最終更新日:2026/09/24(1年ごとに更新)
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企業について
🏢会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社トレジャー・ファクトリー |
| 設立 | 1995年(平成7年)5月(公開情報に基づく) |
| 資本金 | 約9.06億円(公開情報に基づく) |
| 上場 | 東京証券取引所プライム市場・証券コード3093(公開情報に基づく) |
| 従業員数 | 正社員1,000名前後、パート・アルバイトを含めると数千名規模(連結ベース、公表資料ベースの概数)(公開情報に基づく) |
| 拠点数 | 国内外で総合・専門リユース店を300店規模展開、海外はタイ・台湾に出店(公開情報に基づく) |
補足
トレジャー・ファクトリーは、総合リユースショップ「トレジャーファクトリー」を中核に、服飾・ブランド・スポーツアウトドア・楽器・アニメグッズなどの専門業態を多店舗展開する上場企業です。リユース小売だけでなく、出張買取、引越、終活・生前整理、レンタル、EC、BtoBオークション、海外展開まで事業領域を広げています。
⭐企業理念
公式サイトのトップメッセージとして、
「トレジャー・ファクトリーは 人々に喜び・発見・感動を提供します。」
が掲げられています。
この理念から読み取れるのは、単なる中古品売買ではなく、
- モノに新しい価値を与える
- 予想外の出会い・発見を提供する
- リユースを通じて生活を豊かにする
という顧客体験重視の思想です。
📊事業内容
公式サイト掲載の事業は非常に幅広く、以下のように整理できます。
1. リユース小売の主力業態
- 総合リユースショップ
- 服飾専門リユースショップ
- スポーツアウトドア専門ショップ
- ユーズドブランドセレクトショップ
- 古着アウトレットショップ
- 郊外型大型リユースショップ
- 楽器専門リユースショップ
- アニメ・キャラクターグッズ専門リユースショップ
- ブランド古着専門ショップ
- ブランド・貴金属専門リユースショップ
- ゴルフ専門リユースショップ
2. 買取・周辺生活サービス
- トレファク出張買取
- 終活・生前整理サービス
- “リユース”一体型引越サービス
- フォーマルレンタルサービス
- ブラックフォーマルレンタルサービス
3. 法人・プラットフォーム・デジタル
- BtoBオークション
- システム開発・WEBマーケティング
- 総合リユースEC
- ファッションリユースEC
4. 海外展開
- タイの総合リユースショップ
- 台湾の総合リユースショップ
事業の特徴
- 仕入れを外部卸ではなく一般顧客からの買取で作るモデル
- 店舗・EC・出張買取・宅配買取などを組み合わせたマルチチャネル型
- リユースを起点に、引越・整理・レンタルまでつなげる生活密着型の横展開
📈業績
※以下は連結ベース・概数、億円換算(公開情報に基づく)
| 決算期 | 売上高 | 純利益 | 売上成長率 |
|---|---|---|---|
| 2020年2月期 | 188億円前後 | 5.6億円前後 | - |
| 2021年2月期 | 206億円前後 | 4.6億円前後 | 約+9% |
| 2022年2月期 | 250億円前後 | 11.3億円前後 | 約+21% |
| 2023年2月期 | 295億円前後 | 15.8億円前後 | 約+18% |
| 2024年2月期 | 357億円前後 | 21.6億円前後 | 約+21% |
過去5年の見方
- 売上は約188億円 → 約357億円で、5年で約1.9倍
- 純利益は約5.6億円 → 約21.6億円で、5年で約3.8倍
- 売上CAGRは年率約17%
- 利益成長は売上以上に大きく、収益性改善も伴った成長と見られます
業績の背景
- 既存店の販売好調
- 出店拡大
- 専門業態の拡充
- EC・出張買取の強化
- 物価上昇局面での節約志向・リユース需要の追い風
- サステナビリティ意識の高まり
💪企業の強み
1. 多業態展開で顧客接点が広い
総合型だけでなく、服飾・スポーツ・楽器・ブランド・アニメ・ゴルフまで細分化されており、カテゴリ別に専門性を高めやすいです。競合が総合型に寄る中、専門店群を持つのは強みです。
2. 買取から販売まで一気通貫
リユース企業の中核は「仕入れ力」です。同社は店頭・出張・ECなどで買取導線を複数持ち、在庫確保力が高い点が優位です。
3. 実店舗網がそのまま仕入れ網
店舗は販売拠点であると同時に買取拠点でもあるため、出店が売上だけでなく調達能力の強化にも直結します。
4. 景気耐性が比較的ある
新品価格が上がる局面では中古需要が増えやすく、家計防衛ニーズを取り込みやすいです。インフレ局面では相対的に追い風になりやすい業態です。
5. リユース周辺サービスまで広げている
引越・終活・整理・レンタルなど、「不要品が発生する生活シーン」を押さえており、一回の接点を複数収益につなげやすい構造です。
6. 上場企業としてIR開示が比較的充実
月次売上概況や財務ハイライトなどを公開しており、数字管理・KPI意識の強い会社と見られます。
💀企業の弱み
1. 労働集約性が高い
買取査定、商品化、売場づくり、接客など、現場オペレーションの比重が大きく、人材確保・育成・定着が成長のボトルネックになりやすいです。
2. 在庫品質が一定でない
新品小売と異なり、入荷商品は一点物が多く、状態・需要・回転率にばらつきがあります。査定精度と在庫回転管理が崩れると利益に直結します。
3. 店舗運営の難しさ
多業態展開は強みですが、その分だけオペレーションや教育は複雑です。ブランドごとに接客・商品知識・査定基準が異なるため、管理難度は高めです。
4. 競争激化
- メルカリなどCtoC
- BOOKOFF、ハードオフなど既存大手
- ブランド特化の買取業者 との競争があります。特にオンラインでは価格比較が起きやすいです。
5. 国内依存度の高さ
海外展開はあるものの、収益の中心は依然として国内です。日本の人口動態・消費環境の影響を受けやすい面があります。
🔮将来性
将来性は高めと見てよいです。
追い風
- サーキュラーエコノミー・SDGsの浸透
- 物価上昇による中古需要の増加
- 高齢化による生前整理・遺品整理需要
- 若年層の“中古への心理的抵抗の低下”
- EC比率上昇による商圏拡大
- 専門業態の横展開余地
- M&Aによる業態獲得余地(公開情報に基づく)
今後の注目点
- 既存店成長を維持できるか
- 買取量を安定確保できるか
- ECと店舗をどこまで連携できるか
- 海外事業が第二の柱になるか
- 高単価商材(ブランド・貴金属など)の拡大が進むか
総合評価
リユース市場そのものが中長期で拡大余地を持ち、同社はその中で多業態・多接点型の勝ち筋を持っています。急成長が続く一方で、今後は人材育成とオペレーション標準化が持続成長の鍵です。
🎭社風
公開情報や事業構造から見ると、社風は以下の色が強いと考えられます(公開情報に基づく)。
- 現場主義:店舗が事業の中心
- 若手に裁量が出やすい:売場づくり・買取提案・店舗運営など、現場判断の余地が大きい
- 成果志向:小売なので売上・粗利・買取件数など数字意識は強い
- 商品・接客へのこだわり:一点物商材の魅力を伝える力が重視される
- 変化対応型:扱う商品も顧客も多様で、毎日同じ仕事になりにくい
向いているのは、
- モノが好き
- 接客が好き
- 店舗運営に興味がある
- 数字と現場の両方を追える
- 変化を楽しめる
タイプです。
採用について
🎯求める人物像
公開情報や事業特性から、特に評価されやすいのは次のタイプです(公開情報に基づく)。
1. リユースへの共感がある人
単に「販売職をしたい」だけでなく、
- モノを長く使う価値
- サステナブルな消費
- 一点物の魅力
に共感がある人は志望動機に一貫性が出ます。
2. 接客と提案ができる人
同社は“中古品を並べるだけ”ではなく、
- 買取提案
- 商品価値の説明
- 売場づくり
- お客様のニーズ把握
が重要です。対人力は必須です。
3. 現場で考えて動ける人
店舗では、在庫状況・売場・販促・買取強化など、日々判断が必要です。指示待ちよりも自分で改善を回せる人が合います。
4. 数字に抵抗がない人
小売業なので、売上・客数・単価・粗利・在庫回転・買取件数などのKPIを見ながら働く場面が多いと考えられます。
5. 幅広い商材に興味を持てる人
アパレル、家具、家電、ブランド、スポーツ用品など、取り扱いは多岐にわたります。知らないジャンルも学ぶ前提が必要です。
📊評価制度・給与水準
評価制度
詳細な社内制度の完全開示は限定的ですが、公開求人や小売業の一般的運用から見ると、以下の要素が中心と考えられます(公開情報に基づく)。
- 売上・粗利・買取実績などの業績評価
- 接客、店舗運営、育成、改善提案などの行動評価
- 店長・SV・本部職への昇格ルート
- 半期または年次での評価反映(公開情報に基づく)
給与水準
公開求人ベースでは、小売・リユース業界の中では標準〜やや競争力ありの水準と見られます(公開情報に基づく)。
