人的資本・健康経営への取り組みが見える
- 離職率3.3%、男性育休76.8%、女性育休100.0%、有休取得率74.6%(公式サイト)
- 長期就業・定着面ではかなり良好
💀企業の弱み
-
成熟市場が多い
- LPガス、CATV、ISPなどは国内で高成長しにくい
- 既存市場の奪い合いになりやすい
-
エネルギー価格・原材料価格の影響
- ガス・電力・配送コストの変動が利益を圧迫しうる
-
多角化ゆえに経営が複雑
- 事業が幅広く、配属によって仕事の内容・カルチャー差が大きい
- 応募者目線では「どの会社・どの職種か」を深く見ないとミスマッチが起きやすい
-
地域依存の側面
- 強みでもあるが、静岡・既存商圏の比重が高い
- 地域景気や人口動態の影響を受けやすい
-
新規事業の大化けは読みにくい
- 安定性は高い一方、急激な利益成長を期待する銘柄ではない
🔮将来性
総合評価としては、“高成長”より“安定成長”型 の将来性が高い企業です。
明るい材料
- 347万件の顧客基盤に対して、ガス×通信×CATV×水の複合提案が可能
- 法人ICTはDX需要を追い風に伸ばしやすい
- GX分野では太陽光、再エネ化、脱炭素対応を推進
- M&Aやグループ拠点拡大で、非連続な成長余地もある
- 海外展開も進めている
注目ポイント
- 2030年目標として再エネ化・CO2削減・女性管理職比率向上などを掲げている
- インフラ会社が人的資本経営をKPI化している点は、今後の採用競争力にもプラス
リスク
- CATVや従来型通信は競争激化
- LPガスは人口減・省エネ化の影響
- 多角化のシナジーをどこまで利益成長に変えられるかが中長期課題
🎭社風
公開情報から見る社風は、堅実・地域密着・インフラ品質重視 がベースです。
特徴
- お客様の生活に密着した事業が多く、「現場」「安全」「継続性」 を重視
- 地域イベント、防災、寄付、教育連携など、地域共生意識が強い
- 一方で、DX・GX・AI活用・新ブランド立ち上げなど、保守一辺倒ではない
- Storiesや人的資本KPIを見る限り、心理的安全性・自律的キャリア形成・多様性 を重視する方向性が強い
数字で見る雰囲気
- 男性育休取得率:76.8%
- 女性育休取得率:100.0%
- 有休取得率:74.6%
- 離職率:3.3%
- キャリア採用比率:46.4%
→ 安定志向の大手インフラ系としては、かなり働きやすさに配慮している部類 と見てよいです。
採用について
🎯求める人物像
公開情報から読み取れるのは、次のような人物です。
-
顧客志向が強い人
- BtoC比率が高く、暮らしに直結するサービスが多い
- 「売る」だけでなく、長く使ってもらう関係構築が重要
-
地域社会への関心がある人
- 地域密着事業が多く、防災・社会貢献との親和性が高い
-
安定運用と改善の両方ができる人
- インフラ企業なので、派手な発想だけでなく、着実な実行力が必要
-
複数事業の連携を考えられる人
- グループ横断のクロスセルやサービス連携に価値がある
-
自律的にキャリアを作る人
- 人的資本KPIとしてセルフキャリア、ストレングス活用、企業共感を掲げている
📊評価制度・給与水準
評価制度
- 詳細な等級制度そのものは職種・配属会社ごとの差が大きいと考えられるが、公開情報上は
強みの発揮、キャリア自律、心理的安全性、WLB、健康、企業理念への共感 を重視している - そのため、短期成果だけでなく、継続的な貢献・チーム連携・顧客対応力 も評価対象になりやすい企業群と考えられる(公開情報に基づく)
